モーパッサン翻訳書誌

Bibliographie de Maupassant en japonais



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  • 参照文献:国立国会図書館編『明治・大正・昭和翻訳文学目録』、風間書房、1972年;矢口進也『世界文学全集』、トパーズプレス、1997年.


Index
 1. 全集・選集
 2. 文学全集
 3. 文庫
 4. その他
   a. 短編集
   b. 長編、その他
   c. アンソロジー収録
   d. 語学教科書
   e. 復刻版
   f. 時評文・評論



1. 全集・選集

『モウパッサン全集』、1-15巻、天佑社、1920-1922年
    天佑社『美貌の友』
  • 第1篇 『美貌の友』、廣津和郎譯
  • 第2篇 『生の誘惑 外十五篇』、前田晁譯
  • 第3篇 『戀の力 フオル・コム・ラ・モオル』、矢口達譯
  • 第4篇 『狂へる戀 外十九篇』、宮島新三郎・佐々木孝丸・矢口達・宮島新三郎譯
  • 第5篇 『水の上 虐げらるゝ女』、吉江孤雁譯
  • 天佑社『戀の謝肉祭』
  • 第6篇 『戀の謝肉祭 外三拾篇』、矢口達・安成四郎・佐々木孝丸・宮島新三郎譯
  • 第7篇 『湯の町の戀』、田中純譯
  • 第8篇 『我等の心』、中村星湖譯
  • 第9篇 『寝室の一隅 外廿八篇』、矢口達・安成四郎・平野威馬雄譯
  • 第10篇 『嫉妬(ピエール・エ・ジャン) 他九篇』、矢口達・瀬戸義直・安成四郎譯
  • 第11篇 『流転する娘』、平野威馬雄譯
  • 第12篇 『妻の告白 外貮拾五篇』、安成四郎・平野威馬雄・矢口達譯
  • 第13篇 『罪の肉塊』、平野威馬雄譯
  • 第14篇 『女の巧み』、前田晁譯
  • 第15篇 『女の一生 家庭の平和』、谷崎精二譯

『モーパッサン傑作短編集』、1-10巻、河出書房、1935-37年
(7‐10巻『モーパッサン短篇全集』と改題)

『モーパッサン長編小説』、1-4巻、白水社、1936-37年
  • 『ピエルとジャン』、杉捷夫譯
  • 『ベラミ』、中村光夫譯
  • 『死のごとく強し』、杉捷夫譯
  • 『女の一生』、岡田真吉譯(改版、1949年)

『モーパッサン選集』、1-4巻、河盛好蔵ほか譯、河出書房、1941年

『モーパッサン選集』、1-5巻、辰野隆序、丸山熊雄譯、太虚堂書房、1946-48年
    太虚堂書房『モーパッサン選集』
  • 第1巻
    (辰野隆「モーパッサン管見」、「従卒」「温室」「復讐」「花まつり」「口髭」「本當にあった話」「牧童地獄」「和解」「ジュリー・ロマン」「初雪」「粗忽」「内證話」「解説 モーパッサンと女性」)

  • 第2巻
    (辰野隆「モーパッサン寸感」、「女将」「枕引」「閂」「命拾ひ」「窓」「流し目」「秘傳」「森の中」「鶏鳴暁を」「オデュセイア(地獄極楽)」「廻逢ひ」「しょん子」「解説 モオパッサンと女性 二」)

  • 第3巻
    (辰野隆「序文」、「假面舞踏」「ラ・マルチーヌ」「巴里」「蠅」「狂人」「幻滅」「錆」「勲章」「ジョゼフ」「情婦」「マルロッカ」「解説 モーパッサンと女性 三」)

  • 第4巻 あぶら饅頭
    (辰野隆「序」、「あぶら饅頭」「ロンドリ姉妹」「娘殺し」「解説 フローベールの手紙」)

  • 太虚堂書房『モーパッサン短篇集 頸飾り』
  • (第5巻) モーパッサン短篇集 頸飾り
    (辰野隆「序」、「頸飾り」『恐水病」「女心」「懺悔」「初夜物語」「盲人」「ヴァンデッタ」「車中にて」「非常手段」「君子」「悪戯」「戀愛警報」「兵隊」「大山鳴動す」「慈善」「判決」「作品解説 モーパッサンと文學」)

『モーパッサン長篇全集』、1-3巻、杉捷夫譯、太虚堂書房、1947-48年
    太虚堂書房『死の如く強し』
  • 1巻 『女の一生』

  • 2巻 『死の如く強し』

  • 3巻 『ベラミ』


『モオパッサン全集』、1-23巻(出版されたのは12冊のみ)、創藝社、1950-51年
  • 2巻 『遺産 或る巴里人の日曜日』、山川篤訳
  • 3巻 『死の如く強し』、田辺貞之助訳
  • 5巻 『男ごころ』、竹村猛訳
  • 6巻 『ピエルとジャン』、関根秀雄訳
  • 7巻 『女の一生』、木村庄三郎訳
  • 8巻 『脂肪の塊』、田辺貞之助訳
  • 10巻 『山鴫物語』、田辺貞之助訳
  • 16巻 『メゾン・テリエ』、青柳瑞穂訳
  • 19巻 『未知の女』、岡田真吉訳
  • 21巻 『ロックの娘の死』、土居寛之訳
  • 22巻 『或る自殺者の手記』、桜井成夫訳
  • 23巻 『ロンドリ姉妹』、桜井成夫訳

『モーパッサン文庫』、1-9巻、小山書店、1950-51年
  • 1巻 『脂肪の塊 他8篇』、川口篤 他訳
  • 2巻 『二人の友 他17篇』、生島遼一 他訳
  • 3巻 『ジュール伯父 他9篇』、杉捷夫 他訳
  • 5巻 『山小屋 他10篇』、川口篤 他訳
  • 8巻 『ピエールとジャン』、杉捷夫訳
  • 9巻 『女の一生』、広津和郎訳

『モーパッサン長篇全集』、1-6巻、白水社、1951年
  • 1巻 『死のごとく強し』、鈴木力衛訳
  • 2巻 『モントリオル』、小西茂也訳
  • 3巻 『ピエールとジャン』、鈴木健郎訳
  • 4巻 『女の一生』、岡田真吉訳
  • 5巻 『男ごころ』、中村光夫訳
  • 6巻 『ベラミ』、中村光夫訳

『モーパッサン全集』、1-21巻(出版されたのは16冊のみ)、春陽堂、1955-56年
    春陽堂『モーパッサン全集』第1巻
  • 第1巻 脂肪の塊・パリ人の日曜日 他8篇
    (「剥製の手」岡田真吉、「ココ、冷たいココはいかが」村上菊一郎、「聖水授与者」新庄嘉章、「ラレ中尉の結婚」根津憲三、「脂肪の塊」田辺貞之助、「パリ人の日曜日」青柳瑞穂、「むかし」新庄嘉章、「家族」青柳瑞穂、「田舎の女中のはなし」青柳瑞穂、「春の夜に」鈴木力衛)

  • 第2巻 メゾンテリエ・令嬢フィフィ 他17篇
    (「パリの経験」新庄嘉章、「水の上」辰野隆、「シモンの父」新庄嘉章、「メゾン・テリエ」青柳瑞穂、「令嬢フィフィ」岡田真吉、「お菓子」村上菊一郎、「春に寄す」青柳瑞穂、「ポールの女」蛯原徳夫、「墓場の女」青柳瑞穂、「野遊び」青柳瑞穂、「薪木」小西茂也、「愛の言葉」小林龍雄、「マルロッカ」丸山熊雄、「牧童地獄」丸山熊雄、「寝床」蛯原徳夫、「盲人」新庄嘉章、「マニェティスム」小西茂也、「息子」田辺貞之助、「旅路」鈴木力衛)

  • 第3巻 ある女の告白・メヌエット 他17篇
    (「コルシカの山賊」根津憲三、「お通夜」村上菊一郎、「泥棒」小林竜雄、「ある女の告白」新庄嘉章、「雄鶏が鳴いたのよ」田辺貞之助、「子供」佐藤正彰、「閂」桜井成夫、「ノルマンディーの悪ふざけ」田辺貞之助、「ソステーヌ伯父」桜井成夫、「熱情」小西茂也、「狂人か?」鈴木力衛、「手紙」村上菊一郎、「或る未亡人」青柳瑞穂、「錆つき」川口博、「奇策」青柳瑞穂、「藁椅子直しの女」杉捷夫、「ピエロ」杉捷夫、「あるノルマンディー男」田辺貞之助、「ゆるし」佐藤正彰、「聖骨」河合亨、「月光」新庄嘉章、「恐怖」青柳瑞穂、「田園」小西茂也、「百万フラン」杉捷夫、「遺言」田辺貞之助、「狼」蛯原徳夫、「モランの豚野郎」田辺貞之助、「メヌエット」田辺貞之助)

  • 第4巻 むすめ男・宝石 他26篇
    (「マダム・バティスト」小西茂也、「イヴリーヌ・サモリス」根津憲三、「狂女」辰野隆、「僕の妻」新庄嘉章、「たくらみ」新庄嘉章、「政変」佐藤正彰、「聖ミシェル山の伝説」小林龍雄、「クリスマス物語」村上菊一郎、「クリスマスの夜」青柳瑞穂、「クリスマスの夜食」室淳介、「古家具」根津憲三、「溺死人の手紙」山田九朗、「乗馬」丸山熊雄、「木靴」小西茂也、「ジョカスト氏」河合亨、「死人の傍で」蛯原徳夫、「二人の友」新庄嘉章、「海上異聞」田辺貞之助、「目ざめ」青柳瑞穂、「ユダ親父」小林龍雄、「聖アントワーヌ」田辺貞之助、「むすめ男」小林龍雄、「マドモアゼル・ココット」蛯原徳夫、「宝石」新庄嘉章、「呪のパン」桜井成夫、「幽霊」蛯原徳夫、「ヴァルター・シュナッフス奇談」蛯原徳夫、「ある自殺者の手記」桜井成夫)

  • 第5巻 オルタンス女王・温室 他21篇
    (「オルタンス女王」中島健蔵、「ミロンじいさん」青柳瑞穂、「そのあと」新庄嘉章、「月光」青柳瑞穂、「行商人」小林龍雄、「警戒警報」河合亨、「贈り物」川口博、「夢」室淳介、「友人ジョゼフ」根津憲三、「片輪者の母」中島健蔵、「みなしご」小西茂也、「温室」新庄嘉章、「ドニ」村上菊一郎、「あいつか?」桜井成夫、「ミス・ハリエット」青柳瑞穂、「窓」桜井成夫、「ろば」新庄嘉章、「アンドレの病気」桜井成夫、「墓」根津憲三、「口髭」丸山熊雄、「トンブクトゥー」村上菊一郎、「さては恐水病か?」桜井成夫、「ジュール叔父」村上菊一郎)

  • 第6巻 愛撫・流れ流れて 他24篇
    (「愛撫」新庄嘉章、「決闘」田辺貞之助、「坊や」小西茂也、「マダム・リュノー事件顛末記」桜井成夫「旧友パシアンス」田辺貞之助、「マルタンの娘」桜井成夫、「夜会」田辺貞之助、「流れ流れて」桜井成夫、「ささやかな悲劇」桜田佐、「テオデュル・サボの告解」杉捷夫、「敵討」田辺貞之助、「懺悔」蛯原徳夫、「枕引き」丸山熊雄、「代理」小西茂也、「悔恨」新村猛、「復讐者」青柳瑞穂、「待ちこがれ」青柳瑞穂、「勲章を貰ったぞ!」桜井成夫、「父親」青柳瑞穂、「紐」新庄嘉章、「達人」桜井成夫、「初雪」田辺貞之助、「モデル」桜井成夫、「悪ふざけ」小林龍雄、「手」青柳瑞穂、「ボーイ、もう一杯!」村上菊一郎)

  • 第7巻 花まつり・頸飾 他22篇
    (「白と青」根津憲三、「未完の歴史の一頁」根津憲三、「老人」小林龍雄、「洗礼」新村猛、「ココ」新庄嘉章、「ミスティ」小西茂也、「卑怯者」村上菊一郎、「花まつり」丸山熊雄、「うしろだて」川口篤、「雨傘」桜井成夫、「牧歌」新村猛、「頸飾」新庄嘉章、「女房は売りもの」桜井成夫、「母親」青柳瑞穂、「孤独」岡田真吉、「乞食」室淳介、「めぐりあい」新庄嘉章、「幸福」小西茂也、「女将」桜井成夫、「酒樽」桜井成夫、「シャリ」小西茂也、「アディウ」中島健蔵、「髪の毛」蛯原徳夫、「凄惨」伊吹武彦)

  • 第8巻 遺産・ロンドリ姉妹 他9篇
    (「遺産」山川篤、「思い出」小西茂也、「散歩」小西茂也、「ロンドリ姉妹」桜井成夫、「大佐の考え」河合亨、「ボニファス親父の罪作り」小西茂也、「寝台二十九号」田辺貞之助、「チック(痙攣)」川口博、「告白」田辺貞之助、「恐怖」新庄嘉章、「帰村」杉捷夫)

  • 第9巻 イヴェット・色ざんげ 他13篇
    (「旅にて」新庄嘉章、「色ざんげ」櫻井成夫、「捨てた子」室淳介、「親殺し」小林龍雄、「よいどれ」小西茂也、「イヴェット」新庄嘉章、「狂人」丸山熊雄、「発見」岡田真吉、「持参金」櫻田佐、「モハメッド・フリプーイユ」小林龍雄、「山番」山田九朗、「ベルト」室淳介、「ボンバール」根津憲三、「意趣がえし」櫻井成夫)

  • 第10巻 パラン氏・しくじり 他17篇
    (「捕虜」岡田真吉、「十一号室」小林龍雄、「うみがらすの岩」村上菊一郎、「衣装戸棚」新庄嘉章、「パラン氏」岡田真吉、「売り家」岡田真吉、「トワーヌ」青柳瑞穂、「洗礼」岡田真吉、「本当にあった話」丸山熊雄、「未知の女」岡田真吉、「わが英人諸君」根津憲三、「モンジレ親父」川口博、「秘伝」丸山熊雄、「車内にて」小西茂也、「しくじり」櫻井成夫、ジョゼフ」丸山熊雄、「終れり」小林龍雄、「ヘアー・ピン」河合亨、「ざんげ」村上菊一郎)

  • 第11巻 ロックの娘・打ち明け話 他14篇
    (「豆兵士」小西茂也、「打ち明け話」岡田真吉、「わが二十五日」室淳介、「狂人」蛯原徳夫、「軽はずみ」青柳瑞穂、「ベロムとっさんのけだもの」青柳瑞穂、「しぎ」岡田真吉、「サ・イラ」岡田真吉、「ロックの娘」土居寛之、「助かったわ!」小西茂也、「マドモアゼル・ペルル」土居寛之、「難破船」新庄嘉章、「ピン」蛯原徳夫、「王さまの日」小林龍雄、「隠者の話」土居寛之、「猫について」土居寛之)

  • 第14巻 ピエールとジャン 他4篇
    (「小説」、『ピエールとジャン』杉捷夫、「肖像画」青柳瑞穂、「オトー父子」新庄嘉章、「ボアテル」新庄嘉章、「ランデヴー」新庄嘉章、「解説」杉捷夫)

  • 第16巻 女の一生
    (『女の一生』、「解説」新庄嘉章)

  • 第17巻 ベラミ 第1部
    (『ベラミ(第一部)』、「解説」田辺貞之助)

  • 第18巻 ベラミ 第2部
    (『ベラミ(第二部)』田辺貞之助)

  • 第19巻 恋のモントリオル
    (『恋のモントリオル』、「解説」桜井成夫)

『モーパッサン全集』、1-3巻、春陽堂、1965‐1966年
(「本邦初訳38編・全作品313編の完全全集」)
    春陽堂『モーパッサン全集』第1巻
  • 第1巻 『女の一生』『ベラミ』『モントリオル』『ピエールとジャン』『死のごとく強し』『太陽の下へ』『水の上』『放浪生活』

  • 春陽堂『モーパッサン全集』第2巻
  • 第2巻 「脂肪の塊」「メゾン・テリエ」「墓場の女」「ロンドリ姉妹」「マダム・バチスト」「ジョカスト氏」「聖アントワーヌ」「ミロンじいさん」「決闘」「孤独」「幸福」「遺産」「女将」「たきぎ」「イヴェット」他176編

  • 春陽堂『モーパッサン全集』第3巻
  • 第3巻 「狂人」「火葬」「意趣がえし」「いなかの法廷」「十一号室」「トワーヌ」「洗礼」「未知の女」「ロックの娘」「パラン氏」「オルラ」「あだ花」『われらの心』『詩集』他100編、解説・年譜

    訳者:青柳瑞穂、木村庄三郎、小林龍雄、桜井成夫、品田一良、新庄嘉章、鈴木力衛、田辺貞之助、根津憲三、堀田義衛、村上菊一郎、大西忠雄



2. 文学全集

    博文館『近代西洋文藝叢書』第4冊
  • 近代西洋文藝叢書 第4冊 『死の如く強し』、博文館、1914(大正3)年
    (モウパッサン『死の如く強し』、中村星湖譯)

  • 新潮社『世界文藝全集』第19編
  • 世界文藝全集 第19編 『美貌の友(全)』、新潮社、1924(大正13)年
     (「はしがき」、モオパッサン『美貌の友』、廣津和郎譯)

  • 世界短篇小説大系 佛蘭西篇(上)、近代社、1926(昭和元)年
     (「月光と戀人」、吉江喬松譯、「ホルラ」「頸飾」、前田晁譯、「脂肪の塊り」「親殺」、佐々木孝丸譯)

  • 新潮社『世界文學全集』第20巻
  • 世界文學全集 第20巻 フロベエル『ボヷリイ夫人』/モオパッサン『女の一生』、新潮社、1927(昭和2)年
     (「『女の一生』序―モオパッサンに就いて―」、p. 9-15、『女の一生』、「脂肪の塊」、廣津和郎譯)

  • 新潮社『世界文學全集』第36巻
  • 世界文學全集 第36巻 近代短篇小説集、新潮社、1929(昭和4)年
     (モウパッサン「寶石」「月光」、吉江喬松譯、p. 71-83.)

  • 新世界文学全集 12、『麤皮』、河出書房、1940(昭和15)年
     (モオパッサン『二人の友』、岸田國士譯)

  • 世界文學叢書 23、『メゾン・テリエ 他9篇』、京都、世界文學社、1947年
     (「メゾン・テリエ」「聖水授與者」「マロッカ」「ジュール伯父」「初雪」「クロシェット」「衣裳戸棚」「モンジレ爺さん」「かるはずみ」「湊」、河盛好蔵訳)

  • 世界文學全集 第I期・十九世紀篇 7 モーパッサン篇、河出書房、1949年
     (『女の一生』、「海の上のこと」「藁椅子直しの女」「ジュール叔父」「乞食」「狂う女」「雨傘」「くびかざり」「橄欖畑」、杉捷夫訳)

  • 世界文學全集 第I期・十九世紀篇 29 モーパッサン篇 続、河出書房、1951年
     (『ピエールとジャン』、関根秀雄訳、「脂肪の塊」、田辺貞之助訳、『水の上』、斎藤正直訳)

  • 世界文學豪華選 1 モーパッサン篇、河出書房、1952年
     (『女の一生』、短篇集、杉捷夫訳)

  • 世界文学全集(決定版)、第I期 8 モーパッサン、河出書房、1954年
     (『女の一生』、『ピエールとジャン』他、杉捷夫訳、『モントリオル』、小西茂也訳)

  • 世界文学全集(決定版)、第II期、9 モーパッサン/ゾラ、河出書房、1955年
     (『ベラミ』、中村光夫訳)

  • 世界風流文学全集 6 フランス篇(4) おどけ草紙、アフロディット、モーパッサン短篇集、アポリネール短篇集、河出書房、1956年
    (「温室」「助かったわ!」「合図」「マドモワゼル・フィフィ」「車内にて」、小西茂也訳、p. 213-247.)

  • 新版 世界文学全集 13 フロベール/モーパッサン、新潮社、1958年
     (『女の一生』、新庄嘉章訳)

  • 世界文學大系 44 モーパッサン、筑摩書房、1958年
     (『女の一生』、岡田真吉訳、『ベラミ』、中村光夫訳、「脂肪の塊」「山小屋」「ペルル嬢」「橄欖畑」「シモンのパパ」「わら椅子直しの女」「狂女」「海の上のこと」「ジュール叔父」「ひも」「老人」「雨がさ」「くびかざり」「酒樽」「帰村」「あな」「クロシェット」「港」、杉捷夫訳、レフ・トルストイ「モーパッサン論」、木村彰一訳)

  • 世界名作全集 6 ゲーテ/モーパッサン、平凡社、1959年
     (『女の一生』、小林竜雄訳)

  • 河出書房新社『世界文学全集 グリーン版第I集 16』
  • 世界文学全集 グリーン版第I集 16 モーパッサン、河出書房新社、1960年
     (『女の一生』、『ピエールとジャン』、『脂肪の塊』、「山小屋」「シモンのパパ」「わらいす直しの女」「狂女」「ジュール叔父」、杉捷夫訳、「モーパッサン年譜」、杉捷夫「解説」、p. 480-490.)

  • フランス文学全集 9 モーパッサン集、東西五月社、1960年
     (『ベラミ』、千葉順訳、『女の一生』、関義訳、小林龍男「解説」)

  • 世界文学全集 11 フロベール/モーパッサン、新潮社、1961年
     (『女の一生』、新庄嘉章訳)

  • 世界文学全集 特製豪華版 33 モーパッサン、河出書房新社、1961年
     (『女の一生』、『ピエールとジャン』、杉捷夫訳、『モントリオル』、小西茂也訳、他)

  • 世界文学全集 特製豪華版 34 ゾラ/モーパッサン、河出書房新社、1961年
     (『ベラミ』、中村光夫訳)

  • 世界名作全集 17 フロベール/モーパッサン、筑摩書房、1962年
     (『女の一生』、岡田信吉訳)

  • 世界の文学 24 モーパッサン、中央公論社、1963年
     (『女の一生』、小佐井信二訳、『死の如く強し』、宮原信訳、短篇)

  • 集英社『世界短篇文学全集』第6巻
  • 世界短篇文学全集 6/フランス文学/19世紀、集英社、1963年
     (「首かざり」「テリエ亭」室井庸一訳、「ジュール叔父さん」「シモンのパパ」望月芳郎訳)

  • 世界の名作 4 モーパッサン、集英社、1964年
     (『女の一生』、新庄嘉章訳)

  • 世界青春文学名作選 11、『水晶』、『ピエールとジャン』、『医師ビュルガーの運命』、学習研究社、1964年
     (『ピエールとジャン』、杉捷夫訳)

  • 世界青春文学名作選 26、『ハムレット』、『トリスタンとイズー』、『マドモアゼル・ペルル』、学習研究社、1965年
     (「マドモアゼル・ペルル」、土居寛之訳)

  • 世界文学全集 豪華版第I集 9 フローベール/モーパッサン、河出書房新社、1965年
     (『女の一生』、杉捷夫訳)

  • カラー版 世界文学全集 15 フローベール/モーパッサン、河出書房新社、1966年
     (『女の一生』、『ピエールとジャン』、『脂肪の塊』、杉捷夫訳)

  • 世界文学全集 29 ゾラ・モーパッサン集、筑摩書房、1967年
     (『女の一生』、宮原信訳)

  • 世界名作全集 6 モーパッサン、河出書房新社、1967年
     (『女の一生』、『ピエールとジャン』、『脂肪の塊』、杉捷夫訳)

  • 世界の文学 ポケット版 7 モーパッサン、河出書房新社、1967年
     (『女の一生』、『ピエールとジャン』、『脂肪の塊』、杉捷夫訳)

  • 新訳 世界文学全集 25 モーパッサン/ゾラ、講談社、1968年
     (『女の一生』、『水の上』、青柳瑞穂訳)

  • デュエット版 世界文学全集 39 モーパッサン、集英社、1968年
     (『女の一生』、秋山晴夫訳、他)

  • デュエット版 世界文学全集 40 モーパッサン、集英社、1969年
     (『ベラミ』、中村光夫訳、「シモンの父さん」「水の上」「二人の友」「酒樽」「首飾り」「車室にて」「山小屋」「港」、宮治弘之訳)

  • 新潮世界文学 22 モーパッサン、新潮社、1969年
     (「脂肪の塊」「テリエ館」、青柳瑞穂訳、『女の一生』、新庄嘉章訳、『ベラミ』、田辺貞之助訳、『ピエールとジャン』、杉捷夫訳、「奇策」「ピエロ」「月光」「クリスマスの夜」「二人の友」「頸かざり」「酒樽」「帰郷」、青柳瑞穂訳、杉捷夫「モーパッサンの生涯と作品」)

  • 筑摩世界文学大系 47 モーパッサン、筑摩書房、1971年
     (『女の一生』、宮原信訳、『ベラミ』、中村光夫訳、短篇、杉捷夫訳、V・S・プリチェット「モーパッサン」、出淵博訳)

  • 世界文学ライブラリー 13 モーパッサン、講談社、1971年
     (『女の一生』、青柳瑞穂訳、青柳瑞穂「解説」、稲生永「モーパッサンのノルマンディー」「主要作品解題」、松田穣「年譜」)

  • 世界文学全集(オプション103) 56 モーパッサン、講談社、1974年
     (『女の一生』、青柳瑞穂訳、「脂肪のかたまり」、平田襄治訳、「水の上」、青柳瑞穂訳、青柳瑞穂「解説・モーパッサンの人と作品」、平田襄治「脂肪のかたまり他<付・主要参考書目>」、稲生永「主要作品解題」、松田穣「年譜」)

  • 愛蔵版 世界文学全集 24 モーパッサン/ゾラ、集英社、1974年
     (『女の一生』、斉藤昌三訳)

  • 世界文学全集 7 フローベール/モーパッサン、千趣会、1975年
     (『女の一生』、杉捷夫訳)

  • 近代世界文学 19 モーパッサン、筑摩書房、1975年
     (『女の一生』他、宮原信、中村光夫、杉捷夫訳)

  • 集英社『世界文学全集(ベラージュ)58』
  • 世界文学全集(ベラージュ) 58 モーパッサン、集英社、1977年
     (『女の一生』、斉藤昌三訳、p. 3-216、『ピエールとジャン』、手塚伸一訳、p. 217-349、斎藤昌三「解説 モーパッサン」、p. 355-363、「年譜」、p. 365-367.)

  • 筑摩クラシックス フロベール/モーパッサン、筑摩書房、1977年
     (『女の一生』、岡田真吉訳)

  • 世界文学全集 16 フローベール/モーパッサン、学習研究社、1978年
     (「モーパッサン」、「モーパッサン文学アルバム」、三浦哲郎「モーパッサンと私」、『ピエールとジャン』、「脂肪の塊」、高橋たか子訳)

  • グラフィック版 世界の文学 16、フローベール/モーパッサン、世界文化社、1978年
     (『女の一生』、河盛好蔵訳)

  • 河出世界文学大系 35 モーパッサン、河出書房新社、1980年
     (『女の一生』、『ピエールとジャン』、『脂肪の塊』、「山小屋」、「シモンのパパ」、「わらいす直しの女」「狂女」、「ジュール叔父」、杉捷夫訳)

  • 河出世界文学全集 11 フローベール/モーパッサン、河出書房新社、1989年
     (『女の一生』、『ピエールとジャン』、『脂肪の塊』、杉捷夫訳)

  • 集英社ギャラリー『世界の文学7』
  • 集英社ギャラリー 世界の文学7 フランスII フロベール『ボヴァリー夫人』、ゾラ『居酒屋』、モーパッサン『女の一生』、19世紀フランス短編集、ボードレール『悪の華』、集英社、1990年
     (『女の一生』、斎藤昌三訳、p. 707-907、「首飾り」「オルラ」、小佐井信二訳、p. 1041-1072.)



3. 文庫(五十音順)

岩波文庫
  • 『ピエルとジャン』、前田晁訳、1928年初版、1938年改版

  • 『頸飾(くびかざり) 他七篇』、前田晁訳、1933年初版
    (「緒言」「頸飾」「帰村」「ホルラ」「愛(猟人日記の三ページ)」「女王オルタンス」「給仕、もう一杯」「山小屋」「二十五フランの金」)

  • 『あだ花 他二篇』、杉捷夫訳、1938年初版
    (「あだ花」「橄欖畑」「オト父子」「あとがき」)

  • 『雨傘 他七篇』、杉捷夫訳、1938年初版
    (「雨傘」「モンジレ爺さん」「あな」「ベロムどんのいきもの」「トワヌ」「うしろだて」「勲章が貰へた!」「論より証拠」「あとがき」)

  • 『酒樽(さかだる) 他六篇』、水野亮訳、1941年初版
    (「酒樽」「紐」「老人」「そのあと」「お通夜」「恐怖」「呪ひのパン」「解説」)

  • 『水いらず・メヌエット 他四篇』、川口篤訳、1955年初版
    (「水いらず」「農家の女中の話」「墓女」「水の上」「ポールの女」「メヌエット」「解説」)

  • 『遺産・百万フラン』、川口篤訳、1955年初版
    (「遺産」「百万フラン」「解説」)

  • 『ロックの娘・ミス・ハリエット 他九篇』、川口篤訳、1956年初版
    (「薪」「旅にて」「泥棒」「ミス・ハリエット」「幸福」「ロックの娘」「難破船」「悪魔」「ラテン語問題」「従卒」「解説」)

  • 岩波文庫『モントリオル』
  • 『モントリオル』上下巻、杉捷夫訳、1957年初版(2005年3刷)

  • 岩波文庫『脂肪のかたまり』
  • 『脂肪の塊』、水野亮訳、550-1、1938年初版、1957年改訳

  • 『脂肪のかたまり』、高山鉄男訳、550-1、2004年初版

  • 岩波文庫『女の一生』
  • 『女の一生』、杉捷夫訳、550-2、1934年初版、1939年、1956年改版

  • 岩波文庫『ベラミ』
  • 『ベラミ』上下巻、杉捷夫訳、550-3、1939-1940年初版、1977改版 (「批評に答える手紙」、下巻、p. 293-300.)

  • 岩波文庫『メゾン テリエ』
  • 『メゾン テリエ 他三篇』、河盛好蔵訳、550-6、1940年初版、1976年改版
    (「メゾン テリエ」「聖水授与者」「ジュール伯父」「クロシェット」「解説」)

  • 『ペルル嬢 他七篇』、杉捷夫訳、550-8、1955年初版
    (「ペルル嬢」「モランの豚野郎」「海の上のこと」「田園挿話「乞食」「山番」「狼」「ある復讐の話」「あとがき」)

  • 『水の上』、吉江喬松、桜井成夫訳、550-9、(吉江訳、1927年)、1955年初版
    (『水の上』「『水の上』とモーパッサンの晩年(吉江喬松)」「新訳の後に(山内義雄)」)

  • 『死の如く強し』、杉捷夫訳、551-0、1950年初版

  • 岩波文庫『口髭・宝石』
  • 『口髭・宝石 他五篇』、木村庄三郎訳、551-1、1954年初版
    (「告白」「ボニファスおやじの罪」「持参金」「寐臺二十九號」「口髭」「寶石」「藁椅子なおしの女」「あとがき」)

  • 『生の誘惑(イヴェット)』、前田晁訳、551-2、1931年初版、1938改版

  • 岩波文庫『モーパッサン短篇選』
  • 『モーパッサン短篇選』、高山鉄男編訳、551-3、2002年初版
    (「水の上」「シモンのパパ」「椅子直しの女」「田園秘話」「メヌエット」「二人の友」「旅路」「ジュール伯父さん」「初雪」「首飾り」「ソヴァージュばあさん」「帰郷」「マドモワゼル・ペルル」「山の宿」「小作人」「解説」p. 281-295.)

  • 岩波文庫『わたしたちの心』
  • 『わたしたちの心』、笠間直穂子訳、551-4、2019年初版
    (「解説」p. 317-327.)


*参照文献 『岩波文庫1927-1996 解説総目録(中)』、1997年


旺文社文庫
    旺文社文庫『女の一生』
  • 『女の一生』、稲田三吉訳、1965年
    (『女の一生』「解説」、三宅艶子「『女の一生』の思い出」、「年譜」「あとがき」)

  • 『ピエールとジャン』、稲田三吉訳、1967年
    (「小説について」『ピエールとジャン』「解説」、村上菊一郎「さわやかな感動」、「代表作品解題」「年譜」「あとがき」)

  • 『ジュールおじさん 他十一編』、平野威馬雄訳、1967年
    (「山小屋」「残忍な母」「ローズ」「旅で」「ある田舎娘のはなし」「浮浪者」「オートの父子」「水の上」「狂女」「ジュールおじさん」「あな」「馬にのって」「解説」、江口清「モーパッサンのペシミズム」、「モーパッサン作品暦」「あとがき」)

  • 『くび飾り・メニュエット 他十一編』、平野威馬雄訳、1967年
    (「メニュエット」「あまがさ」「牧歌」「初雪」「マドモワゼル・ペルル」「くび飾り」「ピエロー」「車室にて」「サボ」「二人の友」「マダム・パリス」「叙勲」「月の光」「解説」、矢野目源一「粋な男の魅力」、「代表作品解題」「年譜」「あとがき」)

  • 『脂肪の塊・テリエ楼』、木村庄三郎訳、1974年


改造文庫
  • 『死の如く強し』、中村星湖譯、改造文庫(第2部 第109篇)、1934(昭和9)年

  • 『新譯 我等の心』、中村星湖譯、改造文庫(第2部 第246篇)、1934(昭和9)年

  • 『色ざんげ 他十篇』、秋田滋譯、改造文庫(第2部 第280篇)、1937(昭和12)年
    (吉江喬松「モオパッサン短篇集序」p. 3-5.「釣り仲間」「帰郷」「雨傘」「樽」「従卒」「寡婦」「悔恨」「或る自殺者の手記」「舊友の家」「春」「色ざんげ」)

  • 『初雪 他九篇』、秋田滋譯、改造文庫(第2部 第281篇)、1937(昭和12)年
    (吉江喬松「モオパッサン短篇集序」p. 3-5.「他人の春」「伯父」「田舎ぐらし」「頸飾」「狂女」「墓」「法師谷」「親ごゝろ」「晩い初戀」「初雪」)

  • 『モーパッサン戯曲集』、平野威馬雄譯、改造文庫(第2部 第438篇)、1940(昭和15)年
    (「ミユソツト」「復讐」)


角川文庫
  • 『脂肪の塊り』、丸山熊雄訳、1951年

  • 『死よりも強し』、山口年臣訳、1951年

  • 『死よりも強し』、木村庄三郎訳、1955年初版、1972年改版

  • 『女の一生』、広津和郎訳、1953年初版、1966年改版

  • 『女の一生』、木村庄三郎訳、1973年

  • 『ピエールとジャン』、杉捷夫訳、1952年初版、1970年改版
    (「小説論」『ピエールとジャン』「解説」「年譜」)

  • 『ベラミ』全2冊、木村庄三郎訳、1954年

  • 『頸飾り 他十三篇』、杉捷夫訳、1954年、1968年改版
    (「シモンのパパ」「百万フラン」「狂女」「ジュール叔父」「テオデュル・サボの告解」「紐」「老人」「頸飾り」「酒樽」「帰村」「ピエロ」「山小屋」「クロシェット」「廃人」「解説」「年譜」)

  • 『メーゾン・テリエ 他三篇』、木村庄三郎訳、1955年
    (「メーゾン・テリエ」「水の上」「穴」「勲章を貰ったぞ!」「解説」)

  • 『モントリオル』全2冊、小西茂也訳、1955年

  • 『太陽の下に』、木村庄三郎訳、1956年

  • 『水の上』、木村庄三郎訳、1956年

  • 『初雪 他五篇』、丸山熊雄訳、1957年
    (「花まつり」「初雪」「内証話」「流し目」「命拾い」「情婦」「解説」)

  • 『ある女の告白 他十九篇』、新庄嘉章訳、1964年
    (「聖水授与者」「僕の妻」「愛撫」「パリの経験」「ある女の告白」「月光」「宝石」「たくらみ」「温室」「めぐりあい」「衣装戸棚」「ロザリー・プリュダン」「難破船」「オトー父子」「ボアテル」「ランデヴー」「港の女」「離婚」「死んだ女」「アルーマ(砂漠の女)」「解説」)

  • 『ロンドリ姉妹 他十二篇』、丸山熊雄訳、1964年
    (「マダム」「ロンドリ姉妹」「蠅」「浮き沈み」「従卒」「粗忽」「懺悔」「車中にて」「ラ・マルチーヌ」「目覚め」「狂気?」「兵隊」「ラ・ロックの娘」「解説」)

  • 角川文庫『ベラミ』
  • 『ベラミ』、中村佳子訳、2013年


河出文庫
  • 『女の一生』、田辺貞之助訳、1955年

  • 『脂肪の塊』、田辺貞之助訳、1955年
    (「脂肪の塊」「寝台二十九号」「後援者」「髪の毛」「ボニファスおやじの罪」「小間使のローズ」「頸飾」「幸福」「敵討」「ココの死」「温室」「告白」「あとがき」)

  • 『ピエルとジャン』、関根秀雄訳、1956年


近代文庫
  • 『脂肪の塊』、田辺貞之助訳、創藝社、近代文庫3、1951年
    (「脂肪の塊」「舊友パシアンス」「持參金」「口髭」「寝̪̪臺二十九號」「後援者」「髪の毛」「ボニファスおやじの罪」「小間使のローズ」「告白」「頸飾」「幸福」「敵討」「ココの死」「通夜」「溫室」)


講談社文庫
  • 『女の一生』、青柳瑞穂訳、1971年

  • 『脂肪の塊・テリエ館』、新庄嘉章訳、1978年

  • 講談社文庫『モーパッサン短編傑作選』
  • 『モーパッサン短編傑作選』、新庄嘉章訳、1980年
    (「聖水授与者」「シモンのパパ」「春の夜に」「パリの情事」「旅にて」「ある女の告白」「月の光」「椅子直しの女」「狂女」「たくらみ」「二人の友」「宝石」旅路」「温室」「ジュール叔父さん」「未練」「紐」「初雪」「洗礼」「雨傘」「首飾り」「めぐりあい」「散歩」「売り家」「ヘアピン」「小作人」「死んだ女」「傷痍軍人」「解説」)


光文社古典新訳文庫
    光文社古典新訳文庫『女の一生』
  • 『女の一生』、永田千奈訳、2011年(「解説」p. 437-449.)

  • 光文社古典新訳文庫『脂肪の塊/ロンドリ姉妹』
  • 『脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選』、太田浩一訳、2016年
    (「聖水係の男」「「冷たいココはいかが!」」「脂肪の塊(ブール・ド・スュイフ)」「マドモワゼル・フィフィ」「ローズ」「雨傘」「散歩」「ロンドリ姉妹」「痙攣(チック)」「持参金」、「解説」p. 303-321、「訳者あとがき」、p. 331-334.)

  • 光文社古典新訳文庫『宝石/遺産』
  • 『宝石/遺産 モーパッサン傑作選』、太田浩一訳、2018年
    (「宝石」「遺産」「車中にて」「難破船」「パラン氏」「悪魔」、「解説」p. 318-331、「訳者あとがき」p. 341-344.)

  • 光文社古典新訳文庫『オルラ/オリーヴ園』
  • 『オルラ/オリーヴ園 モーパッサン傑作選』、太田浩一訳、2020年
    (「ラテン語問題」「オルラ」「離婚」「オトー父子」「ボワテル」「港」「オリーヴ園」「あだ花」、「解説」p. 298-314、「訳者あとがき」p. 326-329.)


集英社文庫
  • 『女の一生』、斉藤昌三訳、1978年


新潮文庫
  • 『女の一生』、廣津和郎譯、1933(昭和8)年

  • 『モオパッサン選集』、平野威馬雄譯、1934(昭和9)年
    (「序」「薔薇」「浮浪者」「髪」「悔恨」「木靴」「あまがさ」「告白」「マグネティスム」「刹那」「野蠻な母」「月光」「狂女」「叙勲」「みなしご」「マダム・パリス」「車室にて」「オートの父子」「臆病者」「L'inutile Beauté」)

  • 『脂肪の塊』、廣津和郎譯、1938(昭和13)年
    (「脂肪の塊」「處女作を書くまで」)

  • 『春の戯れ』、前田晁譯、1939(昭和14)年
    (「解題」「春の戯れ」「大佐の意見」「シモンの父」「穴」「小さな兵士」「ピン」「盲人」「墓」「棄てられた人」「小さな樽」「アマブル爺さん」『平凡人の日曜日』(「遠足の準備」「最初の遠足」「友達の家で」「釣」「二名家」「祭の前」「悲しい話」「戀の試み」「晩餐會と或意見」「公衆大會」))

  • 新潮文庫『女の一生』
  • 『女の一生』、新庄嘉章訳、1951年初版、1988年88刷改版、2012年113刷改版

  • 新潮文庫『脂肪の塊・テリエ館』
  • 『脂肪の塊・テリエ館』、青柳瑞穂訳、1951年初版、1967年22刷改版、2012年68刷改版

  • 『水の上』、青柳瑞穂譯、1951年(「あとがき」p. 164-167.)

  • 『ピエールとジャン』、杉捷夫訳、1952年初版

  • 『ベラミ』、田辺貞之助訳、1953年初版(上下巻)、1970年改版(一冊)

  • 『死のごとく強し』、田辺貞之助訳、1953年初版、1970年23刷改版

  • 新潮文庫『モーパッサン短篇集』1巻
  • 『モーパッサン短篇集 I』 、青柳瑞穂訳、1956年
    (「トワーヌ」「酒樽」「母親」「あな」「田舎娘のはなし」「口髭」「狂女」「二人の友」「ベロムとっさんのけだもの」「山の宿」「ミロンじいさん」「紐」「解説」)

  • 『モーパッサン短篇集 II』 、青柳瑞穂訳、1956年
    (「アンドレの災難」「野あそび」「頸かざり」「奇策」「かるはずみ」「家庭」「クリスマスの夜」「勲章」「父親」「目ざめ」「夫の復讐」「解説」)

  • 『モーパッサン短篇集 III』、 青柳瑞穂訳、1956年
    (「蠅」「ポールの恋人」「水の上」「従卒」「春に寄す」「月光」「肖像画」「木靴」「牧歌」「廃兵」「帰郷」「アマブルじいさん」「解説」)

  • 『モーパッサン短篇集 IV』 、青柳瑞穂訳、1956年
    (「悲恋」「メヌエット」「オルタンス女王」「待ちこがれ」「未亡人」「恐怖」「手」「誰れぞ知る」「オルラ」「解説」)

  • 『モーパッサン短篇集 V』 、青柳瑞穂・河盛好蔵訳、1956年
    (「ジュール伯父」河盛、「クロシェート」青柳、「モンジレ爺さん」河盛、「聖水授与者」河盛、「初雪」河盛、「衣装戸棚」河盛、「二九号の寝台」青柳、「墓場の女」青柳、「パリ人の日曜日」青柳)

  • 『モーパッサン短篇集 VI』 、青柳瑞穂訳、1957年
    (「マドモアゼル・ペルル」「幸福」「椅子なおしの女」「旅路」「洗礼」「海上悲話」「田園悲話」「シモンの父うちゃん」「馬に乗って」「ピエロ」「老人」「宝石」「狼」「捕虜」「泥棒」「ヴァルター・シュナッフスの冒険」「解説」)

  • 新潮文庫『モーパッサン短編集』1巻
  • 『モーパッサン短編集 I』、青柳瑞穂訳、1971年初版、2013年43刷改版
    (「トワーヌ」「酒樽」「田舎娘のはなし」「ベロムとっさんのけだもの」「紐」「アンドレの災難」「奇策」「目ざめ」「木靴」「帰郷」「牧歌」「旅路」「アマブルじいさん」「悲恋(ミス・ハリエット)」「未亡人」「クロシェート」「幸福」「椅子なおしの女」「ジュール叔父」「洗礼」「海上悲話」「田園悲話」「ピエロ」「老人」「あとがき」)

  • 新潮文庫『モーパッサン短編集』2巻
  • 『モーパッサン短編集 II』、青柳瑞穂訳、1971年初版、2008年36刷改版
    (「あな」「蠅」「ポールの恋人」「春に寄す」「首かざり」「野あそび」「勲章」「クリスマスの夜」「宝石」「かるはずみ」「父親」「シモンのとうちゃん」「夫の復讐」「肖像画」「墓場の女」「メヌエット」「マドモワゼル・ペルル」「オルタンス女王」「待ちこがれ」「泥棒」「馬に乗って」「家庭」「解説」)

  • 新潮文庫『モーパッサン短編集』3巻
  • 『モーパッサン短編集 III』、青柳瑞穂訳、1971年初版、2006年30刷改版
    (「二人の友」「狂女」「母親」「口ひげ」「ミロンじいさん」「二十九号の寝台」「捕虜」「ヴァルター・シュナッフスの冒険」「廃兵」「従卒」「恐怖」「オルラ」「たれぞ知る」「手」「水の上」「山の宿」「狼」「月光」「パリ人の日曜日」「あとがき」)


創元文庫
  • 『女の一生』、木村庄三郎訳、1951年

  • 『母の秘密』(ピエールとジャン)、木村庄三郎訳、1952年

  • 『ベラミ』、木村庄三郎訳、1952-3年

  • 『死の如く強し』、木村庄三郎訳、1954年


ちくま文庫
    ちくま文庫『モーパッサン短篇集』
  • 『モーパッサン短篇集』、山田登世子編訳、2009年
    (「みれん」「ざんげ」「ジュールおじさん」「ミス・ハリエット」「首飾り」「旅にて」「森のなか」「逢いびき」「オンドリが鳴いたのよ」「ピクニック」「宝石」「男爵夫人」「めぐりあい」「水の上」「死せる女」「亡霊」「眠り椅子」「死者のかたわらで」「髪」「夜」「解説」p. 295-301. )


ちくま文学の森
  • 『美しい恋の物語』(未亡人)、筑摩書房、「ちくま文学の森1」、1988年


ハルキ文庫
    ハルキ文庫『モーパッサン傑作選』
  • 『モーパッサン傑作選』、太田浩一訳、1998年
    (「剥製の手」「聖水係の男」「シモンのパパ」「水の上」「わら椅子なおしの女」「マドモワゼル・ココット」「宝石」「初雪」「雨傘」「髪の毛」「火星人」「あだ花」「女主人」「すくわれたわ」「ロンドリ姉妹」「訳者あとがき」)


福武文庫
    福武文庫『モーパッサン怪奇傑作集』
  • 『モーパッサン怪奇傑作集』、榊原晃三訳、1989年
    (「手」「水の上」「山の宿」「恐怖 その一」「恐怖 その二」「オルラ(決定稿)」「髪の毛」「幽霊」「だれが知ろう?」「墓」「痙攣」「訳者あとがき」p. 207-218.)


三笠文庫
  • 『初雪・内証話』、丸山熊雄訳、1952年
    (「初雪」「内証話」「オデュセイア」「命拾い」「廻り逢い」「流し目」「しよん子」「情婦」)

  • 『ロンドリ姉妹・従卒』、丸山熊雄訳、1952年
    (「ロンドリ姉妹」「従卒」「口髭」「温室」「閂」「窓」「復讐」「鶏鳴暁を」)

  • 『森の中・秘伝』、丸山熊雄訳、1952年
    (「森の中」「秘伝」「枕引き」「牧童地獄」「女将」「花まつり」「本當にあつた話」「粗忽」「和解」)

  • 『快楽』、長塚隆二訳、1952年
    (「モデル」「メゾン・テリエ」「マスク」)



4. その他

a. 短編集
  • 『モーパッサン短篇傑作集』、三宅野花譯、梁江堂書店、1909(明治42)年
    (「獨りぼつち」「スヰートホーム?」「痩哲学」「木蔭」「邂逅」「下宿屋」「墓地」「獨身主義」「愛」「老嬢物語」「妖怪」「戀ざめ」)

  • 『短篇十種 モウパッサン集』、前田晁譯、博文館、1911(明治44)年
    (「例言」「モウパツサン小傳」「ホルラ」「穴」「シモンの父」「愛」「頸飾」「盲人」「樽」「二兵士」「大佐の話」「宿屋」)

  • 『伊太利行 他六篇』、小形青村譯、正文館書店、1913(大正2)年

  • 『月光』、中村将為譯、海外文藝社、海外文藝叢書 第3篇、1913(大正2)年

  • 『モオパッサン傑作集』、馬場孤蝶譯、如山堂書店、1914(大正3)年
    (「序」「親殺」「初雪」「月夜」「鐘の音」「負債」「月かげ」「モオパッサンと紀行」「小説論」)

  • 『女の髪』、三宅松郎譯、梁江堂書店 カナメ叢書第二編、1914(大正3)年

  • 『橄欖の森』、馬場孤蝶譯、アルス、1920(大正9)年

  • Trois contes de Guy de Maupassant, avec une traduction anglaise par Lafcadio Hearn, Dobunkan(佛英対訳モーパサン短篇集、ヘルン(ラフカディオ・ハーン)訳)、1927(昭和2)年

  • 『袖珍世界文學叢書3 モオパッサン集』、上濱清一譯、中央出版社、1928(昭和3)年
    (『女の一生』「樽」「穴」「悔恨」「木靴」「雨傘」「頸飾」「愛」「授洗の日」「自殺倶樂部」「モウパッサンに就て」)

  • The Adventures of Walter Schnaffs and Other Stories, translated by Lafcadio Hearn, with an Introduction by Albert Mordell, Hokuseido Press(『モウパッサン短篇集』、ヘルン(ラフカディオ・ハーン)訳、北星堂)、1931(昭和6)年

  • 『モオパッサン短篇集』、青柳瑞穂譯、春陽堂、世界名作文庫133、1933(昭和8)年

  • 『一市民の日曜日』、前田晁譯、健文社、1935年(昭和10)年

  • 『モーパッサン短篇小説 ノルマンヂ物語』、杉捷夫譯、白水社、1938(昭和13)年
    (「譯者の言葉」「海の上のこと」「田園挿話」「老爺」「歸村」「藁椅子直しの女」「紐」「ピエロ」「酒樽」「テオデュル・サボの告解」「ジュール叔父」「乞食」「山番」「山小屋」「モーパッサン粗描」)

  • 『一夜』、川口彰一訳、文園書院、1946年

  • 『晩い初恋』、秋田滋訳、建設社、1946年

  • 『月光 名作恋愛小説集』、根津憲三訳、二見書房、1946年

  • 『白亜の家の女』、平野威馬雄訳、翰林社、1946年

  • 『二人の友 その他』、青柳瑞穂訳、白桃書房、1946年

  • 『目ざめ その他』、青柳瑞穂訳、白桃書房、1946年

  • 『モーパッサン短篇集 結婚第一歩』、平野威馬雄訳、明文社、1946年

  • 『山の宿』、青柳瑞穂訳、白桃書房、1946年

  • 『或女の告白』、森下辰夫訳、大學書院、フランス文学珠玉選集1、1947年

  • 『遺産』、平野威馬雄訳、玄同社、玄同文庫、1947年

  • 『脂肪の塊』、朝倉季雄譯、民風社、1947年
    (「脂肪の塊」「家庭」「頸飾り」「寶石」「乘馬」)

  • 『他人の春』、秋田滋訳、建設社、1947年

  • 『巴里人の日曜日』、青柳瑞穂訳、白桃書房、1947年

  • 『ペルル嬢』、杉捷夫訳、斎藤書店、1947年

  • 『メゾン・テリエ 他9篇』、河盛好蔵訳、世界文學社、世界文學叢書23、1947年

  • 『モオパッサン短篇選集 幸福』、大塚幸男訳、出光書店、1947年

  • 『悪魔伯夫人』、勝見勝訳、共立書房、1948年

  • 『或る自殺者の手記』、秋田滋訳、建設社、1948年

  • 『遺産』、北村光夫訳、晃文社、フランス文学選集3、1948年

  • 『色ざんげ モオパッサン短編集』、秋田滋訳、建設社、1948年

  • 『運命の女』、大崎正二訳、大地書房、1948年

  • 『結婚の夜の悪戯』、秋田滋訳、若草書房、1948年

  • 『砂漠の女 他10篇』、新庄嘉章訳、白桃書房、1948年

  • 『脂肪の塊』、水野亮訳、文芸春秋新社、文芸春秋選書13、1948年

  • 『情炎 モーパッサン傑作集1』、平野威馬雄訳、萬里閣、1948年

  • 『情炎傑作集』、河盛好蔵訳、世界文学社、1948年

  • 『発狂 モーパッサン短編集』、古田義一訳、玄潮社、1948年

  • 『待ちこがれ モオパッサン短篇集』、青柳瑞穂訳、青磁社、1948年

  • 『モオパッサン縮冊全集1』、平野威馬雄訳、フランス書房、1948年

  • 『モーパッサン短篇傑作選集1 ジュール叔父』、杉捷夫訳、酣燈社、1948年

  • 『モーパッサン短篇傑作選集2 酒樽』、杉捷夫訳、酣燈社、1948年

  • 『モオパッサン短篇集』、秋田滋訳、日本社、日本文庫16、1948年

  • 『或る未亡人 モオパッサン短篇集』、青柳瑞穂訳、能楽書林、ざくろ文庫12、1949年

  • 『艶笑小説集』、小西茂也譯、青磁社、1949年
    (「百萬法」「ボニファス親父の罪作り」「温室」「降誕祭前夜」「掛金」「牧歌」「恐水病か?」「助かつたわ!」「合圖」「マドモワゼル・フィフィ」「賢人」「車内にて」「窓」「女将」「代理」「告白」「リュノオ夫人事件」「森の中」「アンドレの傷」「ロンドリ姉妹」「あとがき」)

  • 『たくらみ 他10篇』、新庄嘉章訳、白桃書房、1949年

  • 『墓場稼ぎの売笑婦』、秋田滋訳、暁書房、1949年

  • 『ミスハリエット』、川口篤訳、養徳社、養徳叢書外国篇、1949年

  • 『港の女』、新庄嘉章譯、青磁社、ロマンチック叢書4、1949年
    (「港の女」「離婚」「死んだ女」「アルウマ」「邂逅」「寶石」「たくらみ」「ボアテル」「オトー父子」「旅にて」「ココ」「ロザリー・プリュダン」「難破船」「温室」「モーパッサンの生活と藝術(譯者)」)

  • 『モーパッサン恋愛小説集』、豊島與志雄・青柳瑞穂・水野亮・秋田滋・大西忠雄・川口篤・吉江喬松・河盛好蔵・岸田國士訳、文化評論社、1949年

  • 『モオパッサン短篇集』、青柳瑞穂訳、講談社、1950年

  • 『恋愛家系』、平野威馬雄訳、国民教育社、1950年

  • 『初夜 ユーモア綺譚集』、田辺貞之助訳、名曲堂、1951年

  • 『モウパッサン短篇集』、新庄嘉章訳、小峰書店、少年少女のための世界文學選15、1951年

  • 『モーパッサン短篇小説集』、秋田滋訳、啓文館、1952年

  • 『脂肪の塊』、白石啓三訳、創人社、1955年

  • 『モーパッサン愛欲短篇集 始めに罪あり』、塩田武訳、朋文社、1957年

  • 『二人の友・頸かざり』、青柳瑞穂訳、新学社、新学社文庫、1968年

  • Short stories by Guy de Maupassant, translated by Lafcadio Hearn, edited with notes by Keigo Itami, Hokuseido Press(『モーパッサン短篇集』、ヘルン(ラフカディオ・ハーン)訳、北星堂書店)、1969年


  • G・モーパッサン作『夜歩く手』、榊原晃三訳・文、小沢一雄絵、金の星社、世界こわい話不思議な話傑作集 7 フランス編、1984年

  • パロル舎『ミス・ハリエット』
  • 『ミス・ハリエット』、石田明夫訳、パロル舎、1998年
    (「ミス・ハリエット」「特別商品」「帰郷」「死刑囚」「政変」「聖アントワーヌ」「ブールド・スュイフ(脂肪の塊)」「訳者あとがき」)

  • パロル舎『ロックの娘』
  • 『ロックの娘』、太田浩一訳、パロル舎、1998年
    (「ロックの娘」「修道院長の二十五フラン」「持参金」「オトー父子」「モアロン」「蠅 ――あるボート乗りの思い出」「ボンバール」「マドモワゼル・ペルル」「訳者あとがき」)

  • 梨の木社『残酷短編集』
  • 『モーパッサン残酷短編集』、鈴木暁、森佳子監訳、梨の木舎、2004年
    (「マロカ」「モン=サン=ミッシェルの伝説」「ためしてはみたけれど」「ベルト」「ロバ」「猫――アンティーブ岬にて」「通夜」「あとがき」「付 実践的翻訳論――どう読み、どう訳すか」)

  • 弘学社『モーパッサン短篇選集』
  • 『モーパッサン短篇選集』、原田芳郎監修、小林範子・河野優子訳、弘学社、2014年
    (「野遊び」「一家のはなし」「メヌエット」「遠乗り」「雨傘」「首飾り」「椅子直しの女」「後悔」「ジュール叔父さん」「帰郷」「老人」「クロシェット」「二人の友」「捕虜」「オルラ」)

  • 理論社『首飾り』
  • 『世界名作ショートストーリー モーパッサン 首飾り』、平岡敦訳、理論社、2015年
    (「首飾り」「手」「シモンのパパ」「酒樽」「クロシェット」「穴場」「マドモワゼル・ペルル」「老人」「ジュール叔父さん」「訳者あとがき」)




b. 長編、その他
  • 『兄と弟』、ギイ・ド・モオパツサン作、水上斉譯、植竹書院、1914(大正3)年

  • 『女の一生』、モウパツサン作、廣津和郎譯、植竹書院、1914(大正3)年

  • 『ピエル・エ・ジャン』、半田良平譯、アカギ叢書、1914(大正3)年

  • 『レディースマン』、鴻巣歌吉訳述、鐘美堂書店、1914(大正3)年

  • 『女の一生』、モオパスサン作、廣津和郎譯、新潮社、1918(大正7)年

  • 『兄の憂愁』、前田晁譯、金星堂、全訳名著叢書1、1922(大正11)年

  • 『美貌の友(ベラミー)』、廣津和郎譯、國民教育普及会、1925(大正14)年

  • 『女の一生』、河原万吉譯、万有文庫刊行会、万有文庫32、1927(昭和2)年

  • 『吾等の心』、高木安雄譯、春陽堂、世界名作文庫、1932(昭和7)年

  • 『美貌の友(BEL-AMI)』、廣津和郎譯、那須書房、1936(昭和11)年

  • 『秋風記(モントリオル)』、杉捷夫譯、白水社、1938年(昭和13)年

  • 『女の一生』、井東憲譯、大東出版社、あかね叢書2、1939(昭和14)年

  • 『女の一生』、飯田豊二訳、新文社、世界名著物語文庫、1946年

  • 『女の一生』、広津和郎訳、新体社、1947年

  • 『われらの心』、水野成夫訳、酣燈社、1947年

  • 『兄の憂愁 ―ピエルとジャン』、前田晁訳、金星堂、1948年

  • 『女の一生』、青木力訳、明朗社、1948年

  • 『女の一生』、永瀬三吾訳、金鈴社、1948年

  • 『女の秘密』(ピエールとジャン)、真木嘉徳訳、蒼樹社、1948年

  • 『太陽の下に』、江口清訳、思索社、1948年

  • 『水の上』、斉藤正直訳、大地書房、1948年

  • 『女の一生』、大沢寛三訳、蒼樹社、リアリズム文学叢書6、1949年

  • 『女の一生』、新庄嘉章郎訳、三笠書房、世界文学選書8、1949年

  • 『女の一生』、杉捷夫訳、思索社、思索選書16、1949年

  • 『女の一生』、飯田豊二訳、青葉書店、1950年

  • 『女の一生』、廣津和郎譯、山根書店、1950年

  • 『モーパッサン詩集』、堀田善衛訳、酣燈社、詩人全書、1950年

  • 『放浪生活』、横塚光雄譯、創藝社、世界名作選II、1950年

  • 『女の一生』、木村庄三郎訳、創芸社、近代文庫34、1952年

  • 『水の上』、斉藤正直訳、河出書房、市民文庫、1953年

  • 『女の一生』、木村庄三郎訳、ダヴィッド社、1955年

  • 『ピエールとジャン』、真木嘉徳訳、世界公論社、1955年

  • 『女の一生』、足沢良子訳、岩崎書店、ジュニア版世界の文学6、1967年

  • 『女の一生 ベラミ』、宮原信他訳、フランクリン・ライブラリー、1988年

  • 『ネックレス』
  • 『ネックレス』、ゲーリー・ケリー絵、もきかずこ訳、西村書店、1997年

  • 『まんがで読破 女の一生』
  • 『まんがで読破 女の一生』、バラエティ・アートワークス企画・漫画、イースト・プレス、2012年

  • 『Marble Ramble 名作文学漫画集』
  • 長崎訓子『Marble Ramble 名作文学漫画集』、パイ・インターナショナル、2015年
    (「墓」、「髪」、p. 98-119.)

  • 『モン゠オリオル』
  • 『モン゠オリオル』、渡辺響子訳、幻戯書房、2023年、369 p.





c. アンソロジー収録
  • 『ルクサンブール』、石川剛譯、大倉書房、1913(大正2)年
    (「二人の友」「御仕舞」「頸飾」、p. 57-115.)

  • 『フランス小説集』、渡邊一夫・杉捷夫編、みすず書房、1951年
    (「乞食」、杉捷夫訳、p. 235-241.)

  • 創元推理文庫『怪奇小説傑作集』4巻
  • 『怪奇小説傑作集』、第4巻、アポリネール他、青柳瑞穂・澁澤龍彦訳、創元推理文庫、1969年
    (「手」、青柳瑞穂訳、p. 303-314.)

  • 創元推理文庫『ミニ・ミステリ傑作選』
  • 『ミニ・ミステリ傑作選』、エラリー・クイーン編、吉田誠一他訳、創元推理文庫、1975年
    (「復讐」、中村保男 訳、p. 274-279.「正義の費用」、中村保男 訳、p. 280-287.)

  • 『世界短編名作選 フランス編1』、蔵原惟人監修、新日本出版社、1977年
    (「脂肪のかたまり」、平田襄治訳、p. 205-246.「首飾り」、栗須公正訳、p. 247-257.)

  • 『フランス幻想文学傑作選』、3巻、窪田般彌・滝田文彦編、白水社、1982年
    (「手」、「オルラ」(初出版)、宮原信訳・解説、p. 84-102.)

  • 白水Uブックス『フランス幻想小説傑作集』
  • 『フランス幻想小説傑作集』 窪田般彌・滝田文彦編、白水Uブックス、1985年
    (「オルラ」(初出版)、宮原信訳・解説、p. 171-186.)

  • 『遊女クラリモンドの恋 フランス・愛の短編集』、野内良三編訳、旺文社文庫、1986年
    (「旅路」、p. 5-17.)

  • 河出文庫『世界怪談名作集』下巻
  • 『世界怪談名作集』、岡本綺堂編・訳、上下、河出文庫、1987年
    (「幽霊」、下巻、p. 241-256.)

  • 『猫百話』、柳瀬尚紀編、ちくま文庫、1988年
    (「ネコについて」、小林龍雄訳、p. 174-180.)

  • 白水Uブックス『フランス・ユーモア文学傑作選 笑いの錬金術』
  • 『フランス・ユーモア文学傑作選 笑いの錬金術』、榊原晃三・竹内廸也編、白水Uブックス、1990年
    (「百万フラン」、訳・解説=榊原晃三、p. 70-78.)

  • 百年文庫『瞳 ラニアン チェーホフ モーパッサン』
  • 『瞳 ラニアン チェーホフ モーパッサン』、ポプラ社、百年文庫40、2010年
    (「悲恋」、青柳瑞穂訳、p. 67-128.)

  • ちくま文庫『怪奇小説精華』
  • 『世界幻想文学大全 怪奇小説精華』、東雅夫編、ちくま文庫、2012年
    (「オルラ」、青柳瑞穂訳、p. 402-445.)

  • ちくま学芸文庫『高校生のための文章読本』
  • 梅田卓夫、清水良典、服部左右一、松川由博編、『高校生のための文章読本』、ちくま学芸文庫、2015年
    (「『ピエールとジャン』序文」、稲田三吉訳、p. 16-20. 解説、p. 388-391.)





d. 語学教科書

一般書籍
  • 『二人の友』、作者 モオパッサン、譯註者 岸田國士、白水社、「佛蘭西文學譯註叢書第一篇」、1925(大正14)年
    (「二人の友」、「マドムアゼル・ペルル」)

  • 『初雪』、G. モォパッサン原作、大塚幸男譯註、大学書林、「仏蘭西短篇小説對譯叢書 第二篇」、1937年
    (「初雪」、「旅にて」)

  • 『モーパッサン短篇集(1)』、成沢理平訳注、第三書房、「フランス名作対訳双書」、1951年
    (「捕虜」、「ジュール叔父さん」、「遠乗り」)

  • 『モーパッサン短篇集(2)』、久保井平治訳注、第三書房、1958年
    (「シモンのパパ」、「狂女」、「月光」、「宝石」)

  • 『首飾り 他三篇』、小泉清明訳注、大学書林、「大学書林語学文庫」、1954年
    (「首飾」、「ジュール伯父」、「椅子直しの女」、「酒樽」)

  • 『女の一生』、大塚幸男訳注、大学書林、「大学書林語学文庫」、1958年
    (I, V, VI章)

  • 『モーパッサン短篇集 I』、伊東英・調佳智雄訳注、大学書林、1982年
    (「シモンのパパ」、「椅子直しの女」、「二人の友」、「宝石」)

  • 『モーパッサン短篇集 II』、伊東英・調佳智雄訳注、大学書林、1984年
    (「ヴァルター・シュナフスの冒険」、「ジュール叔父さん」、「雨傘」、「首飾り」)

  • 『脂肪の塊』、調佳智雄訳注、大学書林、1988年

  • 『フランス語で読むモーパッサン』
  • 佐藤若菜『フランス語で読むモーパッサン 対訳 ジュールおじさん・首飾り・シモンのパパ』、NHK出版、2011年

  • 『名作短編で学ぶフランス語』
  • 尾河直哉編訳『名作短編で学ぶフランス語』、ベレ出版、2018年
    (「手」、p. 84-111.)

  • 『モーパッサンの怪談』
  • 足立和彦・村松定史編著『対訳 フランス語で読む モーパッサンの怪談』、白水社、2023年、139 p.
    (「墓」、「髪」、「手」、「オルラ」(初稿版))



教科書
  • 『初雪(改訂版)』、河盛好蔵編、白水社、1958年
    ("Le Donneur d'eau bénite", "Le Papa de Simon", "Moiron", "Le Parapluie", "Première neige")

  • 『シモンのパパ』、山内義雄・石井美久編、第三書房、《モーパッサン》珠玉短編集1、1956年
    ("Le Papa de Simon", "La Parure", "Le Donneur d'eau bénite")

  • 『ジュール叔父さん』、横部得三郎・木内林太郎編、第三書房、《モーパッサン》珠玉短編集2、1957年
    ("Mon oncle Jules", "Le Baptême", "Les Bijoux" "En voyage")

  • 『初雪』、三木治・高塚洋太郎編、第三書房、《モーパッサン》珠玉短編集3、1957年
    ("Première Neige", "Le Parapluie")

  • 『椅子直しの女』、秋山晴夫・室井庸一編、第三書房、《モーパッサン》珠玉短編集4、1958年
    ("Par un soir de printemps", "En voyage", "L'Infirme", "La Rempailleuse", "Clair de lune")

  • 『みれん』、佐野一男編、第三書房、《モーパッサン》珠玉短編集8、1960年
    ("Regret", "Le Fermier")

  • 『かんらん畑』、杉捷夫・宮原信編、第三書房、《モーパッサン》珠玉小説集3、1961年
    ("Le Champ d'oliviers")

  • 『謎』、宮原信編、第三書房、《モーパッサン》珠玉小説集4、1977年
    ("Qui sait ?")

  • 『脂肪の塊り』、宮治弘之編、朝日出版社、1971年

  • 『7つの短篇』、林良児編注、三修社、1980年
    ("La Confession", "Le Vieux")

  • 『モーパッサン幻想コント』、小池健男・田村好三編、三修社、1983年
    ("La Morte", "Magnétisme", "Apparition", "Conte de Noël")

  • 『モーパッサン小品集 Six Contes de Maupassant, rédigé par R. de Roussy de Sales』、前田英樹編注、三修社、1988年
    ("Le Vieux", "La Confession", "Une page d'Histoire inédite", "La Parure", "Le Voleur", "La Ficelle")




e. 復刻版
  • 『明治翻訳文学全集 新聞雑誌編』31巻「モーパッサン集 I」、川戸道昭、榊原貴教編集、ナダ出版センター、1997年

  • 『明治翻訳文学全集 新聞雑誌編』32巻「モーパッサン集 II」、川戸道昭、榊原貴教編集、ナダ出版センター、1999年

  • 『大正期翻訳文学画像集成 雑誌編』5巻「モーパッサン集」(CDロム)、川戸道昭、中林良雄、榊原貴教編集、ナダ出版センター、2004年




f. 時評文・評論
  • 「ギュスターヴ・フローベール」(抄)、宮原信訳、『フローベール全集』、筑摩書房、第10巻、1970年、p. 447-459.

  • 講談社学術文庫『役人の生理学』
  • 「役人」、鹿島茂訳、バルザック『役人の生理学』、新評論、1987年(ちくま文庫、1997年、225-234頁、講談社学術文庫、2013年、205-213頁)

  • 「コロンバの祖国」、長谷川秀樹訳、『千葉大学社会文化科学研究』、vol. 7、2003年、p. 163-165.






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