「宝石」

« Les Bijoux », le 27 mars 1883



最愛の妻に死なれたあと、貧窮に苦しむランタンは、

彼女の「がらくた」を売って金を得ようとするが……

幸せな「嘘」と不幸な「真実」、あなたならどちらを選ぶ?



「宝石」掲載紙 Source gallica.bnf.fr / BnF 解説 1883年3月27日、日刊紙『ジル・ブラース』 Gil Blas に、モーフリニューズ Maufrigneuse の筆名で掲載された短編(1面5段めから2面1段めまで)。1884年、短編集『月光』 Clair de lune に収録(挿絵はTirado)。
 のちに『民衆生活』(1888年9月20日)、『挿絵入り一徹者』(1891年10月29日、挿絵はなし)に再録がある。
 ジェラール・ディレーズマンは、『泥棒』(1870年3月25日)に載った三面記事が、本作の源泉ではないかと指摘している(『ベラミ』第7号、1958年)。
「宝石」挿絵 Source gallica.bnf.fr / BnF  宝石の真贋をめぐって繰り広げられる本作は、のちに書かれる「首飾り」(『ゴーロワ』、1884年2月17日)と明確に対をなしている(どちらの主人公もマルティール通りに住んでいる)。本物と偽物、見た目と真の価値。どちらの作品にも共通するのは、事物の本当の値打ちを見損ねた者が陥る陥穽であり、それによってもたらされる悲喜劇である。「見た目」に翻弄される現代社会へ向けた、モーパッサンの批判的視線が窺われよう。
「宝石」挿絵 Source gallica.bnf.fr / BnF  一説によれば19世紀当時の1フランは現在の日本円で約千円に該当するという(鹿島茂『新版 馬車が買いたい!』、白水社、2009年、p. 189 を参照)。それにならえば1万8千フランは1,800万円に相当し、ランタンの驚きの大きさが想像される。
 本作には、青柳瑞穂(『モーパッサン短編集』第2巻、新潮文庫)、山田登世子(『モーパッサン短篇集』、ちくま文庫)、太田浩一(『宝石/遺産』、光文社古典新訳文庫)等の既訳が存在する。
 なお『ふらんす』、2018年10月号、11月号において「対訳で楽しむモーパッサンの短編」の欄で本短編を取りあげた(各回4頁)。



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宝石


 ランタン氏は、役所の次長の家で催された夜会でその娘に出会ったために、網に捕えられるように恋心に包み込まれた。
 それは、何年も前に亡くなった地方の収税吏の娘で、そののちに母親と一緒にパリに出てきたのだった。母は近所のブルジョア家庭と交際し、娘を結婚させる希望を抱いていた。親子は貧しいがきちんとしていて、穏やかで優しかった。娘は、おとなしい青年が人生を託したいと夢に見る、貞淑な女性の完璧な見本のように見えた。控えめな美しさには天使もかくやという慎み深さの持つ魅力があり、口元から消えることのないかすかなほほ笑みは、彼女の心を映しているようだった。
 誰もがその娘を褒め称えていた。彼女を知る者は誰もが口を揃えて「あの娘を娶る者は幸せだ。あれ以上のは見つからないよ」と繰り返していた。
 当時内務省で主任を務め、年俸3千5百フランを得ていたランタン氏は、彼女に結婚を申し込み、そして結婚した。
 彼女と一緒にいると、本当とも思えないほどに幸福だった。彼女は実に巧みに倹約して家計を管理したので、ふたりはまるで贅沢に暮らしているかのようだった。夫に対して見せないようなどんな心配り、思いやり、甘えた素振りも存在しなかった。その人柄から発散する魅惑はあまりに大きかったので、出会ってから6年後でも、最初の日々よりもなお一層、彼女を愛しく思うほどだった。
 彼女に対してとがめるのはふたつの趣味だけ、ひとつは劇場、もうひとつは偽の宝石だった。
 女友だち(彼女は慎ましい役人の妻を何人か知っていた)が絶えず、流行っている芝居のボックス席、場合によっては初日の席を手に入れてくれた。彼女はこの気晴らしにしぶる夫を連れていったが、一日の仕事のあとではひどく疲れるのだった。そこで彼は知り合いの婦人たちと一緒に芝居に行ってくれるように懇願した。帰りは彼女たちが送り届けてくれるだろう。そのような振る舞いはふさわしくないと言って、彼女はなかなか譲らなかった。それでも最後には好意から決心し、彼はそのことを妻に大いに感謝した。
 この演劇の趣味の結果、やがて彼女のうちに身を飾りたいという欲求が生まれた。衣装はごくシンプルなもので、確かにいつでもよい趣味をしていたが、それでも慎ましいものであった。柔らかな優美さ、控えめにほほ笑んでいる抵抗し難い優美さは、ドレスのシンプルさゆえに新鮮味を獲得するかのようだったが、彼女はダイヤを模した大きなライン川の石を両耳にぶらさげ、模造真珠の首飾り、模造金の腕輪、宝石に似せた様々な彩色ガラスで飾られたさし櫛を身につけるのを習慣とした。
 こうした模造品への愛着にいささか気分を害された夫はしばしば繰り返した。「なあ、本物の宝石を奮発することができないなら、自分の美しさと優美さだけで飾ればいいのさ。それこそが貴重な宝石だよ」
 だが彼女は優しくほほ笑みながら繰り返すのだった。「どうしろというの? こういうのが好きなのよ。私の悪徳ね。あなたが正しいって分かっているけど、生まれ変わったりはできないわ。わたし、本物の宝石を持っていたらそれも大好きだったでしょうね!」
 そして真珠の首飾りをもてあそんだり、カットされたガラスの切子面をきらきら光らせたりしながら繰り返すのだった。「でも、どれだけよくできているがご覧になって。きっとみんな、本物だと信じるわ」
 彼はほほ笑みながら断言する。「君はジプシー女みたいな趣味をしているよ」
 時折、晩に暖炉のそばで差し向かいでいるときに、彼女は紅茶を飲むテーブルの上にモロッコ革の小箱を持ち出してくるのだった。そこにランタン氏が「安物細工」と呼ぶ品々が仕舞われている。彼女はまるでなにか深い秘密の喜びを味わっているかのように、イミテーションの宝石を情熱を込めて注意深く調べ始める。そしてむきになって首飾りを夫の首にかけては、心から笑って声をあげる。「あなたったらおかしなこと!」それから彼の腕のなかに飛び込むと、狂ったようにキスするのだった。
 冬のある晩、彼女はオペラ座へ行っていたために、すっかり震えながら帰ってきた。翌日には咳が出た。一週間後、彼女は肺炎で亡くなったのである。
 ランタンは危うく墓まで彼女を追いかけるところだった。絶望はあまりにも激しかったので、髪の毛は一か月で真っ白になった。朝から晩まで泣き続けた。心は耐え難い苦しみに引き裂かれ、死んだ女の思い出、ほほ笑み、声、魅力のすべてに取り憑かれたままだった。
 過ぎゆく時間も苦しみを和らげてはくれなかった。しばしば事務所にいて、同僚たちがやって来てその日の出来事をおしゃべりしているときに、突然、彼の頬が膨らみ、鼻にしわが寄り、目に涙があふれるのが見られた。ひどいしかめ面を作ったかと思うと、嗚咽を漏らし始めるのだった。
 彼は妻の部屋に手をつけないままでいて、毎日そこに閉じこもって彼女のことを思うのだった。すべての家具、衣服さえもが、最後の日にあったままの場所に置かれていた。
 だが生活が苦しくなった。妻の手にあったときには家事の一切をまかなうのに十分だった給料が、今では彼ひとりのためだけにも不十分だった。驚きながら、夫にいつでも優れたワインを飲ませ、美味しい食事を食べさせるために、彼女はどのように振る舞えたのだろうかと自問した。慎ましい収入ではそうしたものをもう手に入れられなかったのである。
 彼はいくらか借金を作り、金策に走り回る羽目になった人のように金を追いかけた。ついにある朝、月末までまだ丸一週間もあるのに1スーもなくなり、何かを売ることを考えた。すぐに妻の「安物細工」を売り払おうという考えが浮かんだ。というのも心の底には、かつて自分を苛立たせたこの「まやかし」に対する一種の恨みが残っていたのである。毎日それらを目にするたびに、最愛の人の思い出がいくらか傷つけられたのだった。
 そこで時間をかけて、彼女が遺した模造アクセサリーの山を調べた。彼女は人生の最後の日まで執拗に買い続け、ほとんど毎晩のように新しい品を持ち帰っていたのだった。彼は、彼女が好んでいたと思われる大きな首飾りに決めた。偽物にしては実に入念に作られているので、きっと6から8フランにはなるだろうと考えた。
 それをポケットに入れると、役所へ向かって大通りを歩きながら、信頼できそうな宝石店を探した。
 ようやく1軒見つけると、そんな風に貧困を見せびらかし、これほど価値のないものを売ろうとすることを幾らか恥ずかしく思いながらなかへ入った。
「すみませんが」と商人に言った。「この品に幾らおつけになるか伺いたいのですが」
 男性は品物を受け取ると、それを調べ、ひっくり返し、手で重さを計り、虫眼鏡を取り、店員を呼んで小声で意見を伝え、カウンターに首飾りを置くと、光の効果をよく判断できるように遠くから眺めた。
 こうした仰々しさに困惑したランタン氏は口を開いて、「ああ! まったく価値がないことは分かっているんですよ」と言おうとしたとき、――宝石商が告げた。
「こちらは1万2千から1万5千フランになります。ですが出所を正確に教えていただかない限りは、買い取りは致しかねますな」
 やもめ男は目を見開き、大きく口を開けたままでいた。理解できなかったのである。ようやく口ごもりつつ言った。「なんですって?……、確かですか。」相手はこの驚きぶりを取り違え、素っ気ない調子で答えた。「もっと出すところがあるかどうか、よそをお探しになってもよろしいですよ。こちらとしては最高でも1万5千です。それよりよい値が見つからなかったら、戻っていらっしゃればいい」
 ランタン氏はすっかり間の抜けたまま、首飾りを受け取って立ち去った。ひとりになってよく考えてみたいという漠とした欲求に従ったのだった。
 だが通りに出るや、笑いの欲求に捕えられ、こう考えた。「馬鹿だな! ああ! 大馬鹿だ! こちらが鵜呑みにしたらどうするんだ! 偽物と本物の区別もつかない宝石屋がいるとはな!」
 それからラ・ペ通り(1)の入り口にある別の宝石店に入っていった。宝石を見るなり、宝石商が叫んだ。
「ああ! もちろん、その首飾りはよく存じていますよ。私どもがお売りしたものですからね」
 ランタン氏は大いに動揺しながら尋ねた。
「幾らになりますかな?」
「2万5千フランでお売りしました。法律の規定に従うために、どのようにしてあなた様のものとなったのか教えていただけるなら、1万8千フランでお引き取りする用意があります。」この度は、ランタン氏は驚きのあまり呆然として座り込んでしまった。「でも……、でも、よく注意して調べもらえませんか。私は今まで、それは……偽物だと思っていたもので」
 宝石商が言葉を継いだ。「お名前を教えていただけますか?」
「もちろん。私はランタンといい、内務省に勤めています。住所はマルティール通り(2)16番」
 商人は帳簿を開いて探したあと、口を開いた。「確かにこの首飾りは、1876年7月20日に、マルティール通り16番のランタン夫人に届けられていますな」
 ふたりの男は目を見合った。役人は驚きで取り乱し、宝石商は泥棒ではないかと疑っている。
 宝石商が続けた。「預かり証をお渡ししますので、ほんの24時間だけこの品をお預けいただけませんか?」
 ランタン氏は口ごもりながら「ええ、もちろんです」と言った。外に出ながらその紙を折りたたみ、ポケットに入れた。
 それから彼は通りを横切って戻っていったが、道を間違えたことに気づき、テュイルリーへまた下ってゆき、セーヌ川を渡ったが、またも誤りに気づき、シャンゼリゼに戻ってきたものの、頭にはどんなはっきりした考えも浮かばなかった。よく考え、理解しようと努めていた。妻がこんな値打ちのものを買えたはずがない。――確かにありえない。――だとすれば、プレゼントだったのだ! プレゼント! 誰からの? どんな理由で?
 彼は立ち止まっていた。大通りの真ん中に突っ立っている。恐ろしい疑惑が心をかすめた。――彼女が?――それなら他の宝石も全部プレゼントだったのだ! 地面が揺れて、目の前の木が倒れてきそうだった。彼は腕を伸ばし、意識を失ってばったりと倒れた。
 通りがかった人が運んでくれて、薬局で目を覚ました。住居まで送ってもらうと、部屋に閉じこもった。
 夜まで激しく泣きじゃくり、叫び出さないようにハンカチを噛みしめていた。それから疲労と悲嘆に打ちのめされてベッドに入った。眠りは重苦しかった。
 日の光で目を覚まし、役所に行くためにのろのろと起きあがった。このような衝撃を受けたあとに働くのは辛いことだ。そこで課長に言い訳ができるだろうと考え、手紙を書いた。それから、宝石商のところへ行かなければならないと思い、恥ずかしさで赤くなった。長いあいだ考えていた。それでも、首飾りをあの男のところへ置いておくわけにはいかないので、服を着て外出した。
 天気はよく、青空が町の上に広がり、町はほほ笑んでいるようだった。遊歩者たちがポケットに手を突っ込んで歩いている。
 彼らが通ってゆくのを眺めながら、ランタンは考えた。「財産がある者はなんて幸せなんだろう! 金があれば悲しみだって振り払える。行きたいとこに行けるし、旅に出て、気晴らしができる! ああ! 裕福だったらなあ!」
 腹が減っていることに気がついた。前々日から何も食べていなかったのである。だがポケットは空だ。そこで首飾りのことを思い出した。1万8千フラン! 1万8千フラン! 結構な額だ!
 ラ・ペ通りに入ると、店の向かいの歩道を行ったり来たりし始めた。1万8千フラン! 20回も中へ入りかけたが、その度に羞恥心が足を止めさせた。
 それでも空腹だった。たいへんに空腹で、1スーもない。そこで不意に決心すると、自分に考える時間を与えないように走って通りを渡り、宝石店のなかに飛び込んだ。
 商人は彼が目に留まるや飛んできて、ほほ笑みを浮かべながら親切に椅子を勧めた。店員たちもやって来て、横目でランタンを眺めながら目や唇に笑みを浮かべている。
 宝石商が言った。「照会いたしました。お気持ちにお変わりがなければ、ご提案申しあげた金額をお払いする準備ができております」
 役人は口ごもりながら「もちろんですとも」と言った。
 宝石商は引き出しから18枚の大きな札を出し、指で数えてからランタンに差し出した。ランタンは小さな領収書にサインし、震える手で金をポケットに収めた。
 それから外へ出ようとしたが、笑みを絶やさない商人のほうに振り返ると、視線をさげた。「実は……他の宝石もあるんです……同じときに相続した……ものなんですが。同じように買い取っていただけますかな?」
 商人はお辞儀をした。「もちろんでございます。」店員のひとりが存分に笑えるように外へ出ていった。もうひとりは一生懸命に鼻をかんでいる。
 ランタンは動じず、顔を赤らめながらも堂々と言った。「それではお持ちすることにしましょう」
 そして辻馬車を捕まえると、宝石を取りに帰った。
 1時間後に商人のところへ戻ってきたとき、まだ食事をとっていなかった。ふたりは品物をひとつずつ確かめ合い、それぞれが評価を下した。ほとんどすべてがこの店のものだった。
 今ではランタンは評価額を議論し合い、憤慨し、販売記録台帳を見せるように要求し、金額があがるにつれてだんだんと声が大きくなっていった。
 大きなブリリアンカットのダイヤの耳飾りは2万フラン、ブレスレットは3万5千、ブローチ、指輪とロケットで1万6千、エメラルドとサファイアのアクセサリーが1万4千フランになった。首飾りの金のチェーンにぶらさがる一個石のダイヤは4万フランで、全部で19万6千フランにもなった。
 商人はからかいを含んだ愛想笑いを浮かべながら言った。「貯金をすべて宝石につぎ込んでおられた方から相続されたのでしょうな」
 ランタンは重々しく答えた。「それもまた貯金のひとつのやり方ですな。」そして翌日に再鑑定を行うことを取り決めたあとで店を出た。
 通りに出てきて、ヴァンドーム広場の円柱(3)を眺めると、まるで宝棒(4)ででもあるかのようによじ登ってみたくなった。上空の高いところに載っている皇帝の像で馬跳びができそうなほど、自分の体を身軽に感じるのだった。
 彼はヴォワザン(5)へ昼食をとりに行き、一本20フランのワインを飲んだ。
 それから辻馬車に乗り、ブーローニュの森を周遊した。軽蔑を込めて馬車を眺めながら、通り過ぎてゆく者たちに「俺も金持ちなんだぞ。20万フラン持っているんだ!」と叫びたい気持ちで胸を一杯にしていた。
 役所のことが思い出された。そこで馬車を役所へ向かわせると、決然と課長の部屋に入っていって告げた。「辞表を提出するために参りました。30万フランの遺産を相続しましたもので。」元の同僚たちに挨拶しにゆき、新しい人生の計画を打ち明けた。それからカフェ・アングレ(6)へ夕食をとりに出かけた。
 上品そうな男性の隣に座ると、幾らか気取りながら、40万フランの遺産を相続したばかりだと打ち明けたい欲求に抵抗できなかった。
 人生で初めて劇場に行っても退屈せず、夜は娼婦たちと過ごした。
 半年後、彼は再婚したのだった。二番目の妻はたいへん貞淑だが性格は気難しかった。彼女には大いに困らされた。


『ジル・ブラース』紙、1883年3月27日
Gil Blas, 27 mars 1883.
Guy de Maupassant, Contes et nouvelles, éd. Louis Forestier, Gallimard, coll. « Bibliothèque de la Pléiade », t. I, 1974, p. 764-771.

(画像:Source gallica.bnf.fr / BnF)




訳注
(1) Rue de la Paix:1区・2区にまたがり、ヴァンドーム広場とオペラ座を結ぶ通り。「平和通り」の名は1814年のパリ条約にちなむ。
(2) Rue des Martyrs:パリ北部モンマルトル地区、9区から18区にかけて実在する通り。martyr は「殉教者」の意。「首飾り」のロワゼル夫妻もこの通りに住んでいる。
(3) La colonne Vendôme:パリ1区ヴァンドーム広場の中央に立つ円柱。44.3メートルの円柱の上にはナポレオン1世の像が立っている。この円柱はパリ・コミューンの際に倒されたが、1873年に再建された。
(4) Un mât de cocagne:祭りなどで、長い棒の先に賞品を吊るし、参加者がそれを取り合う競技。
(5) Voisin:ヴァンドーム広場の近く、カンボン通りとサン=トノレ通りの角にあったレストラン。高級官僚が通ったという。
(6) Café Anglais:イタリアン大通り13番にあった店。上品な店だという評判だった。


(*翻訳者 足立和彦)

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