モーパッサン関連書誌

Bibliographie sur Maupassant en japonais



  • このページにはモーパッサンに関する論文・エッセイ等の文献に関する書誌を掲載しています。
  • モーパッサン作品の翻訳に関する書誌はモーパッサン翻訳書誌をご覧ください。
  • 論文の書誌をお伝え頂ければ掲載いたしますので、研究者の方はぜひよろしくお願いいたします。
  • 参照:『フランス語フランス文学研究要覧』、日本フランス語フランス文学会 編、1981-2004年


Index
 1 作家・作品論
   単行本
   解説・月報
   雑誌掲載論文
 2 幻想文学関連
 3 日本文学との関係
 4 比較文学
 5 映画
 6 その他(エッセイ・紹介文)

 7 (主に19世紀)フランス文学
 8 (主に19世紀)フランス史
 9 (主に19世紀)フランス社会


1 作家・作品論



単行本

クールター『モーパッサンの情熱的生涯』 ステファン・クールター『モーパッサンの情熱的生涯』、河盛好蔵訳、文藝春秋、1963年
トロワイヤ『モーパッサン伝』 アンリ・トロワイヤ『モーパッサン伝』、足立和彦訳、水声社、2023年
ラヌー『モーパッサンの生涯』 アルマン・ラヌー『モーパッサンの生涯』、河盛好蔵・大島利治訳、新潮社、1973年

『モーパッサンの修業時代』 足立和彦『モーパッサンの修業時代 作家が誕生するとき』、水声社、2017年
『流星の人モーパッサン ―生涯と芸術―』 大塚幸男『流星の人モーパッサン ―生涯と芸術―』、白水社、1974年
小西茂也・大西忠雄『モーパッサン』 小西茂也、大西忠雄『モーパッサン』、青磁社、1949年(辰野隆「序」、p. 1-2.)
『ゴッホとモーパッサン――文学と絵画への旅』 清水正和『ゴッホとモーパッサン――文学と絵画への旅』、皆美社、1993年
『モーパッサンの文学』 鈴木力衛『モーパッサンの文学』、実業之日本社「教養叢書」、1952年
『フロオベルとモウパッサン』 中村光夫『フロオベルとモウパッサン』、講談社「名著シリーズ」、1967年(『中村光夫全集』、第2巻、筑摩書房、1972年、p. 256-442.)
永井荷風、後藤末雄『モオパッサン』、実業之日本社、1915(大正4)年
廣津和郎『モオパッサン評傳』、春陽堂、泰西文豪評傳叢書 (2)、1919(大正8)年
村松定史『モーパッサン』清水書院 村松定史『モーパッサン』、清水書院 「人と思想」、1996年(新装版、2015年)
吉田廣『フランス小説「女の一生」を斬る』、大阪経済法科大学出版部、2004年(『「女の一生」を読み解く ―フランス小説の徹底分析』、大阪経済法科大学出版部、2008年)

単行本所収

コリン・ウィルソン「モーパッサン」、『夢見る力 ―文学と想像力』、中村保男訳、竹内書店、1968年、p. 205-213.
――「ゾラとモーパッサン」(畔柳和代訳)、『わが青春わが読書』、柴田元幸監訳、学習研究社、1997年(学研M文庫、下巻、2000年、p. 172-186.)
クロード・エルセン「モーパッサンの冒険」、『愛とエロチシズム』、松原雅典、福田和子訳、弥生書房、1971年、p. 72-77.
アーサー・シモンズ「モオパツサン」、『フランス近代作家論―フランス19世紀リアリズムの研究』、川上徹太郎訳、創元選書119、1947年、p. 123-139.(『川上徹太郎全集7』、勁草書房、1970年、p. 310-315.)
ヘンリー・ジェィムズ「ギ・ド・モーパッサン」、渡辺久義訳、『ヘンリー・ジェイムズ作品集』、第8巻、評論・随筆、国書刊行会、1984年、p.145-177.
ミッシェル・セール「1883年‐1884年 モーパッサン3つの短編 「奇癖」「髪」「死者の傍らにて」」、『彫像 定礎の書』、米山親能訳、法政大学出版局、叢書ウニベルシタス、1997年、p. 123-170.
コナン・ドイル「エドガー・アラン・ポーをはじめとする短篇作家 ―すんでのところでモーパッサンの偽作者」、『シャーロック・ホームズの読書談義』、佐藤佐智子訳、大修館書店、1989年、p. 104-107.
レフ・トルストイ「モーパッサン論」、木村彰一訳、『世界教養全集 別巻2 東西 文芸論集』、中野好夫・篠田一士編、平凡社、1963年、p. 272-293.(『世界批評大系4 小説と現実』、筑摩書房、1975年、p. 390-406.)
ラフカディオ・ハーン「偉大な散文家 ― モオパッサン」、太田三郎訳、『西洋文学講座』、河出書房、市民文庫、1953年、p. 95-100.
フランク・ハリス「ギィ・ド・モーパッサンの思い出」、『わが生涯と愛』、佐藤晴夫訳、ルー出版、1998年、p. 265-279.
V・S・プリチェット「モーパッサン」、出淵博訳、『筑摩世界文学大系47 モーパッサン』、筑摩書房、1971年、p. 421-426.
ルイ・ポーウェル「モーパッサンと空飛ぶ円盤」、『西洋歴史奇譚 新装版』、ギイ・ブルトン、ルイ・ポーウェル編著、有田忠郎訳、白水社、1997年、p. 181-187.
ステファヌ・マラルメ「弔(モーパッサン追悼)」、宮原信訳、『マラルメ全集 II ディヴァガシオン他』、筑摩書房、1989年、p. 472-475.
清水書院『ブランシュ先生の精神病院 埋もれていた19世紀の「狂気」の逸話』 ロール・ミュラ「4 『狂人?』 モーパッサンと三つ星ドクター」、『ブランシュ先生の精神病院 埋もれていた19世紀の「狂気」の逸話』、吉田春美訳、原書房、2003年、p. 372-394.
アクセル・ムンテ「ラ・サルペートリエール 火曜講座」、『サン・ミケーレ物語 《増補版》』、久保文訳、紀伊國屋書店、1974年、p. 233-246.


『コレスポンダンス』 足立和彦「モーパッサンの修業時代:フロベールの弟子として」、『Correspondances コレスポンダンス 北村卓教授・岩根久教授・和田章男教授退職記念論文集』、朝日出版社、2020年2月、p. 343-356.
『』 ――「フローベールを語る――一八八〇年代のモーパッサン」、『フローベール 文学と〈現代性〉の行方』、松澤和宏+小倉孝誠編、水声社、2021年10月、p. 281-295.
麻生宗由「モーパッサン―『ベラミ』一論」、『フランス文学研究 室井庸一中央大学教授退職記念論文集』、29、1994年、p. 55-69.
――「モーパッサンの小説技法」、『限りなき視線 ル・クレジオとの対話 フランス文学論集』、望月芳郎中央大学教授退職記念、駿河台出版社、1996年、p. 91-107.
飯島耕一「モーパッサン―フローベールの弟工・小説作りの不幸」、『文学の基礎知識』、安東次男、篠田一士、山下肇 編、、1960年、p. 171-172.
石川湧「彼の墓の上に土軽かれ―亡きモーパッサンを追う批評群」、『石川湧文集1』、緑林社、1984年、p. 130-132.
生島遼一「フランス写実主義文学」、『フランス小説』、創元社、1951年、p. 106-139.
――「モーパッサンとその他の作家」、『フランスの小説』、河出新書、1955年、p. 105-106.
江口清「モーパッサンのペシミズム」、『レイモン・ラディゲと日本の作家たち』、清水弘文堂、1973年、p. 208-211.
大塚幸男「海への誘い―モーパッサンのことなど」、「モーパッサンの心」、『フランス文学随攷』、あけぼの社、1946年、p. 152-59.
――「新しいモーパッサン伝」、「新訳『女の一生』」、「モーパッサンの短篇小説と中篇小説」、『知性と感性』、南風書房、1947年、p. 44-51.
小倉和夫「8 パリは『ベラミ(いきな兄さん)』、ベラミは私、モーパッサン ――ベル・エポックの愛慾と野望」、『パリ名作の旅』、サイマル出版会、1987年、p. 189-223.
加賀山孝子「『メダンの夕べ』とその作家たち」、『エミール・ゾラ断章』、早美出版社、2000年、p. 307-326.
方上伸「文芸批評と人生批評」、『方上伸全集』、第一巻、日本図書センター、1997年、p. 332-351.
河上徹太郎「文学的人生論‐第二部 名作女性訓『女の一生』」、『河上徹太郎全集2』、勁草書房、1969年、p. 73-77.
河内清「ゾラをめぐる作家・芸術家たち―モーパッサンのゾラ嫌い」、『ゾラと日本自然主義文学』、梓出版社、1990年、p. 95-99.
河西良三「モーパッサンの背景」、『近代フランス文学の世界』、弘文堂、1958年、p. 84-116.
河盛好蔵、「ベラミ」、『現代世界文学講座5 近代フランス篇』、講談社、1956年、p. 259-261.
――「ゾラとモーパッサン‐モーパッサン雑記」、『河盛好蔵 私の随想選2 私のフランス文学1』、新潮社、1991年、p.387-392.
窪田啓作「ギイ・ド・モーパッサン」、『フランス文学読本』、中島健蔵 編、東京大学出版部、1951年、p. 136-142.
桑原武夫「女の一生(モーパッサン)」、『世界文学入門』、新評論社、1954年、p. 101-114.
小出竜太郎「モーパッサン、『女の一生』と『ベラミ』の比較考察」、『文学にひそむ十字架』、春風社、2000年、p. 245-310.
――「『モワロン』―モーパッサンによるもうひとつのヨブ記」、『人間の深層心理と社会の深層構造』、甲南大学総合研究所、1992年、p. 16-37. (『文学にひそむ十字架』、春風社、2000年、p. 330-353.)
小島輝正「モーパッサン」、『西洋文学入門』、青春出版社、1959年、p. 180-182.
斉藤多香子「十九世紀のヨーロッパに現れた日本風の女性たち―「愛する者」」、『内なる壁―外国人の日本像・日本人の外国人像』、平河祐弘、鶴田欣也 編著、TBSブリタニカ、1990年、p. 131-152.
佐藤朔「モオパッサンについて」、『フランス文学素描』、青光社、1940年、p. 77-102.
清水正和「「海」と芸術家―クールベ、モネ、モーパッサン」、『フランス近代芸術 絵画と文学の対話』、小沢書店、1999年、p. 39-59.
杉捷夫「女の一生」、『文学講座6』、筑摩書房、1951年、p. 95-98.
――「女の一生」、『朝の詩人』、三笠文庫、1953年、p. 225-229.
――「女の一生」、『現代世界文学講座5 近代フランス篇』、河盛好蔵、杉捷夫 編、講談社、1956年、p. 256-259.
――「フローベールとモーパッサンの紀行」、『こころとの対話―人間と平和への思索』、番町書房、1966年、p. 146-152.
瀬沼茂樹「女の一生(モーパッサン)」、『世界の名著』、毎日新聞社編刊、改定新版、1970年、p. 100-102.
宗左近「モーパッサン」、『錨と表象―フランス文学管見』、審美社、1976年、p. 91-102.
高沖陽造「モオパッサン」、『世界文学 ダンテからジイドまで』、評論社、1949年、p. 284.
滝沢寿「十九世紀フランス小説の二人のヒロイン―『ボヴァリー夫人』エンマと『女の一生』ジャンヌの場合」、『フランス・レアリスムの諸相 フローベールをめぐって』、駿河台出版社、2000年、p. 3-24.
竹内好「モーパッサン「脂肪の塊」」、『岩波講座・文学の創造と鑑賞2』、岩波書店、1954年、p. 72-91.
太宰施門「八 モォパッサン」、『バルザック以後』、山口書店、1943年、p. 208-223.
辰野隆「モーパッサン管見」、『モーパッサン選集』1、丸山熊雄 訳、太虚堂書房、1947年、p. 1-6.
――「モオパツサン寸感」、『モーパッサン選集』2、丸山熊雄 訳、太虚堂書房、1947年、p. 1-3.
――「序文」、『モーパッサン選集』3、丸山熊雄 訳、太虚堂書房、1947年、p. 1-3.
――「序」、『あぶら饅頭 モーパッサン選集』4、丸山熊雄 訳、太虚堂書房、1948年、p. 1-2.
種村季弘「モーパッサン『薔薇の葉館、トルコの家』について」、『幻想のエロス』(種村季弘のネオ・ラビリントス4)、河出書房新社、1998年、p. 58-66.
寺田寅彦「モーパッサン短編作品集と写真製版技術の挿絵」、マリアンヌ・シモン=及川編『テクストとイメージ アンヌ=マリー・クリスタンへのオマージュ』、水声社、2018年、p. 77-96.
寺田光徳「梅毒を罹患した作家たちージュール・ド・ゴンクール、モーパッサン、アルフォンス・ドーデ」、『梅毒の文学史』、平凡社、1999年、p. 151-239.
中村光夫「モウパッサンと『女の一生』」、『知性と青春』、河出新書、1956年、p. 129-152.(「女の一生」、『中村光夫全集』、第2巻、筑摩書房、1972年、p. 487-503.)
――「『ベラミ』」、『知性と青春』、河出新書、1956年、p. 152-159.(『中村光夫全集』、第2巻、p. 511-516.)
――「『死の如く強し』」、『知性と青春』、河出新書、1956年、p. 160-169.(『中村光夫全集』、第2巻、p. 504-510.)
――「『男ごころ』( Notre Coeur )」、『知性と青春』、河出新書、1956年、p. 170-173.(『中村光夫全集』、第2巻、p. 517-519.)
――「モウパッサンの道」、『中村光夫全集』、第2巻、筑摩書房、1972年、p. 443-451.
西村孝次「モーパッサン―暗い情人」、『文学の裏窓』、鱒書房、1955年、p. 147-174. (『世界文学の群像‐創造者のたどった愛と生涯』、産業行動研究所、1970年、p. 181-218.)
『フランス小説の扉』 野崎歓「もてる男モーパッサン -『ベラミ』」、『フランス小説の扉』、白水社、2001年、p. 104-134.(白水Uブックス、2010年、p. 113-146.)

平島正郎、菅野昭正、高階秀爾「モーパッサンとユイスマンス」、『徹底討議 19世紀の文学・芸術』、青土社、1975年、p. 291-293.
平田襄治「モーパッサンの小説観について」、『名古屋大学文学部研究論集 十周年記念論集』、1958年、p. 887-904.
水野明路「脂肪の塊」、『現代世界文学講座5 近代フランス篇』、講談社、1956年、p. 254-255.
――「ピエールとジャン」、『現代世界文学講座5 近代フランス篇』、講談社、1956年、p. 261-263.
矢野常有「モオパッサンと世界の作家たち」、『芦屋女子短期大学開学二十周年記念論文集、文雅堂銀行研究社、1979年、p. 307-330.
山口論助「露悪」、『悪と文学』、白鳳堂、1954年、p. 233-241.
吉江喬松「モオパッサンの晩年」、『ふらんす文学評論』、改造社、1948年、p. 83-97.
吉田城「神経症と怪奇幻想 -モーパッサンの短編群」、『神経症者のいる文学 -バルザックからプルーストまで』 第五章、名古屋大学出版会、1996年、p. 160-177.
渡辺隆司「「ジュール伯父」」、『高等学校現代文‐指導と研究』、饗庭孝男 他、第一学習社、1984年、p. 1-40.




解説・月報

粟津則雄「師フローベルと彼を隔てるもの―モーパッサン雑感」、『新潮世界文学22 モーパッサン』、月報23、1969年、p. 4-6.
生島遼一「女の一生」、『新版 世界文学全集13』、新潮社、1958年、p. 7-10.
井上幸治「モーパッサン時代の貴族」、『世界の文学24 モーパッサン』、付録、中央公論社、1963年、p. 6-9.
大西忠雄「解説(モーパッサンの生涯と作品)」、『モーパッサン全集』、第3巻、春陽堂、1966年、p. 879-1017.
河盛好蔵「モーパッサン伝説」、『新潮世界文学22 モーパッサン』、月報23、新潮社、1969年、p. 2-4.
小林正「フロベールのロマンチスムとモーパッサンのペシミズム」、『新版 世界文学全集』、月報13、新潮社、1958年、p. 1-3.
斉藤昌三「モーパッサン―解説」、『集英社ギャラリー 世界の文学7 フランス2』、集英社、1990年、p. 1341-1349.
――「文学作品キイノート‐モーパッサン」、『集英社ギャラリー 世界の文学7 フランス2』、集英社、1990年、p. 1396-1405.
佐藤朔「フロベールとモーパッサン」、『世界文学全集11』、月報18、新潮社、1961年、p. 1-2.
新庄嘉章「フローベルとモーパッサン」、『世界文学全集29 ゾラ・モーパッサン』、月報、筑摩書房、1967年、p. 6-8.
杉捷夫「モーパッサン素描」、『世界文学全集 19世紀編』、河出書房、1949年、p. 329-354.
――「ギー・ド・モーパッサン」、『現代世界文学講座5 近代フランス篇』、河盛好蔵、杉捷夫 編、講談社、1956年、p. 101-103.
――「モーパッサンの評価」、『世界文学大系44』、月報7、筑摩書房、1958年、p. 78-81.
――「解説―モーパッサンの生涯と作品」、『新潮世界文学22 モーパッサン』、新潮社、1969年、p. 791-808.
――「解説―フローベル、モーパッサン」、『河出世界文学全集11 フローベール、モーパッサン』、河出書房新社、1989年、p. 485-498.
瀬戸内晴美「女の一生」、『世界の文学24 モーパッサン』、付録、中央公論社、1963年、p. 1-3.
曽野綾子「文学以前の背景」、『新潮世界文学22 モーパッサン』、月報23、新潮社、1969年、p. 7-9.
田久保英夫「モーパッサンと現代」、『新潮世界文学22 モーパッサン』、月報23、新潮社、1969年、p. 9-11.
辰野隆「モーパッサン管言」、『世界文学大系44』、月報7、筑摩書房、1958年、p. 75-76.
中村光夫「解題」、『世界文学大系44 モーパッサン』、筑摩書房、1958年、p. 439-445.(「モーパッサン解説」、『筑摩世界文学大系47 モーパッサン』、筑摩書房、1971年、p. 427-433.「モウパッサン・作家と作品」『デュエット版 世界文学全集39 モーパッサン篇I』、同『世界文学全集40 モーパッサン篇II』、集英社、1968年.『中村光夫全集』、第2巻、筑摩書房、1972年、p. 452-486.)
堀秀彦「飢え乾いた女の一生」、『新版 世界文学全集13』、月報、新潮社、1958年、p. 5-6.
――「ジャンヌとエマ―二人の女」、『世界文学全集18』、月報、新潮社、1961年、p. 3-4.
宮治弘之「噂話のモーパッサン」、『筑摩世界文学大系47 モーパッサン』、付録10、筑摩書房、1971年、p. 1-5.
宮原信「モーパッサンの生涯」、『世界の文学24 モーパッサン』、中央公論社、1963年、p. 520-530.
――「『女の一生』について」、『世界の文学24 モーパッサン』、中央公論社、1963年、p. 530-534.
――「『死の如く強し』について」、『世界の文学24 モーパッサン』、中央公論社、1963年、p. 534-538.
――「「短篇」について」、『世界の文学24 モーパッサン』、中央公論社、1963年、p. 539-540.
――「モーパッサン」、『世界文学全集29 ゾラ・モーパッサン』、筑摩書房、1967年、p. 497-505.
安岡章太郎「フロベールとモーパッサン」、『新版 世界文学全集』、月報13、新潮社、1958年、p. 5-6.



雑誌掲載論文

浅子啓子「モーパッサンの長編小説 Bel-Ami をめぐる諸問題」、『慶応大学 日吉紀要』、24、 1982年、p. 1-28.
麻生宗由「人間の解体とその死‐3-『ピエールとジャン』を中心に」、『法政大学多摩論集』、5、1989年、p. 21-69.
――「モーパッサンの小説技法(1)」、『法政大学多摩論集』、13、1997年、p. 123-161.
――「モーパッサンの小説技法(2)Bel-Ami を中心に」、『法政大学多摩論集』、14、1998年、p. 153-192.
――「モーパッサンの小説技法(3)Mont-Oriol を中心に」、『法政大学多摩論集』、15、1999年、p. 87-128.
――「モーパッサンの小説技法(4)Pierre et Jean を中心に」、『法政大学多摩論集』、16、2000年、p. 175-219.
――「モーパッサンの小説技法(5)Fort comme la mort を中心に」、『法政大学多摩論集』、17(1)、2001年、p. 55-91.
――「モーパッサンの小説技法(6)Notre cœur を中心に」、『法政大学多摩論集』、17(2)、2001年、p. 89-122.
足立和彦(ADACHI Kazuhiko)« Le trajet vers Le Horla - la « folie » dans les contes « fantastiques » de Maupassant », GALLIA、n° 43、大阪大学フランス語フランス文学会、2004年、p. 41-48.
―― « Le trajet vers Le Horla - la « peur » dans les contes « fantastiques » de Maupassant », 『フランス語フランス文学研究』、n° 85/86、日本フランス語フランス文学会、2005年、p. 89-105.
―― « Boule de suif : l'existence problématique de la prostituée », GALLIA、n° 44、大阪大学フランス語フランス文学会、2005年、p. 1-8.
―― « Maupassant et le théâtre : une tentative dans les années 1870 », GALLIA、n° 46、大阪大学フランス語フランス文学会、2007年、p. 9-16.
―― 「モーパッサン『エラクリウス・グロス博士』 ―真理の探究から狂気へ―」、『待兼山論叢 文学篇』、41号、大阪大学文学会、2007年、p. 79-94.
―― « Maupassant et le théâtre (2) : la réécriture d'un drame historique », GALLIA, n° 47、大阪大学フランス語フランス文学会、2008年、p. 61-68.
―― « La poésie réaliste de Maupassant », 『フランス語フランス文学研究』、n° 92、日本フランス語フランス文学会、2008年、p. 51-67.
―― 「封じられる女の声 ―モーパッサン初期作品における女性の表象」、『関西フランス語フランス文学』、第14号、日本フランス語フランス文学会関西支部、2008年、 p. 69-79.
―― « Face au journalisme : Les Dimanches d'un bourgeois de Paris de Maupassant », GALLIA, n° 49, 大阪大学フランス語フランス文学会, 2010年, p. 23-32.
―― « La poétique du social dans La Maison Tellier de Maupassant », GALLIA, n° 50, 大阪大学フランス語フランス文学会, 2011年, p. 43-52.
―― « Une vie, roman expérimental de Maupassant », GALLIA, n° 52, 大阪大学フランス語フランス文学会, 2013年, p. 51-60.
―― « L'apparition de Maufrigneuse : Maupassant conteur dans les journaux », 『フランス語フランス文学研究』、n° 102、日本フランス語フランス文学会、2013年、p. 49-67.
―― « Maupassant reporter au Maghreb en 1881 », 『フランス語フランス文学研究』, n° 105, 日本フランス語フランス文学会, 2014年, p. 77-94.
――「対訳で楽しむ『脂肪の塊』1」、『ふらんす』4月号、2014年4月、p. 64-67.
――「対訳で楽しむ『脂肪の塊』2」、『ふらんす』5月号、2014年5月、p. 32-35.
――「対訳で楽しむ『脂肪の塊』3」、『ふらんす』6月号、2014年6月、p. 32-35.
――「対訳で楽しむ『脂肪の塊』4」、『ふらんす』7月号、2014年7月、p. 32-35.
――「対訳で楽しむ『脂肪の塊』5」、『ふらんす』8月号、2014年8月、p. 32-35.
――「対訳で楽しむ『脂肪の塊』6」、『ふらんす』9月号、2014年9月、p. 32-35.
――「モーパッサンと戦争:復讐の意味するもの」、『名城大学人文紀要』、第114集(52巻3号)、名城大学人文研究会、2017年3月、p. 1-16.
『ふらんす』2018年10月号 ――「対訳で楽しむモーパッサンの短編(1) 「宝石」①」、『ふらんす』10月号、2018年10月、p. 44-47.
――「対訳で楽しむモーパッサンの短編(2) 「宝石」②」、『ふらんす』11月号、2018年11月、p. 42-45.
――「対訳で楽しむモーパッサンの短編(3) 「ソヴァージュばあさん」①」、『ふらんす』12月号、2018年12月、p. 42-45.
――「対訳で楽しむモーパッサンの短編(4) 「ソヴァージュばあさん」②」、『ふらんす』1月号、2019年1月、p. 42-45.
――「対訳で楽しむモーパッサンの短編(5) 「クロシェット」①」、『ふらんす』2月号、2019年2月、p. 46-49.
――「対訳で楽しむモーパッサンの短編(最終回) 「クロシェット」②」、『ふらんす』3月号、2019年3月、p. 40-43.
――「詩とレアリスム――ゾラ、コペ、モーパッサン」STELLA、九州大学フランス語フランス文学研究会、第38号、2019年12月、p. 207-224.
――「モーパッサンの修業時代:フロベールの弟子として」、『Correspondances コレスポンダンス 北村卓教授・岩根久教授・和田章男教授退職記念論文集』、朝日出版社、2020年2月、p. 343-356.
――「フローベールを語る――一八八〇年代のモーパッサン」、『フローベール 文学と〈現代性〉の行方』、松澤和宏+小倉孝誠編、水声社、2021年10月、p. 281-295.
『ふらんす』2022年4月号 ――「モーパッサン、自由を求めて[第1回] 故郷エトルタ」、『ふらんす』4月号、2022年4月、p. 60-63.
――「モーパッサン、自由を求めて[第2回] 母という人」、『ふらんす』5月号、2022年5月、p. 60-63.
――「モーパッサン、自由を求めて[第3回] 戦争がもたらすもの」、『ふらんす』6月号、2022年6月、p. 60-63.
――「モーパッサン、自由を求めて[第4回] 小役人の青春」、『ふらんす』7月号、2022年7月、p. 60-63.
――「モーパッサン、自由を求めて[第5回] 先生、そして娼婦たち」、『ふらんす』8月号、2022年8月、p. 60-63.
――「モーパッサン、自由を求めて[第6回] ジャーナリストとして立つ」、『ふらんす』9月号、2022年9月、p. 60-63.
『ふらんす』2022年10月号 ――「モーパッサン、自由を求めて[第7回] モーフリニューズの登場」、『ふらんす』10月号、2022年10月、p. 58-61.
――「モーパッサン、自由を求めて[第8回] ベラミの栄華」、『ふらんす』11月号、2022年11月、p. 58-61.
――「モーパッサン、自由を求めて[第9回] 理性とその限界」、『ふらんす』12月号、2022年12月、p. 58-61.
――「見えないものを見る――モーパッサンの幻想小説」STELLA、九州大学フランス語フランス文学研究会、第41号、2022年12月、p. 289-298.
――「モーパッサン、自由を求めて[第10回] 地中海へ」、『ふらんす』1月号、2023年1月、p. 58-61.
――「モーパッサン、自由を求めて[第11回] 「老い」の到来」、『ふらんす』2月号、2023年2月、p. 58-61.
――「モーパッサン、自由を求めて[第12回] 自由の代償」、『ふらんす』3月号、2023年3月、p. 58-61.
『ふらんす』2024年10月号 ――「対訳で楽しむモーパッサンの短編 ① 「ジュールおじさん」(1)」、『ふらんす』10月号、2024年10月、p. 40-45.
――「対訳で楽しむモーパッサンの短編 ② 「ジュールおじさん」(2)」、『ふらんす』11月号、2024年11月、p. 40-45.
荒尾恭子「モーパッサン「女の一生」ジャンヌ像について」、『尚絅公開講座講義録』、尚絅学園 、2001年度、2001年、p. 62-72.
飯田雅章「「"読者"によるレクチュール生成論」を用いたテクスト分析‐1-モーパッサンの「水の上」を読む」、『東京純心女子短期大学紀要』、5、1992年、p. 27-45.
猪狩広志「モーパッサンの contes romantiques における hasard について」、『中大仏文研究』、2、1965年、p. 44-51.
――「『ピエールとジャン』 における L'etranger の意識」、『中大仏文研究』、5、1967年、p. 33-42.
――「Maupassant の comme と comme si による直喩に関する考察―長篇小説の場合」、『フランス語フランス文学研究』、日本フランス語フランス文学会、no 13、1969年、p. 82-83.
――「Maupassant の作品における詩の引用について― Musset と Baudelaire」、『中大仏文研究』、6、1969年、p. 21-34.
――「モーパッサンの "même" の反復について」、『人文社会科学研究』、早稲田大学、16、1978年、p. 111-125.
ISAKA Kiyoshi, "The Anti-war Sentiment of Guy de Maupassant"、『文京女子短期大学紀要』、11、1978年、p. 111-114.
石田明夫「モーパッサンにおける風景描写の技法と位置‐イヴェットについて」、『明治大学大学院紀要』、13(4)、1975年、p. 99-108.
――「『ピエールとジャン』論」、『明治大学大学院紀要』、15(4)、1977年、p. 37-48.
石田友夫「モーパッサンの作品に現れている恐怖と不安」、『人文科学研究』、新潟大学、43、1972年、p. 147-192.
――「モーパッサンの書いた二つの「ル・オルラ」」、『人文科学研究』、新潟大学、44、1973年、p. 35-57.
――「モーパッサンの旅行記」、『人文科学研究』、新潟大学、45、1973年、p. 1-24.
――「モーパッサンの短篇および中篇における私生児の問題」、『人文科学研究』、新潟大学、46、1974年、p. 75-99.
――「モーパッサンにおける普仏戦争の痕跡」、『人文科学研究』、新潟大学、47、1975年、p. 1-22.
――「モーパッサンの作品に描かれた人間生活の幸福」、『人文科学研究』、新潟大学、48、1975年、p. 1-23.
――「モーパッサンと中篇小説‐特に「遺産」「イヴェット「パラン氏」の場合」」、『人文科学研究』、新潟大学、50、1976年、p. 69-93.
――「『女の一生』の創作にかかわる諸要因についての一考察」、『人文科学研究』、新潟大学、52、1977年、p. 39-61.
――「モーパッサンの『詩集』」、『人文科学研究』、新潟大学、54、1978年、p. 51-103.
――「モーパッサンの変容‐「幸福」と「小紀行‐ラ・ヴェルヌ僧院」から『水の上』へ」、『人文科学研究』、新潟大学人文学部、75、1989年、p. 123-145.
泉谷安規「理論と実践のはざまにおかれた文学作品--モーパッサンの幻想小説をよむための試論」、『人文社会論叢 人文科学篇』、弘前大学人文学部、18、2007年、p. 1-19.
一条重美「シニズムの論理‐モオパッサンの場合」、『人間』、目黒書店、5(6)、1950年、p. 148-161.
井上逸子「ペシミスト・モーパッサンの隠された一面を求めて」、『フランス語フランス文学論集』、白百合女子大学、10、1980年、p. 37-54.
岩田麻由子「モーパッサンの短編におけるレアリスム ――勲章』と『手』の比較による一考察――」、『文学研究論集』、明治大学大学院文学研究科編、第51号、2019年9月、p. 49-61.
――「『女の一生』における馬車空間の機能」、『文学研究論集』、明治大学大学院文学研究科編、第52号、2020年2月、p. 11-21.
――「モーパッサン『死の如く強し』に見る女性の「老い」 ――『ベラミ』における男性の「老い」との比較から――」、『文学研究論集』、明治大学大学院文学研究科編、第56号、2022年2月、p. 39-50.
内田宮子「文学の中のヒロインたち:自己のない女―モーパッサンの『女の一生』のジャーヌの場合―」、『羽衣短大英語英文学研究』、7、2000年、p. 63-77.
梅津征雄「モーパッサンの『女の一生』―Une vieにおける文学的時間について―」、『福井大学教育学部紀要 第1部 人文科学、外国語・外国文学編』、28、1978年、p. 95-108.
OURA Yasusuke(大浦康介), « Etude sur le roman journal français », 『フランス語フランス文学研究』、no 52, 日本フランス語フランス文学会、1988年、p. 100-115.
―― « Aspects du roman journal français », 『ヨーロッパ文学研究』、甲南女子大学、12、1989年、p. 33-61.
大塚幸男「流星の人モーパッサン 1」、『福岡大学人文論叢』、4(4)、1973年、p. 1469-1518.
――「流星の人モーパッサン 2」、『福岡大学人文論叢』、5(3)、1973年、p. 471-504.
――「流星の人モーパッサン 3」、『福岡大学人文論叢』、5(4)、1974年、p. 717-767.
――「流星の人モーパッサン 4」、『福岡大学人文論叢』、6(1)、1974年、p. 275-318.
――「モーパッサンとトゥルゲーネフ―『流星の人モーパッサン』の一章」、『福岡大学研究所報』、20、1974年、p. 49-66.
大西忠雄「モーパッサンの未完成小説に関する覚書―『アーム・エトランヂェール』及『アンチェリュス』について」、『天理大学学報』、7、1952年、p. 101-118.
――「モーパッサン評伝」、『天理大学学報』、7(1)、1955年
――「モーパッサン伝記資料」、『天理大学学報』、7(2)、1955年
――「ギィ・ド・モーパッサンの伝記的研究(1)」、『天理大学学報』、8(1)、1956年
――「ギィ・ド・モーパッサンの伝記的研究(2)」、『天理大学学報』、8(3)、1957年、p. 87-98.
――「モーパッサン年譜資料―承前―作家時代(1880年)」、『天理大学学報』、25、1958年、p. 143-158.
――「モーパッサンの怪奇小説について」、『天理大学学報』、20(3)、1969年、p. 1-30.
大橋絵理「『モントリオル』における医師の役割」、『長崎大学言語教育研究センター紀要』、第2号、2014年、p. 31-44.
――「温泉保養地と女性 ―モーパッサン『モントリオル』」、『長崎大学言語教育研究センター論集』、第4号、2016年、p. 127-137.
小川茂久「「脂肪の塊」に関する覚書―1―1880年4月17日付「ゴーロワ」紙の論文を中心にして」、『文芸研究 明治大学文学部紀要』、8、1961年、p. 105-113.
――「「脂肪の塊」に関する覚書―2―アドリエンヌ・ルゲについて」、『文芸研究 明治大学文学部紀要』、10、1963年、p. 257-262.
――「「オルラ」に関する覚書―1」、『明治大学和泉校舎研究室紀要』、24、1963年、p. 119-127.
小倉孝誠「若い娘たちの表象 ――魂から身体へ――」、『慶應義塾大学日吉紀要. フランス語フランス文学 』、慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会、No. 67、2018年10月、p. 33-56.
尾崎和郎「Maupassant についての一考察― Phrase à reprise を通して‐1」、『相模女子大学紀要』、9、1960年、p. 101-118.
――「Maupassant についての一考察― Phrase à reprise を通して‐2」、『相模女子大学紀要』、10、1961年、p. 36-54.
――「モーパッサンと70年戦争」、『成城文藝』、第55号、1969年9月、p. 27-42.
加賀山孝子「モーパッサン作『女の一生』 ――ジャンヌ像と生き方――」、『学苑』、昭和女子大学近代文化研究所、600号、1989年、p. 85-93.
柏木隆雄「短編小説の楽しみ―モーパッサン『ある仇討ち』ヴァンデッタ」、『ふらんす』、76(12)、2001年、p. 64-67.
――「対訳で楽しむ『首飾り』」1-4、『ふらんす』、2006年、4月号-7月号.
――「モーパッサン『首飾り』を読む」、『大手前大学論集』、第14号、2014年3月、p. 85-105.
加藤宏幸、柴田聡美「モーパッサンの『ピエールとジャン』の構成―「繰り返し」の効果」、『アルテス リベラレス』、岩手大学人文社会科学部紀要、51、1992年、p. 59-71.
鎌田定夫「フランス文学における戦争と人間―前編―19世紀の戦争と人間(第4回市民文化講座)」、『人文社会研究』、長崎総合科学大学、5、1982年、p. 42-57.
河内清「モーパッサンのゾラ嫌い」、『学鐙』、73(5)、1976年、p. 8-11.
河西良三「モーパッサンの背景」、『関西学院大学論攷』、2、1956年、p. 25-48.
河盛好蔵「モーパッサンの季節」、『文学界』、4(11)、1950年、p. 137-140.
――「フランス文壇史―8―モーパッサンの序曲」、『文学界』、8(8)、1954年、p. 130-131.
――「フランス文壇史―9―モーパッサンを繞って」、『文学界』、8(9)、1954年、p. 128-137.
――「知られざるモーパッサン」、『波』、45、1973年、p. 19-21.
河盛好蔵、杉捷夫「モーパッサン入門」、『文芸』、12(6)、付録、1955年
菅野賢治「売られた身体‐バルザック、ボードレール、モーパッサンにおけるユダヤ人娼婦の表象」、『「ユダヤ性」の発見 大革命から今日にいたるフランス文学・思想のなかのユダヤ』、東京都立大学人文学部、科学研究補助金研究成果報告書 平成11‐13年、p. 71-100.
北川美香「『ル・オルラ』における閉域の構築をめぐって」、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、23、1992年、p. 65-77.
――「『女の一生』における動物像について」、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、24、1993年、p. 79-92.
――「モーパッサンとfantastique ―『手』をめぐって」、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、25、1994年、p. 125-36.
――「モーパッサンの『アルーマ』における二つのアルジェリア」、『フランス語フランス文学研究』、日本フランス語フランス文学会、no 67、1995年、p. 106.
――「『脂肪の塊』における食のテーマ ―娼婦エリザベットを通して」、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、27、1997年、p. 163-173.
――「『脂肪の塊』におけるアルコールの儀式的機能」、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、28、1997年、p. 71-82.
――「『脂肪の塊』に描かれたプロシア軍人像―食行動をもとに」、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、29、1998年、p. 103-117.
――「モーパッサンの描いたプロシア軍の「食」―『脂肪の塊』を中心に」、『関西フランス語フランス文学研究』、第4号、関西フランス語フランス文学会、1998年、p.84-85.
――「モーパッサンの『脂肪の塊』における共和主義者像 -飲食に関する描写を通してー」、『関西フランス語フランス文学研究』、第5号、関西フランス語フランス文学会、1999年、p. 24-33.
――「食卓をめぐる変奏―『脂肪の塊』の人物描写に関する一考察」、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、30、1999年、p. 111-122.
――「『女の一生』の宴会場面にたどるモーパッサンの描写技法―『ボヴァリー夫人』との比較において」、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、31、2000年、p. 65-74.
――「『女の一生』の宴会場面にたどるモーパッサンの描写技法」、『関西フランス語フランス文学』、第6号、日本フランス語フランス文学会関西支部、2000年、p. 76-77.
――「『女の一生』における「食」」、『大和大学研究紀要 政治経済学部編』、第3巻、2017年3月、p. 63-68
九野民也「モーパッサンの怪奇小説」、『芸術』、大阪芸術大学、3、1976年
窪田般彌「ボードレリヤン・モーパッサン」、Etudes française、早稲田大学文学部フランス文学研究室、2、1995年、p. 31-44. (「孤独の追求 ―ボードレリヤン・モーパッサン」、『一切合財みな煙』、河出書房新社、2002年、p. 90-111.)
小泉清明「Guy de Maupassant 研究―1―その pessimisme と pitié について」、『東京学芸大紀要』、18、1966年、p. 105-109.
――「Guy de Maupassant 研究―2―その style に関する一考察」、『東京学芸大紀要』、19、1968年、p. 133-139.
――「Guy de Maupassant 研究―3―その style に関する一考察‐続」、『東京学芸大紀要』、20、1969年、p. 117-125.
――「モーパッサンの文学における "image" の源泉‐文体論的試論」、『実践文学』、39、1970年、p. 46-55.
――「Guy de Maupassant 研究―4―そのペシミスムへの一つの附言」、『東京学芸大紀要』、22、1971年、p. 130-135.
小出竜太郎「Boule de suif とその周辺」、『浪速短期大学紀要』、9、1985年、p. 103-121.
――「Maupassant, そのペシミスムの深層構造 ユング及びキリスト教的視点からの試論」、『浪速短期大学紀要』、11、1987年、p. 14-54.
――「モーパッサン、"女の一生"に関して」、『浪速』(浪速短期大学)、191、1987年、p. 41-56.
――「『ベラミ』再考」、『浪速短期大学紀要』、12、1988年、p. 177-222.
――「"Lui ?"―モーパッサンの怪奇小説」、『浪速短期大学紀要』、15、1991年、p. 67-85.
――「"Le Horla"―モーパッサンの怪奇小説―2―」、『浪速短期大学紀要』、16、1992年、p. 1-27.
――「"Qui sait ?"(誰ぞ知る?)―モーパッサンの怪奇小説(3)」、『浪速短期大学紀要』、17、1993年、p. 55-70.
――「モーパッサン、『オリーブ畑』の深層構造」、『浪速短期大学紀要』、18、1994年、p. 191-204. (『文学にひそむ十字架』、春風社、2000年、p. 311-329.)
越川菜穂子「"Boule de suif" における人物描写」、『フランス文学論集』、甲南女子大学、2、1989年、p. 49-64.
――「Guy de Maupassant "La Parure"についての一考察」、The Himeji Gakuin Review、16、1993年、p. 213-219.
――「『ベラミ』に見られるモーパッサンの女性観について」、『姫路学院女子短期大学紀要』、22、1995年、p. 229-235.
――「モーパッサンの2つの『月の光』について」、『姫路学院女子短期大学紀要』、23、1995年、p. 157-164.
小林文生「虚構の「私」の言説をめぐる解釈 : モーパッサンの Qui sait ? を読む」、『国際文化研究科論集』、東北大学、4、1996年、p. 17-29.
小山美沙子「モーパッサンの描いた老嬢 (1)」、『愛知女子短期大学研究紀要(一般教育・学際編)』、20、1987年、p. 47-59.
――「モーパッサンの描いた老嬢 (2)」、『愛知女子短期大学研究紀要(一般教育・学際編)』、21、1988年、p. 47-57.
――Yvette――Maupassant の描いた jeune fille 像」、『日本フランス語フランス文学会中部支部研究報告集』、15巻、1991年、p. 32-45.
酒井三喜「テクストを読む 物語の快楽あるいは快楽の仏語講座 1」、『ふらんす』4月号、1990年4月、p. 94-97.
――「テクストを読む 物語の快楽あるいは快楽の仏語講座 2」、『ふらんす』5月号、1990年5月、p. 77-80.
坂本勲「《妄想》」の解釈について ―モーパッサン―」、『フランス文学論集』、九州フランス文学会、25号、1990年、p. 13-22.
佐藤卓司「モーパッサンの短編における人物の欲望の行動化について」、『北海学園大学学園論集』、第61号、1988年、p. 67-76.
島本孝治「『ベラミ』における欲望の形成とその変容」、『フランス文学』、日本フランス語フランス文学会中国・四国支部、13、1980年、p. 15-21.
――「『ベラミ』における AMOUR について」、『島根大学法文学部紀要(文学科編)』、4(2)、1981年、p. 297-319.
清水恵美子「モーパッサンの「脂肪の塊」における考察」、Pleu-pleu, 愛知大学、1980年、p.3-15.
清水正和「エトルタの誘惑―モーパッサンと海」、『現代文学』、32、1985年、p. 1-20.
――「モーパッサン考―「水の夢想」を中心に」、『ヨーロッパ文学研究』、甲南女子大学、9、1986年、p. 1-61.
――「ある世紀末作家の生と死のバラード」、『現代文学』、34、1987年、p. 45-50.
――「ゴッホの風景画『カラスのとぶ麦畑』」、『現代文学』、47、1993年、p. 19-30.
白井浩司「モーパッサン管見」、『学鐙』、59(6)、1962年、p. 54-57.
須賀琢也「ピエール・ロチの『氷島の漁夫』とモーパッサンの『ある息子』から見るブルターニュ」、『フランス語フランス文学研究』、日本フランス語フランス文学会、no 99、2011年、p. 217.
杉捷夫「モーパッサンの戦争文学」、『花郎』、3(3)、1953年、p. 84.
――「モーパッサン」、『文庫』、104、1960年、p. 7-8.
高藤冬武「人生の一断面―モーパッサンの短篇を読んで」、『大阪樟蔭女子大学英米文学会誌』、14、1977年、p. 59-74.
滝川広子「モーパッサンとボードレール」、『明治大学大学院紀要』、15(4)、1977年、p. 145-157.
武石亜衣乃「要素と構成 ――モーパッサンの入れ子式構造の分類」、『Lilia candida フランス語フランス文学論集』、白百合女子大学フランス語フランス文学会、46号、2016年3月、p. 115-130.
武末祐子「19世紀の農民を題材にした小説家たち‐バルザック、サンド、フローベル、モーパッサン、ゾラ」、『西南学院大学フランス語フランス文学論集』、29、1994年、p. 39-77.
――「コミュニカティブ・アプローチによるフランス小説講読‐モーパッサンの例」、『西南学院大学フランス語フランス文学論集』、35、1997年、p. 27-52.
淡徳三郎「モーパッサン論争―フランスにけるモーパッサン再評価をめぐって」、『日本評論』、26(1)、1951年、p. 106-116.
寺田光徳「病気と文学―モーパッサン『オルラ』の場合」、『特定研究報告書』、弘前大学人文学部人文学科、平成4-6年度(境界とコミュニケーション)、1995年
冨永暉子Madame BovaryUne vie ― Flaubert と Maupassant の文学的関わり」、『九州産業大学教養部紀要』、18(2)、1982年、p. 103-128.
中堂恒朗「二つのリゾン―モーパッサン『女の一生』とゾラ『獣人』の場合」、『女子大文学(外国文学編)』、大阪女子大学、37、1985年、p. 1-16.
永田千奈「対訳で楽しむ『女の一生』1」、『ふらんす』10月号、2011年10月、p. 24-27.
――「対訳で楽しむ『女の一生』2」、『ふらんす』11月号、2011年11月、p. 22-25.
――「対訳で楽しむ『女の一生』3」、『ふらんす』12月号、2011年12月、p. 22-25.
――「対訳で楽しむ『女の一生』4」、『ふらんす』1月号、2012年1月、p. 22-25.
――「対訳で楽しむ『女の一生』5」、『ふらんす』2月号、2012年2月、p. 26-29.
――「対訳で楽しむ『女の一生』6」、『ふらんす』3月号、2012年3月、p. 22-25.
中平解「Maupassant の作品にあらわれた Normandie 方言の若干について」、『フランス語研究』、日本フランス語学会、10、1955年、p. 26-33.
中村雅治「モーパッサン研究の主柱と卒業論文対策」、Pleu-Pleu, 愛知大学、1、1976年、p. 14-16.
永目安三「モーパッサンの短篇小説の Style について」、『熊本女子大学学術紀要』、10(1)、1958年、p. 12-27.
成沢広幸「モーパッサン『モントリオル』を読む 世紀末温泉開発ブーム」、『宮崎産業経営大学研究紀要』、第13巻第1号、宮崎産業経営大学法学会・経営学会・経済学会、2000年12月、p. 41-64.
西村道信「『女の一生』における固定観念と「馬車」」、『大手前女子短期大学研究集録』、12、1992年、p. 75-86.
野田康文「モーパッサン『脂肪のかたまり』における戦争」、『福岡大学日本語日本文学』、16、2006年、p. 199-210.
野浪嗣生「Maupassant と宿命―研究ノート」、『関西大学仏語・仏文学』、6、1972年
――「Maupassant の初期の短篇小説」、『関西大学仏語・仏文学』、7、1974年、p. 95-117.
――「1882年に発表されたモーパッサンの短編小説」、『フランス語フランス文学研究』、日本フランス語フランス文学会、no 29、1976年、p. 112-113.
――「Maupassant の円熟期の短編小説―1―」、『関西大学文学論集』、27(2)、1977年、p. 37-54.
――「Maupassant の後期短編小説」、『関西大学文学論集』、28(2)、1978年、p. 1-17.
――「Maupassant の円熟期の短編小説―2―」、『関西大学仏語・仏文学』、14、1984年、p. 1-19.
――「モーパッサンのノルマンディを舞台とする短編小説」、『関西大学仏語・仏文学』、15、1986年、p. 67-83.
――「モーパッサンの幻想短編小説―2―」、『関西大学文学論集』、37(1)、1987年、p. 33-46.
――「モーパッサンの幻想短編小説―3―」、『関西大学仏語・仏文学』、18、1989年、p. 63-76.
――「モーパッサンの短編小説における枠組の機能(一)」、『関西大学文学論集』、55(3)、2005年、p. 55-75.
――「モーパッサンの短編小説における枠組の機能(二)」、『関西大学文学論集』、56(3)、2007年、p. 65-84.
橋本由紀子「モーパッサン『テリエ館』における食と宗教」、『日本大学国際関係学部生活科学研究所報告』、第38号、2015年、p. 73-80.
長谷泰「「書くこと」のモーパッサン的意味について―「ル・オルラ」を読むための前置」、『明治学院論叢』、326、1982年、p. 1-15.
長谷川久礼満「ギ・ド・モーパッサン「マダム・バチスト」における群衆について」、『一橋論叢』、135巻3号、2006年、p. 480-495.
――「群衆と母胎 : モーパッサン「メゾン・テリエ」をめぐって」、『フランス語フランス文学研究』、n° 91、2007年、p. 198.
――「娼婦たちの受難劇 ――モーパッサン『メゾン・テリエ』に関する一考察――」、『日本フランス語フランス文学会関東支部論集』、16巻、2007年、p. 261-273.
――「群衆と罠 ――モーパッサン『夜会』に関する一考察――」、『日本フランス語フランス文学会関東支部論集』、17巻、2008年、p. 43-53.
――「降誕と罠 ――モーパッサン『クリスマスの夜』に関する一考察」、『フランス語フランス文学研究』、n° 94、2009年、p. 168.
――「群衆と迫害される女性 ――バルベー・ドールヴィイ『呪縛された女』とモーパッサン『マダム・バチスト』について――」、『日本フランス語フランス文学会関東支部論集』、18巻、2009年、p. 218.
長谷川秀樹「Guy de Maupassant 著「コロンバの祖国」」、『千葉大学社会文化科学研究』、17、2003年、p. 163-165.
浜田泉「ノルマンディーの風土―モーパッサンの資性とフロベール」、『文芸研究 明治大学文学部紀要』、22、1980年、p. 120-131.
林良児「『アンジェリュス』論(Maupassant)」、『中央大学大学院研究年報』、4、1974年、p. 173-190.
――「モーパッサンの女性観」、『中大仏文研究』、9、1976年、p. 1-17.
HANS, Jean-Francois, « Le Geste chez Maupassant », STELLA、九州大学フランス語フランス文学研究会、18、1999年、p. 1-5.
―― « Réalisme et vraisemblance dans les Contes de Maupassant », STELLA、九州大学フランス語フランス文学研究会、19、2000年、p. 47-53.
平田襄治「『女の一生』の成立過程について」、『フランス文学研究』、日本フランス文学会、1958年、p. 53-58.
――「Maupassant の戯曲作品について」、『名古屋大学文学部研究論集』、22、1960年、p. 113-132.
――「Bel-Ami の現実性」、『名古屋大学文学部研究論集』、25、1961年、p. 143-166.
――「Bel-Ami のモデル論の意義」、『フランス文学研究』、日本フランス文学会、1961年、p. 97-104.
――「モーパッサン『女の一生』(名作解題)」、『ふらんす』、41(8)、1966年、p. 46-52.
文玉任「モーパッサンと孤独」、『関東学院大学文学部紀要』、25(加藤仁平先生退職記念特集)、1978年、p. 203-211.
――「『水の上』考」、『関東学院大学文学部紀要』、55、1989年、p. 39-53.
牧野留美子「ジャンヌとエマ―人生のささやかな真実と「幻影」の真実」、『科学/人間』、関東学院大学、18、1989年、p. 1-38.
俣野肇「モーパッサンと幸福―2―生きる喜び」、『武庫川女子大学紀要(英語・英文学編)』、22、1975年、p. 69-87.
――「モーパッサン、彗星の行方」、『武庫川女子大学紀要』、26、1979年、p. 33-46.
――「モーパッサンの動的性格」、『武庫川女子大学紀要(英米文学科編)』、28、1981年、p. 127-140.
――「Maupassant : La Petite Roque を読む」、『武庫川女子大学紀要(英米文学科編)』、30、1983年、p. 83-94.
――「モーパッサン九考」、『武庫川女子大学紀要(英米文学科編)』、31、1984年、p. 41-50.
町田徳之助「隠蔽の幻惑」、『人文論集』、早稲田大学、16、1979年、p. 37-52.
円尾健「モーパッサンの芸術」、Francia、京都大学、6、1962年、p. 76-103.
――「モーパッサンの文体に関する一考察」、『関西大学仏語・仏文学』、3、1965年、p. 39-50.
――「モーパッサンとその時代」、『関西大学文学論集』、16(2)、1966年、p. 50-61.
――「モーパッサンの評価について」、『関西大学文学論集』、18(1)、1966年、p. 38-57.
三上典生「モーパッサンの事物感覚について―『女の一生』をめぐって」、『中大仏文研究』、中央大学、13、1981年、p. 1-19.
――「モーパッサンと「水」」、『エスカリエ』、大東文化大学、4、1982年、p. 1-18.
――「モーパッサンの無意志的記憶について」、『エスカリエ』、大東文化大学、6、1984年、p. 29-43.
三木治「モーパッサンの死因」、Les Amis、関西大学、2、1962年
宮川佳代「モーパッサンの幻想小説にみる〈超自然〉の表象」STELLA、九州大学フランス語フランス文学研究会、23、2004年、p. 51-66.
――「モーパッサンの幻想小説における「夢」」STELLA、九州大学フランス語フランス文学研究会、24、2005年、p. 77-91.
――「『剥製の手』と病」STELLA、九州大学フランス語フランス文学研究会、26、2007年、p. 117-126.
――「モーパッサンの幻想と病勢」STELLA、九州大学フランス語フランス文学研究会、27、2008年、p. 37-43.
宮原信「フランスに於ける最近のモーパッサン研究」、『学鐙』、69(7)、1972年、p. 22-25.
MIYAHARA Makoto, « Quelques remarques sur la description des paysages naturels dans Pierre et Jean »、『外国語科研究紀要』、東京大学教養学部外国語科編、19(3)、1971年、p. 53-69.
――「ギ・ド・モーパッサンに於ける短篇小説(コント)と時事評論文(クロニック)の近親性」、『外国語科研究紀要』、東京大学、28(2)、1980年、p. 41-55.
MURATA Kyoko (村田京子), « Le 19e siècle et la littérature fantastique - Le fantastique de Balzac et celui de Maupassant »、『仏文研究』、京都大学フランス語フランス文学研究会、28、1997年、p. 83-101.
若林真「モーパッサンをどうよむべきか」、『文学界』、17巻、1963年3月、p. 157-158.
和田正美「二人の娼婦―「脂肪の塊」と「クレマンティーヌ」」、Cross Culture、光陵女子短期大学、9、1991年、p. 1-17.
渡辺響子「モーパッサンと印象(派)」、『明治大学教養論集』、499号、2014年、p. 141-163.
――「モーパッサンにおける身体表象の近代性を巡る考察」、『明治大学人文科学研究所紀要』、第87冊、2020年3月、p. 215-231.





2 幻想文学関連



翻訳

    創元推理文庫『怪奇小説傑作集』4巻
  • 『怪奇小説傑作集』、第4巻、アポリネール他、青柳瑞穂・澁澤龍彦訳、創元推理文庫、1969年
    (「手」、青柳瑞穂訳、p. 303-314.)

  • M. シュネデール編『現代フランス幻想小説』、窪田般彌他訳、白水社、1970年
  • 『フランス幻想文学傑作選』1-3巻、窪田般彌・滝田文彦編、白水社、1982年(「手」、「オルラ」(初出版)、宮原信訳・解説、第3巻、p. 84-102.)
  • J・ロラン他『十九世紀フランス幻想短篇集』、川口顕弘編訳、『世界幻想文学大系』、紀田順一郎・荒俣宏責任編集、第33巻、国書刊行会、1983年
  • 白水Uブックス『フランス幻想小説傑作集』
  • 『フランス幻想小説傑作集』 窪田般彌・滝田文彦編、白水Uブックス、1985年
    (「オルラ」(初出版)、宮原信訳・解説、p. 171-186.)

  • ジョゼファン・ペラダン、ジュール・ラフォルグ、ピエール・ルイス他『パルジファルの復活祭 世紀末傑作短篇集』、曽根元吉/倉智恒夫/川口顕弘/釜山健/篠田知和基/小潟昭夫/志村信英/森茂太郎訳、『フランス世紀末文学叢書』I、国書刊行会、1988年
  • ちくま文庫『怪奇小説精華』
  • 『世界幻想文学大全 怪奇小説精華』、東雅夫編、ちくま文庫、2012年
    (「オルラ」、青柳瑞穂訳、p. 402-445.)

  • 『世界幻想文学大全 幻想小説神髄』、東雅夫編、ちくま文庫、2012年

研究書 等

『幻想文学』13号、「フランス幻想文学必携」、幻想文学出版局、1985年
『フランス幻想文学の総合研究』、大内和子、篠田知和基、田中義廣、中島廣子、藤田衆、山中哲夫著、国書刊行会、1989年

篠田知和基「フランス幻想文学展望―3―近代的幻想文学の誕生‐モーパッサンとリラダン」、『静岡大学教養部研究報告』、14、1979年、p. 17-36.
ロジェ・カイヨワ『妖精物語からSFへ』、三好郁朗訳、サンリオSF文庫、1978年
マルセル・シュネデール『フランス幻想文学史』、渡辺明正・篠田知和基監訳、国書刊行会、1987年
ジャン=リュック・スタインメッツ『幻想文学』、中島さおり訳、白水社、文庫クセジュ、1993年
ツヴェタン・トドロフ『幻想文学論序説』、三好郁朗訳、創元ライブラリ、1999年
シャルル・ノディエ「文学における幻想的なものについて」、窪田般彌訳、『幻想文学入門』、東雅夫編、ちくま文庫、2012年、p. 108-136.





3 日本文学との関係



単行本

山川篤『花袋・フローベール・モーパッサン』、駿河台出版社、1993年
――『続 花袋・フローベール・モーパッサン』、駿河台出版社、1995年


単行本所収

赤瀬雅子「ゾラ、モーパッサンからロティ、レニエへ」、『永井荷風 比較文学的研究』、荒竹出版、1986年、p. 3-8.
秋山勇造「自然主義文学と食後叢書」、『明治翻訳文学全集 新聞雑誌編31 モーパッサン集』、川戸道昭、榊原貴教 編、大空社、1997年、p. 373-375. (『明治翻訳異聞』、新読書社、2000年、p.193-197.)
――「三遊亭円朝とモーパッサン」、『明治翻訳文学全集 新聞雑誌編12 キプリング集』、川戸道昭、榊原貴教 編、大空社、1998年、p. 363-366. (『明治翻訳異聞』、新読書社、2000年、p.147-154.)
――「ツルゲーネフとモーパッサンの日本導入‐モーパッサン」、『埋もれた翻訳 近代文学の開拓者たち』、新読書社、1998年、p. 272-310.
――「国木田独歩の翻訳」、『明治翻訳異聞』、新読書社、2000年、p.164-173.
『テクストの生理学』 足立和彦「永井荷風に見るギ・ド・モーパッサン」、『テクストの生理学』、柏木隆雄教授退職記念論文集刊行会編、朝日出版社、2008年、p. 397-409.

伊狩章「日本文学とフランス文学2―モーパッサンの輸入とその媒介者」、『比較文学‐日本文学を中心として』、中島 健蔵、吉田 精一 他著、矢島書房、1953年、p. 217-236.
稲垣直樹「モーパッサン 『死のごとく強し』」、『サドから『星の王子さま』へ フランス小説と日本人』、丸善ライブラリー、1993年、p. 125-144.
今橋映子「ボヘミアン文学としての永井荷風―『ふらんす物語』」、『異都憧憬 日本人のパリ』、柏書房、1993年、p. 199-222.
大塚幸男「永井荷風とモーパッサン」、『近代フランス文学論攷』、朝日出版社、1973年、p. 167-172.
大西忠雄「モーパッサンとその日本への影響」、『自然主義文学‐各国における展開』、河内 清 編、勁草書房、1962年、p. 305-334.
小山田義文「モーパッサンと芥川龍之介」、『世紀末のエロスとデーモン 芥川龍之介とその病い』、河出書房新社、1994年、p. 27-56.
河盛好蔵「白鳥とモーパッサン」、『河盛好蔵 私の随想選5 私の日本文学2』、新潮社、1991年、p. 322-325.
鴻巣友季子「第13章 発禁、伏せ字を乗り越えて -モオパッサン『美貌の友』広津和郎訳(大正一三年)」、『明治大正翻訳ワンダーランド』、新潮新書138、2005年、p. 175-183.
斉藤広信「モーパッサン「親殺し」と円朝「名人長二」」、『古典の変容と新生』、川口 久雄 編、明治書院、1984年、p. 1062-1071.
榊原貴教「モーパッサンにおける近代とその受容」、『明治翻訳文学全集 新聞雑誌編31 モーパッサン集』、川戸 道昭、榊原 貴教 編、大空社、1997年、p. 363-371.
瀬沼茂樹「モーパッサンと日本文学」、『世界文学大系44』、月報7、筑摩書房、1958年、p. 81-82.
――「自然主義再説」「頽唐派の誕生」、『近代日本の文学 西欧文学の影響』、社会思想研究会出版部、現代教養文庫256、1959年、p. 38-43, 58-64.
多田道太郎「円朝とモーパッサン」、『多田道太郎著作集1 ラ・フランス』、筑摩書房、1994年、p. 291-310.
富田仁「ギ・ド・モーパッサン 『名人長二』をめぐって」、『フランス小説移入考』 第五章、東京書籍、1981年、p. 151-171.
中村光夫「モウパッサンと日本」、『世界の文学24 モーパッサン』、付録4、中央公論社、1963年、p. 3-6.(『中村光夫全集』第2巻、筑摩書房、1972年、p.520-522.)
中村良雄「「大陸文学」流行の位相」、『明治翻訳文学全集 新聞雑誌編31 モーパッサン集』、川戸道昭、榊原貴教 編、大空社、1997年、p. 351-361.
HAGA Toru, « Zola, Maupassant et le mouvement naturaliste au Japon »、Cent ans d'etudes françaises au Japon, Exposé historique、éd. par Société japonaise de langue et de littérature françaises, Presses Universitaires de France, 1973、p. xxi-xxv.
松田穣「モーパッサン」、『欧米作家と日本近代文学 フランス篇』 福田光治・剣持武彦・小玉晃一 編、教育出版センター、1974年、p. 191-228.
吉田精一「モーパッサンと日本文学」、『世界文学全集16』、月報、河出書房新社、1960年、p. 1-3.
吉村貞司「仮面の告白―モオパッサンのシニズムと重症者の凶器」、『近代作家研究叢書118 三島由紀夫』 長谷川 泉 監修、日本図書センター、1992年、p. 38-45.
渡辺洋「白樺派の文学―志賀直哉『網走まで』―短編作家としての志賀とモーパッサン」、『比較文学的読書のすすめ』、世界思想社、2000年、p. 71-75.



雑誌掲載論文

赤瀬雅子「永井荷風におけるモーパッサンの影響について」、『比較文学年誌』、早稲田大学、1、1965年、p. 67-80.(「ゾラからモーパッサンへ」、『永井荷風とフランス文学』、荒竹出版、1976年、p. 57-77.)
――「『あめりか物語』におけるモーパッサンの影響について」、『東横学園女子短期大学紀要』、4、1965年.(「『あめりか物語』とモーパッサン」、『永井荷風とフランス文学』、荒竹出版、1976年、p. 41-56.)
秋山和夫「漱石とフランス(2):漱石とモーパッサン」、『武蔵大学総合研究所紀要』、8、1998年、p. 111-158.
秋山勇造「明治文学界とモーパッサン」、『人文研究』、神奈川大学人文学会、127、1996年、p. 1-35.
ADACHI Kazuhiko, « Maupassant au Japon », L'Angélus, bulletin de l'association des amis de Guy de Maupassant, n° 17 décembre 2007 - janvier 2008, Marseille, 2008年, p. 4-19.
足立和彦「メズロワ,リシュパン,ザッハー=マゾッホ ―英訳モーパッサン「偽作」の調査報告―」、『西洋文学研究』、第34号、大谷大学西洋文学研究会、2014年6月、p. 1-15.
伊狩章「永井荷風とモーパッサン」、『国語と国文学』、東京大学、31(6)、1954年、p. 31-42.(『硯友社と自然主義研究』、桜楓社、1975年、坂上博一編『日本文学研究大成 永井荷風』、国書刊行会、1988年、p. 275-286. に再録。)
――「モーパッサンと日本文学―自然主義を中心に」、『国文学 解釈と教材の研究』、6(7)、1961年、p. 62-68.
――「田山花袋とモーパッサン」、『弘前大学人文社会』、42、1979年、p. 19-43.
――「夏目漱石と自然主義 ―モーパッサンの評価をめぐって―」、『新潟大学国文学会誌』、28号、1985年、p. 1-18.
稲垣直樹 「モーパッサン受容の一局面――田山花袋『蒲団』を読み直す」、『比較文学』、第36巻、日本比較文学会、1993年、p. 9-19.
大島真木「芥川龍之介と夏目漱石‐モーパッサンの評価をめぐって」、『比較文学研究』、東京大学、33、1978年、p. 159-183. (『比較文学』、有精堂出版、1982年、p. 145-167.)
大塚幸男「荷風とモーパッサン」、『学鐙』、69(7)、1972年、p. 26-29.
大西忠雄「明治期モーパッサン輸入資料」1‐6、『日本比較文学会会報』、4-9、1956‐57年
――「明治期モーパッサン紹介文献追加」、『日本比較文学会会報』、11、1958年、p. 6.
――「モーパッサン偽作一覧表」、『日本比較文学会会報』、12、1958年、p. 3-5.
――「大正期モーパッサン紹介書誌」1-3、『日本比較文学会会報』、21-23、1958年
河盛好蔵「仏文学問わず語り② モーパッサン盛衰記」、『文学界』、46(6)、1992年、p. 320-325.
――「仏文学問わず語り③ モーパッサン盛衰記〈二〉」、『文学界』、46(7)、1992年、p. 242-248.
――「仏文学問わず語り④ モーパッサン盛衰記〈三〉」、『文学界』、47(1)、1993年、p. 204-215.
――「仏文学問わず語り⑤ モーパッサン盛衰記〈四〉」、『文学界』、47(2)、1993年、p. 240-248.
――「仏文学問わず語り⑥ モーパッサン盛衰記〈五〉」、『文学界』、47(3)、1993年、p. 168-173.
――「仏文学問わず語り⑦ モーパッサン盛衰記〈六〉」、『文学界』、47(4)、1993年、p. 216-224.
――「仏文学問わず語り⑧ モーパッサン盛衰記〈七〉」、『文学界』、47(5)、1993年、p. 220-224.
――「仏文学問わず語り⑨ モーパッサン盛衰記〈八〉」、『文学界』、47(6)、1993年、p. 296-301.
小泉清明「Guy de Maupassant 研究‐5-荷風との関連をめぐる試論‐1」、『東京学芸大紀要』、23、1972年、p. 143-150.
――「Guy de Maupassant 研究‐6-荷風との関連をめぐる試論‐2」、『東京学芸大紀要』、24、1973年、p. 137-143.
――「Guy de Maupassant 研究‐7-荷風との関連をめぐる試論‐3」、『東京学芸大紀要』、26、1975年、p. 142-147.
榊原貴教「モーパッサンに見る翻訳社会史」、『翻訳と歴史 文学・社会・書誌』、ナダ出版センター、22・23合併号、モーパッサン特集、2004年9月、p. 1-8.
――「女の民主主義、その敗北 ―『首飾り』にみる翻訳者の意識」、『翻訳と歴史 文学・社会・書誌』、ナダ出版センター、22・23合併号、モーパッサン特集、2004年9月、p. 9-12.
――「モーパッサン翻訳作品年表」、『翻訳と歴史 文学・社会・書誌』、ナダ出版センター、22・23合併号、モーパッサン特集、2004年9月、p. 13-40.
佐々木雅發「花袋とモーパッサン、その他―明治三十四、五年」、『比較文学年誌』、早稲田大学比較文学研究室、36、2000年、p. 18-42.
佐藤卓司「永井荷風のモーパッサンの短‐中‐篇手法の受容」、『学園論集』、北海学園大学、104、2000年、p. 1-16.
――「永井荷風のモーパッサン中(短)編手法の受容‐誘惑物中心に」、『学園論集』、北海学園大学、110、2001年、p. 1-15.
――「短編作品の受容と非受容について:モーパッサン対永井荷風」、『学園論集』、北海学園大学、122、2004年、p. A1-A13.
沢豊彦「海外文学邦訳事始め‐10-田山花袋とモーパッサン」、『日本古書通信』、735、1990年、p. 1.
島田修二「北原白秋「桐の花」より」(特集・歌の中の固有名詞)、『短歌研究』、47(11)、1990年、p. 46.
清水孝純「フローベール・モーパッサン・ゾラ ‐ 大正初期の翻訳 そこで禁圧されたもの」、『国文学 解釈と教材の研究』、47(9臨増)、2002年、p. 71-75.
清田文武「夏目漱石におけるモーパッサンの「小説論」」、『新潟大学教育学部紀要 人文・社会科学編』、34(2)、1993年、p. 344-336.
――「夏目漱石におけるモーパッサンの『ピエールとジャン』」、『文芸研究』、日本文芸研究会、135、1994年、p. 40-49.
十返肇「永井荷風とモオパッサン」、『文学集団』、1(5)、1948年、p. 6-8.
須田千里「内田百閒「山高帽子」の材源 : モーパッサン「オルラ」・芥川龍之介「歯車」など」、『京都大学総合人間学部紀要』、10、2003年、p. 63-74.
寺田寅彦「『ギィ・ド・モーパッサン短編選集』と現代書物愛好家協会」、『比較文學研究』、第105號、2019年12月、p. 49-64.
富田仁「比較文学研究 永井荷風『あめりか物語』‐脱ゾライズム、モーパッサンに傾倒」、『図書新聞』、1123、1971年
――「三遊亭円朝とギ・ド・モーパッサン‐「名人長二」と「親殺し」」、『桜文論叢』、日本大学、11、1981年、p. 227-296.
中山眞彦「写実と語り‐日本自然主義作家によるモーパッサンの翻訳と翻案‐上‐」、『東京産業大学比較文化雑誌』、6、1995年、p. 51-65.
――「写実と客観‐日本自然主義作家によるモーパッサンの翻訳と翻案‐中‐」、『東京女子大学紀要論集』、46(2)、1996年、p. 33-60.
――「写実と紋切り型‐日本自然主義作家によるモーパッサンの翻訳と翻案‐下‐」、『東京女子大学比較文化研究所紀要』、57、1996年、p. 13-30.
林良児「明治のモーパッサン‐1-漱石におけるモーパッサン像」、『中大仏文研究』、10、1977年、p. 27-33.
日置俊次「横光利一「蠅」新論 : モーパッサンの影響を中心に」、『青山スタンダード論集』、青山学院大学青山スタンダード教育機構、第15号、2020年1月、p. 235-281.
古屋健三「モーパッサン(短篇小説の魅力) 」、『国文学 解釈と鑑賞』、43(4)、1978年、p. 44-50.
文玉任「明治時代の日本におけるモーパッサン‐1‐ 」(特集・東と西)、『関東学院大学人文科学研究所報』、5、1981年、p. 31-40.
――「明治時代の日本におけるモーパッサン‐2‐ 」(特集・東と西)、『関東学院大学人文科学研究所報』、6、1982年、p. 61-73.
牧義之「英訳モーパッサン短編集「食後叢書」に関する考察 ―新出第十二巻本をめぐって―」、『北の文庫』、第42号、2005年8月、p. 1-7.
――「英訳モーパッサン短編集「食後叢書」に関する考察(承前) ―翻訳から見る第十二巻の存在―」、『北の文庫』、第47号、2008年2月、p. 8-23.
宮信明「モーパッサン、有島幸子と三遊亭円朝 ――『名人長二』論――」、『立教大学日本文学』、第110巻、2013年7月、p. 45-58.
宮城達郎「永井荷風 -フランス文学の影響」、『国文学 解釈と教材の研究』、2月号、第13巻、第3号、1967年、p. 75-82.
宮永孝「随想 モーパッサン」、『社会志林』、法政大学社会学部学会、第60巻4号、2014年3月、p. 154-97.
宮原信「ギ・ド・モーパッサンと花袋:「ロックの娘」と「村長」を並べて読むと」、『神奈川工科大学研究報告A人文社会科学編』、25、2001年、p. 67-77.
村松定孝「漱石とモーパッサン‐ "La Parure" と『こころ』の起点の相違について」、『学苑』、昭和女子大学、554、1986年、p. 2-14.
――「三遊亭円朝と有島幸子‐モーパッサンの「親殺し」をめぐって」(特集・海外から見た日本)、『ソフィア』、37(3)、1988年、p. 369-384.
山本昌一「花袋とモーパッサン ‐ 山川 篤『花袋・フローベール・モーパッサン』へのささやかな落穂拾い」、『日本古書通信』、60(3)、1995年、p. 4-6.
――「花袋とモーパッサン、フローベール - 続落穂拾い」、『日本古書通信』、60(4)、1995年、p. 16-17.
――「花袋・モーパッサン・ハウプトマン」、『日本古書通信』、60(6)、1995年、p. 13-15.
――「花袋・広津和郎・フローベール・モーパッサン - 発禁本を中心に」、『日本古書通信』、60(7)、1995年、p. 34-35.
吉岡由紀彦「独歩とモーパッサン―『正直者』覚書(余滴集)」、『解釈』、37(4)、1991年、p.7-8.





4 比較文学



浅子啓子「ツルゲーネフとモーパッサン、影響に関する一考察‐技法的・精神的類似をめぐって‐1-」、『慶応大学工学部 日吉紀要』、21, 1980年、p. 115-147.
――「ツルゲーネフとモーパッサン‐影響に関する一考察‐技法的・精神的類似をめぐって‐2-」、『慶応大学 日吉紀要』、22, 1980年、p. 185-212.
――「ギー・ド・モーパッサンにおけるイヴァン・ツルゲーネフの影」、『フランス語フランス文学研究』、no 43, 日本フランス語フランス文学会、1983年、p. 44-50.
Asako, Keiko,« Tourgueniev et Maupasant »、Cahiers Ivan Tourgueniev, VII, "Tourgueniev et l'Europe", Actes du Congres du centenaire de la mort d'Ivan Tourgueniev, 1984, p. 45-51.
嵐田浩吉「バーベリにおけるモーパッサン像」、『新潟産業大学人文学部紀要』、9、1999年、p. 1-21.
石山俊一「H. ジェイムズと G. モーパッサンについて」、『和光大学人文学部紀要』、20、1985年、p. 13-20.
出野由紀子「Henry James "Paste" とMaupassant」、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要. 別冊』、11(2)、2004年、p. 213-224.
鏡味國彦「Maupassant の Conrad への影響について」、『立正大学人文科学研究所年報』、15、1967年、p. 20-23.
後藤武士「Maupassant と Maugham」、『英文学研究』、日本英文学会、Vol. XXXII, No. 2、1956年、p. 311-328.
齋藤 陽一 「『かもめ』におけるモーパッサン」、『Slavistika : 東京大学大学院人文社会系研究科スラヴ語スラヴ文学研究室年報』、11、1995年、p. 296-302.
佐藤清郎「ペシミズム・2つの型― I. A. ブーニンとモーパッサン」、『教養諸学研究』、早稲田大学、79/80、1986年、p. 163-183.
中村唯史「バーベリ『ギイ・ド・モーパッサン』をめぐって : 「霧」と「太陽」の葛藤」、『ロシア語ロシア文学研究』、日本ロシア文学会、28、1996年、p. 48-62.
行方昭夫「宝石をめぐる三部作:モーパッサン、ジェイムズ、モーム小論」、『東洋学園大学紀要』、4、1996年、p.1-11.
庭野吉弘「ラフカディオ・ハーンの翻訳論とその実践――Maupassant : La Mère Sauvage の英訳の分析から――」、『英学史研究』、25号、1992年、p. 25-37.
平川裕弘「手にまつわる怪談:ハーン、ルファニュ、モーパッサン」、『大手前大学人文科学部論集』、16、2006年、p. 163-183.
北條元一「モーパッサンの『首飾り』の創作方法‐ゴーゴリの『外套』などと比較して」、『北條元一文学・芸術論集』、本の泉社、2002年、p. 450-461.
宮永孝「ポーとモーパッサン」、『比較文学年誌』、早稲田大学、1、1965年、p. 33-53.(『異常な物語の系譜 フランスにおけるポー』、三修社、1983年、p. 237-260.)
――「ポーの余韻―モーパッサンとドイルの場合」、『社会志林』、法政大学社会学部学会、48、2002年、p. 142-82.
六人部昭典「モネとモーパッサン」、『大手前女子大学論集』、30、1997年、p. 1-12.
柳富子「チェーホフとモーパッサン―類似をめぐって」、『比較文学年誌』、早稲田大学、1、1965年、p. 81-108.





5 映画



土屋宏之「ジョン・フォードとモーパッサン ―映画『駅馬車』の系譜をたどる」、白百合女子大学言語・文学研究センター編、川竹ジョジアーヌ、福田耕介責任編集『映画と文学』(アウリオン叢書08)、弘学社、2010年、p. 125-136.
寺本成彦「モーパッサン「野あそび」からジャン・ルノワール『ピクニック』への道程(みちのり) ―時代的・地理的パースペクティヴの消去、隔たりと眩暈の導入についての一考察―」、『ヨーロッパ研究』、東北大学大学院国際文化研究科ヨーロッパ文化論講座、第10号、2015年3月、p. 219-240.
野﨑歓「水に書かれた物語 ―ジャン・ルノワール『ピクニック』をめぐって」、白百合女子大学言語・文学研究センター編、川竹ジョジアーヌ、福田耕介責任編集『映画と文学』(アウリオン叢書08)、弘学社、2010年、p. 65-77.
『文学批評への招待』 ――「第5章 映画の分析――テクストとしての映画」、丹治愛、山田広昭編『文学批評への招待』、放送大学教育振興会、2018年、p. 87-101.






6 その他(エッセイ・紹介文)



青柳瑞穂「モーパッサの読み方」、日本読書新聞、589, 1951年、4月18日
『Sea Dream』 vol. 9 足立和彦・ダニエル・パルドー、「モーパッサンと海、ヨット」、『Sea Dream』、vol. 9、2009年、p. 116-121.

阿刀田高「モーパッサン<勲章><首かざり><宝石>そして、その他の短編」、『海外短編のテクニック』、集英社新書、2004年、p. 27-50.
阿部昭「贋の首飾り」、『阿部昭集11 評論・随筆2』、岩波書店、1992年、p. 18-23.(『散文の基本』、中公文庫、2022年、p. 108-115.)
――「短篇作者の仕事」、『阿部昭集12 評論・随筆3』、岩波書店、1992年、p. 54-64.
――「短編小説礼賛―彼は昔―森鴎外・モーパッサン」、『阿部昭集13 評論・随筆4』、岩波書店、1992年、p. 164-184.
――「隠遁の説」、『阿部昭集14 評論・随筆5』、岩波書店、1992年、p. 236-239.
――「生涯一篇」、『阿部昭集14 評論・随筆5』、岩波書店、1992年、p. 239-243.
Ann「『女の一生』(ギー・ド・モーパッサン)」、『中高生のブック・トリップ』、岡崎 千鶴子、高橋 啓介 著、河合出版、1990年、p. 153-158.
池田昌二「女の一生 ギイ・ド・モーパッサン」、『世界名作文学の旅』上、朝日文庫、1999年、p. 130-137.
石井清司「ステファン・クールター著『モーパッサンの情熱的生涯』」、『伝記・自叙伝の名著・総解説 歴史を変え、世界をつくった人々の生涯を知る人物事典 改訂版』、自由国民社、1992年、p. 274.
石井千湖「名著のツボ モーパッサン『女の一生』」、『週刊文春』、3月14日号、2019年、p. 125.
泉秀樹『くるしまぎれにモーパッサン』、出帆新社、1981年
稲生永「フランス文学名作の旅―4―ギ・ド・モーパッサン「脂肪の塊」」、『NHKフランス語入門』、25、1974年7月、p. 67-68.
――「フランス文学名作の旅―12―ギ・ド・モーパッサン『女の一生』」、『NHKフランス語入門』、25、1975年3月、p. 72-73.
――「モーパッサン」、『写真集・フランスの歴史と文学』、大修館書店、1979年、p. 171-173.
――「モーパッサンとトートの旅籠「白鳥館」」、『魔法の地理学―フランス文学紀行』、白水社、1980年、p. 135-143.
井上究一郎「ラヴェッロとパレルモ回顧」、『新潮』、88(1)、1991、p. 278-279. (『井上究一郎文集1 フランス文学篇』、筑摩書房、1999年、p. 362-365.)
井伏鱒二「杉捷夫訳『秋風記』」、『井伏鱒二全集』 第七巻、筑摩書房、1997年、p. 610.
うつみ宮土理「モーパッサン「脂肪の塊」」、『私の読書日記』、毎日新聞社、1990年、p. 43-45.
海野弘「肖像画の部屋」、『室内の都市―36の部屋の物語』、住まいの図書館出版局、1990年、p. 24-29.
江口清「きょうの名作―「むすこ」モーパッサン(田辺貞之助訳 春陽堂版)」、東京新聞、1966年、8月15日、夕刊
お茶の水文学研究会「三人の文豪の作品に出てくる伴侶の犬たち」、『文学の中の「犬」の話』、集英社、1995年、p. 88-91.
小幡陽次郎、横島誠司「女の幸福を問う屋敷―モーパッサン『女の一生』・ジャンヌの家」、『名作文学に見る「家」 謎とロマン編』、朝日新聞社、1997年、p.148-155.
風間賢二「結局は百冊近くになったベスト・セレクション‐幻想文学(外国篇)ベスト50」、『リテレール別冊 文庫本の快楽‐ジャンル別ベスト1000』、安原 顕 編、メタローグ、1992年、p. 70-80.
鹿島茂「世紀末パリの怪物たち―2― ギ・ド・モーパッサン」、『週刊朝日百科』、1232、1999年.(『60戯画 世紀末パリ人物図鑑』、中公文庫、2005年、p. 12-14.)
――「凱旋門あるいはモーパッサン」、『文学的パリガイド』、日本放送出版協会、2004年.(中公文庫、2009年、p. 191-198.)
神崎倫一「モーパッサン脂肪の塊‐小市民の利己主義をあばく」(マネー文学散歩)、毎日新聞、1987年、8月24日、夕刊
菅野昭正「魔の通路」(特集・私の好きな短篇)、『群像』、43(5)、1988年、p. 444.
私市保彦「「自体幻視」の魔」、『ユリイカ』、14(5)、1982年、p. 8-11.
紀田順一郎「俗世の暗黒 『女の一生』(モーパッサン)」、『紀田順一郎著作集』、第五巻、三一書房、p. 280-283.
北嶋廣敏「モーパッサン・・・憂鬱な牡牛」、『結婚しなかった男たち 世界独身者列伝』、太陽企画出版、p. 152-162.
木原武一「モーパッサン『女の一生』(1883)」、『要約 世界文学全集 1』、新潮選書、1992年、p. 314-324.
――「モーパッサン―「色情狂」でペシミストで、人間不信」、『名作はなぜ生まれたか 文豪たちの生涯を読む』、PHP文庫、1997年、p. 131-139.
――「青空という希望(モーパッサン)」、『人生雨の日の過ごし方 晴れの日の愉しみ方 心が洗われることばの贈り物』、大和書房、1997年、p. 59-60.
木村優子「『女の一生』のことなど(わたしと世界文学)」、『青春と読書』、147、1989年、p. 34-35.
桐生操「エッフェル塔 その1―文豪モーパッサンが塔内のレストランに日参」、『ヨーロッパ―名所に秘められた話 観光メッカの意外な発見』、同文書院、p.21-23.
九野民也「終末の思想―モーパッサン「ル・オルラ」ほか」、『心の旅‐わが半生・わが読書』、創元社、1990年、p. 206-215.
ぐるーぷ文学館「世界名作選集―モーパッサン『女の一生』」、『世界名作文学館―一冊で読める文学全集 海外編』、井上 光晴 監修、廣済堂出版、1991年、p. 258-259.
河野多恵子「鏡花と私」、『群像日本の作家5 泉鏡花』、小学館、1992年、p.210-212.
小佐井伸二「『女の一生』に取り組む」、『図書新聞』、723、1963年
――「仏文学にみる「愛」の諸相―13―『死のごとく強し』(モーパッサン)―恋人のおもかげをその娘にみて」、『基礎フランス語』、11(1)、1981年、p. 63-64.
小林多喜二、「プロレタリア・リアリズムと形式」、『小林多喜二全集5』、新日本出版社、1982年、p.206-211.
――「疑惑と開拓―芸術の真生命について」、『小林多喜二全集6』、新日本出版社、1982年、p.548-560.
近藤雅和「モーパッサン『女の一生』」、『19世紀ロマン映画館』、大内一憲、近藤雅和 著、集英社文庫、1997年、p.122-125.
紫門ふみ「モーパッサン「ジュール叔父」他」(78人が選んだ短篇小説ベスト3)、『小説新潮』、1988年、5月臨増、p. 249.
坂元和夫「モーパッサンと事実認定」、『自由と正義』、日本弁護士連合会、1996年、47(8)、p.5-7.
桜井成夫「古典のあゆみ―モーパッサン」、『図書新聞』、239、1954年
――「モーパッサン(洋書欄)」、『ふらんす』、32(3)、1957年、p. 38-41.
佐々木満「モーパッサン「水の上‐モナコ公国の犯罪者」」、『文学に現れた罪と罰(外国編)』、矯正協会、1988年、p.172-178.
志賀直哉「「モオパッサン全集」推薦」、『志賀直哉全集』、第8巻、岩波書店、1999年、p.359-360.
篠田一士「弁当 その1―ギィ・ド・モーパッサン「脂肪の塊」」、『グルメのための文芸読本』、朝日新聞社、1986年、p.78-79.
「牡蠣―ギィ・ド・モーパッサン『ベラミ』」、『グルメのための文芸読本』、朝日新聞社、1986年、p.198-199.
須賀敦子「北イタリアの霧のように カルロ・カッタネオが描く『ベラミ』の世界」、『本に読まれて 好きな本たち』、須賀敦子全集 第4巻、河出書房新社、2000年、p. 317-319.
杉捷夫「映画『女の一生』‐深く沈む孤独感」、東京新聞、1959年、1月12日、夕刊
――「モーパッサンの『女の一生』‐海が唯一のモデル。女主人公の不幸な生涯を見守る」、『図書新聞』、503、1959年、5月30日
鈴木晶「「オルラ」(モーパッサン)」、『世界の幻想文学・総解説 「現実」からジャンプする読書旅行への"誘惑"辞典』、自由国民社、1992年、p. 343.
瀬戸内晴美「純真無垢ゆえに落魄する女―モーパッサン『女の一生』」、『愛と別れ‐世界の小説のヒロインたち』、講談社、1987年、p.45-63. (講談社文庫、1990年、p. 51-69.)
曽根博義「「二人の友」について」、『岸田国士全集 28』、月報28、岩波書店、1992年、p. 1-4.
高史明「「脂肪の塊」―モーパッサン」、『生きることと読むこと』、筑摩書房、ちくまプリマーブックス、1991年、p. 120-124.
滝田文彦「フランス文学の主人公たち‐10-『女の一生』のジャンヌ」、『NHKフランス語入門』、20、1971年、1月、p. 59-61.
田辺貞之助「クルター『モーパッサンの情熱的生涯』」、『週刊読書人』、483、1963年
谷沢永一「人間は望みに生き空しさに倒れる 『モーパッサン短編集II』」、『人間通になる読書術 実践編』、PHP新書、1996年、p. 19-21.
壇上文雄「モーパッサンと子供の汽車旅」、『フランス鉄道時代の作家たち』、渓水社、1981年、p. 85-90.
津島佑子「ギ・ド・モーパッサン『ベラミ』― 一冊の本」、『ふらんす』、54(2)、1979年、p. 2-3.
――『私の時間』、人文書院、1982年
――「図鑑と理科年表と『ベラミ』」、『アニの夢 私のイノチ』、講談社、1999年、p. 174-177.
出口裕弘「王様はモーパッサンの時代(パリ留学)」、『辰野隆・日仏の円形広場』、新潮社、1999年、p. 61-65.
戸板康二「モーパッサン「脂肪の塊」他」(78人が選んだ短篇小説ベスト3)、『小説新潮』、1988年、5月臨増、p. 258.
永井荷風「モーパッサンの石像を拝す」、『ふらんす物語』、『荷風全集5 ふらんす物語』、岩波書店、1992年、p. 225-229.
中島顕治「釣り人は善人なり―モーパッサン「二人の友」「あな」」、『魚つりと鯨とりの文学』、鮮流社、1993年、p. 121-131.
蜷川譲「モーパッサンの家」、『写真パリ文学地図』、角川文庫、1965年、p. 277-279.
根上淳「モーパッサン著、杉捷夫訳『女の一生』(私の軍隊時代の一冊)」、毎日新聞、1992年、7月22日
根本謙三「モーパッサン」、『ヨーロッパ歴史の中の手紙』、木耳社、1984年、p. 70-71.
野間宏「モオパッサン―『二人の友』について―」、『野間宏全集』、第14巻、筑摩書房、1970年、p. 215-218.
原田宗典「フランス・アレルギーとモーパッサン」、『おまえは世界の王様か!』、メディア・ファクトリー、2000年、p. 124-132.
平田次三郎「『若きエルテルの悩み』と『女の一生』は如何に読まれているか」、『文庫』、26、1953年、p. 8-11.
広瀬隆「バルザック「無神論者のミサ」、モーパッサン「シモンのとうちゃん」他」(78人が選んだ短篇小説ベスト3)、『小説新潮』、1988年、5月臨増、p. 249.
――「本物の「首飾り」―モーパッサン「首飾り」」(世界文学・私のこの一冊)、『すばる』、11(10)、1989年、p. 193.
福田宏年「モーパッサンの『女の一生』と山―小説と山―7―」、『山と高原』、1960年、11月
福田美雪「近代フランス文学における食の風景 第4回 ギ・ド・モーパッサン ―旅は美食とともに」、『NHKテキスト テレビ 旅するフランス語』、2019年1月号、p. 72-73.
正宗白鳥「モウパッサン」、『モウパッサン』、文芸春秋社、文芸春秋選書、1948年.(『正宗白鳥全集』、第22巻、評論4、福武書店、1985年、p. 356-388.)
丸山熊雄「自然主義を貫く姿―資料と想像つきまぜた面白さ S. クールター著、河盛好蔵訳、『モーパッサンの情熱的生涯』」、東京新聞、1963年、7月17日、夕刊
三浦哲郎「モーパッサンの「帰郷」」(特集・私の好きな短篇)、『群像』、43(5)、1988年、p. 444.
武藤康史「旅の短篇小説ベスト50-モーパッサン「新婚旅行」」、『短篇小説の快楽』 ぼくらはカルチャー探偵団 編、角川文庫、1991年、p. 418.
村松嘉津「モーパッサンの家」、『巴里文学散歩』、白水社、1956年、p. 159.
――「モーパッサン」、『続 巴里文学散歩』、白水社、1959年、p. 283-284.
村山貞也「大地の香り‐あらゆるものに染みている大地の香り」、『人はなぜ匂いにこだわるか』、KKベストセラーズ、1989年、p. 132-133.
――「海のにおい―モーパッサンとチェーホフの海のにおい」、『人はなぜ匂いにこだわるか』、KKベストセラーズ、1989年、p. 140-141.
森隆夫「モーパッサンが食べたエッフェル塔のフランス料理の味」、『教育の扉12 着想のヒント 思考のイメージ・トレーニング』、ぎょうせい、1992年、p. 11-13.
モレシャン、フランソワーズ「小説の中のベル・エポック‐モーパッサンとエッフェル塔/プルーストと貴婦人」、『ベル・エポックの巴里』、ケント出版、1990年、p. 34-37.
安田武「海と風―モーパッサンの思い出(昭和読書私史)」、『図書』、421、1984年、p. 36-41.
柳田邦男「もう一度読みたかった本(10)娼婦の涙に写る人間どもの本性―モーパッサン『脂肪のかたまり』」、『月刊百科』、平凡社、504、2004年、p. 36-40.
山田登世子「水のメランコリー―モーパッサン『女の一生』」、『週刊朝日百科』、1290、2000年、p. 18-21
山田風太郎「モーパッサン」、『人間臨終図鑑』上、徳間書店、1986年、p. 143-144.
山中啓子「ギ・ド・モーパッサン 『女の一生』の世界―『女の一生』追想」(世界文学美術館)、『ミセス』、408、1989年、p. 302-305.
『名作なんか、こわくない』 柚木麻子「『女の一生』――信じることをあきらめないエネルギー」、『名作なんか、こわくない』、PHP研究所、2017年、p. 14-18.(PHP文芸文庫、2021年、p. 16-20.)

『小説への誘い 日本と世界の名作120』 芳川泰久「モーパッサン短編集」、小池昌代、芳川泰久、中村邦生、『小説への誘い 日本と世界の名作120』、大修館書店、2015年、p. 204-205.

吉田健一「モオパッサンの『女の一生』」、『文学人生案内』、東京創元社、1957年、p. 156-165. (講談社文芸文庫、1996年、p. 146-154.)
吉行淳之介「メゾンテリエ(旧著再読)」、『海』、7(6)、1975年、p. 153-157.
ルハン、ネストール「モオパッサンの心気症」、『歴史上の人物‐生と死のドラマ』、酒井シヅ 訳、メディカルトリビューン、1990年、p. 61-64.
渡辺隆司「モーパッサン作『女の一生』」、『世界文学の名作と主人公・総解説‐主人公で解く世界文学の名作事典 改訂版』、自由国民社、1992年、p. 343.
S. A.「モーパッサン」、『みすず』、98、1967年、p. 45-52.
S. A.「モーパッサンの復活」、『みすず』、179、1974年、p. 85-88.





7 (主に19世紀)フランス文学



文学事典・文学史
    『エクリチュールの冒険 ―新編・フランス文学史』
  • 『エクリチュールの冒険 ―新編・フランス文学史』、柏木隆雄・金崎春幸・高岡幸一・春木仁孝・和田章男編、大阪大学出版会、2003年
    (金崎春幸「ゾラから世紀末へ」、p. 171-173.)

  • 『19世紀フランス文学事典』、古屋健三・小潟昭夫編、慶應義塾大学出版会、2000年
    (橋本順一「30 ギ・ドゥ・モーパッサン」、p. 468-473.)

  • 『十九世紀フランス文学を学ぶ人のために』
  • 『十九世紀フランス文学を学ぶ人のために』、小倉孝誠編、世界思想社、2014年

  • 『新版 フランス文学史』
  • 『新版 フランス文学史』、饗庭孝男・加藤民男・朝比奈誼編、白水社、1992年
    (「モーパッサン」、p. 215-216.)

  • 『はじめて学ぶフランス文学史』、横山安由美・朝比奈美知子編著、ミネルヴァ書房、2002年
    (朝比奈美知子・朝比奈弘治「ギ・ド・モーパッサン」、p. 218-220.)

  • 『フランスの文学 ―17世紀から現代まで』、渡辺守章・塩川徹也編、放送大学教育振興会、1998年
    (「6.『女の一生』」、p. 277-279.)

  • 『フランスの文学 〈知〉の新しい地平から』、饗庭孝男・朝比奈誼・加藤民男編、有斐閣、1984年

  • 『フランス文学案内』、篠沢秀夫著、朝日出版社、1980年
    (ギ・ド・モーパッサン、p. 219、「女の一生」、p. 320.)

  • 『増補 フランス文学案内』
  • 『増補 フランス文学案内』、渡辺一夫・鈴木力衛著、岩波文庫、1990年
    (「ギー・ド・モーパッサン」、p. 203-205.)

  • 『フランス文学史』、河盛好蔵・平岡昇・佐藤朔編、新潮社、1967年
    (「ギ・ド・モーパッサン」、p. 230-232.)

  • 『フランス文学史』、田村毅・塩川徹也編、東京大学出版会、1995年
    (「モーパッサン」、p. 226.)

  • 『フランス文学辞典』、新庄嘉章・根津憲三編、東京堂出版、1972年
    (小林道易「モーパッサン」、p. 503-505.)

  • 『フランス文学辞典』、日本フランス語フランス文学会編、白水社、1974年
    (大西忠雄「モーパッサン」、p. 758-759.)

  • 『フランス文学小事典』
  • 『フランス文学小事典』、岩根久・柏木隆雄・金崎春幸・北村卓・永瀬春男・春木仁孝・和田章男編、朝日出版社、2007年
    (「モーパッサン」、p. 294-295.)

  • 『フランス文学 名作と主人公』、加藤民男編、自由国民社、2009年
    (渡辺隆司「女の一生 モーパッサン」、p. 131-135.)

  • 『フランス文学を旅する60章』
  • 『フランス文学を旅する60章』、野崎歓編著、明石書店、2018年
    (福田美雪「第34章 モーパッサンとセーヌの水辺 ボート乗りの見はてぬ夢」、p. 206-210.)

  • 『フランス文学をひらく テーマ・技法・制度』
  • 『フランス文学をひらく テーマ・技法・制度』、慶應義塾大学文学部フランス文学研究室編、慶應義塾大学出版会、2010年

  • 『フランス文学を学ぶ人のために』、田辺保編、世界思想社社、1992年
    (寺田光徳「4 モーパッサン、写実主義から狂気の幻想へ」p. 202-204.)

  • 『フランスを知る 新〈フランス学〉入門』、東京都立大学フランス文学研究室編、法政大学出版局、2003年

論集
  • 『フランス・ロマン主義と現代』、宇佐美斉編、筑摩書房、1991年

  • 『象徴主義の光と影』、宇佐美斉編著、ミネルヴァ書房、1997年

  • 『文学作品が生まれるとき 生成のフランス文学』、田口紀子・吉川一義編、京都大学出版会、2010年

  • 『象徴主義と〈風景〉 ボードレールからプルーストまで』
  • 『象徴主義と〈風景〉 ボードレールからプルーストまで』、坂巻康司・立花史・津森圭一・廣田大地編、水声社、2018年


『イマジュリー 19世紀における文学とイメージ』 フィリップ・アモン『イマジュリー 19世紀における文学とイメージ』、中井敦子・福田美雪・野村正人・吉田典子訳、水声社、2019年

ピエール・コニー『自然主義』、河盛好蔵・花輪光訳、白水社、文庫クセジュ、1957年(「モーパッサン」p. 92-102.)
ダニエル・コンペール『大衆小説』、宮川朗子訳、国文社、2014年
ピエール・シャールトン『フランス文学とスポーツ 1870-1970』、三好郁朗訳、法政大学出版局、1989年
リットン・ストレイチー『フランス文学道しるべ』、片山正樹訳、筑摩書房、筑摩叢書258、1979年
ヴェルダン=ルイ・ソーニエ『十九世紀フランス文学』、篠田浩一郎・渋沢孝輔訳、白水社、文庫クセジュ、1958年(「モーパッサン」、p. 112-113.)
フィリップ・ヴァン・チーゲム『フランス文学理論史 プレイヤッド派からシュルレアリスムへ』、萩原彌彦 他訳、紀伊國屋書店、1973年
A. ティボーデ『フランス文學史 ―1789年から現代まで―』、上中下巻、辰野隆・鈴木信太郎監修、角川文庫、1960年(「モーパッサン」、中巻、p. 248-250.)
ジャック・デュボア『現実を語る小説家たち バルザックからシムノンまで』、鈴木智之訳、法政大学出版局、「叢書・ウニベルシタス835」、2005年(「ギイ・ド・モーパッサン」p. 322-341.)
パジェス『フランス自然主義文学』 アラン・パジェス『フランス自然主義文学』、足立和彦訳、白水社、文庫クセジュ、2013年

ルネ・バリバール『フランス文学の歴史』、矢野正俊訳、白水社、文庫クセジュ、2002年
ジャン・ピエロ『デカダンスの想像力』、渡辺義愛訳、白水社、1987年
ポール・ブールジェ『現代心理論集 デカダンス・ペシミズム・コスモポリタニズムの考察』、平岡昇・伊藤なお訳、法政大学出版局、叢書ウニベルシタス、1987年
ローズ・フォルタシエ『十九世紀フランス小説』、大矢タカヤス訳、白水社、文庫クセジュ、1985年(「モーパッサン」p. 129-130.)
マリオ・プラーツ『肉体と死と悪魔 ロマンティック・アゴニー』、倉智恒夫・草野重行・土田知則・南條竹則訳、国書刊行会、1986年
レイチェル・ボウルビー『ちょっと見るだけ 世紀末消費文化と文学テクスト』、高山宏訳、ありな書房、1989年
『罵倒文学史 19世紀フランス文学の噂の真相』 アンヌ・ボケル、エティエンヌ・ケルン『罵倒文学史 19世紀フランス文学の噂の真相』、石橋正孝訳、東洋書林、2011年

ピエール・マルチノー『フランス自然主義 ―1870年―1895年』、尾崎和郎訳、朝日出版社、1968年(「第八章 モーパッサン」、p. 148-177.)
アンリ・ミットラン『ゾラと自然主義』、佐藤正年訳、白水社、文庫クセジュ、1999年
ドミニック・ランセ『十九世紀フランス文学の展望』、加藤民男訳、白水社、文庫クセジュ、1980年


饗庭孝男・朝比奈誼・加藤民男・窪田般彌『フランス 絵画と文学の心』、小沢書店、1980年
石井洋二郎『異郷の誘惑 旅するフランス作家たち』、東京大学出版会、2009年(シャトーブリアン、ラマルチーヌ、ネルヴァル、ゴーチエ、ボードレール、ランボー)
――『フランス的思考 野生の思考者たちの系譜』、中公新書、2010年(サド、フーリエ、ランボー、ブルトン、バタイユ、バルト)
『あらゆる文士は娼婦である 19世紀フランスの出版人と作家たち』 石橋正孝・倉方健作『あらゆる文士は娼婦である 19世紀フランスの出版人と作家たち』、白水社、2016年

『近代フランス小説の誕生』 植田祐次編『近代フランス小説の誕生』、水声社、2017年(執筆者:白川理恵、中村英俊、西牧和恵、大場静枝、石田雄樹、高橋久美、余語毅憲、中島太郎、中野茂)

小倉孝誠『歴史と表彰―近代フランスの歴史小説を読む』、新曜社、1997年
――『推理小説の源流 ガボリオからルブランへ』、淡交社、2002年
――『愛の情景 出会いから別れまでを読み解く』、中央公論新社、2011年
『恋するフランス文学』 ――『恋するフランス文学』、慶應義塾大学出版会、2012年

『ゾラと近代フランス 歴史から物語へ』 ――『ゾラと近代フランス 歴史から物語へ』、白水社、2017年

『知っておきたいフランス文学』 小野潮『知っておきたいフランス文学』、明治書院、2010年
(「女の一生」p. 115-117.)

鹿島茂『悪女入門 ファム・ファタル恋愛論』、講談社現代新書、2003年
『フランス文学は役に立つ!』 ――『フランス文学は役に立つ! 『赤と黒』から『異邦人』まで』、NHK出版、2016年
(『ベラミ』、p. 148-157.)

『カリカチュアでよむ19世紀末フランス人物事典』 鹿島茂・倉方健作『カリカチュアでよむ19世紀末フランス人物事典』、白水社、2013年
(「ギ・ド・モーパッサン」、p. 258.)

『銀行家たちのロマン主義』 柏木治『銀行家たちのロマン主義 一九世紀フランスの文芸とホモ・エコノミクス』、関西大学出版部、2019年

河盛好蔵、大島利治、市川慎一、円子千代、島利雄『フランス文学史ノート』、駿河台出版社、1976年
『フランス恋愛小説論』 工藤庸子『フランス恋愛小説論』、岩波新書、1998年

『英仏文学戦記』 斎藤兆史・野崎歓『英仏文学戦記 もっと愉しむための名作案内』、東京大学出版会、2010年

白井浩司『入門フランス文学史』、有信堂、1978年
鈴木力衛『フランス文学史』、明治書院、1971年
太宰施門『フランス文學入門』、晃文社、1947年
辰野隆・本田喜代治『フランス自然主義文學』、小石川書房、1948年(「第八章 モオパッサン」、p. 170-203.)
『フランス恋愛文学をたのしむ』 東浦弘樹『フランス恋愛文学をたのしむ その誕生から現在まで』、世界思想社、2012年

『ヨーロッパ文学の読み方――近代篇』 沼野充義・野崎歓編『ヨーロッパ文学の読み方――近代篇』、放送大学教育振興会、2019年

『フランス小説の扉』 野崎歓『フランス小説の扉』、白水社、2001年
(「もてる男モーパッサン」p. 104-134.)(白水Uブックス、2010年、p. 113-146.)

『五感で味わうフランス文学』 ――『五感で味わうフランス文学』、白水社、2005年

『フランス文学と愛』 ――『フランス文学と愛』、講談社現代新書、2013 年

宮下志郎『読書の首都パリ』、みすず書房、1998年
『曲説フランス文学』 渡辺一夫『曲説フランス文学』、カルチャー出版社、1974年(岩波現代文庫、2000年)






8 (主に19世紀)フランス史



アルフレッド・フィエロ『普及版 パリ歴史事典』、鹿島茂監訳、白水社、2011年
『フランス史』 ギヨーム・ド・ベルティエ・ド・ソヴィニー『フランス史』、鹿島茂監訳、楠瀬正浩訳、講談社選書メチエ、2019年

小田中直樹『19世紀フランス社会政治史』、山川出版社、2013年
剣持久木『よくわかるフランス近現代史』、ミネルヴァ書房、2018年
杉本淑彦・竹中幸史編『教養のフランス近現代史』、ミネルヴァ書房、2015年
谷川稔/渡辺和行編著『近代フランスの歴史 ―国民国家形成の彼方に―』、ミネルヴァ書房、2006年
福井憲彦編『フランス史』、山川出版社、「世界各国史12」、2001年






9 (主に19世紀)フランス社会



ジャン―ポール・アロン『食べるフランス史 19世紀の貴族と庶民の食卓』、佐藤悦子訳、人文書院、1985年
ジャン=ポール・アロン編『路地裏の女性史 一九世紀フランス女性の栄光と悲惨』、片岡幸彦監訳、新評論、1984年
アンドレ・ヴァルノ『パリ風俗史』、北澤真木訳、講談社学術文庫、1999年
ロザリンド・H・ウィリアムズ『夢の消費革命 ―パリ万博と大衆消費の興隆』、吉田典子・田村真理訳、工作舎、1996年
ジュディス・ウェクスラー『人間喜劇 十九世紀パリの観相術とカリカチュア』、高山宏訳、ありな書房、1987年
ピエール・ギラール『フランス人の昼と夜1852~1879 資本主義黄金期の日常生活』、尾崎和郎訳、誠文堂新光社、1984年
アラン・コルバン『においの歴史 嗅覚と社会的想像力』、山田登世子・鹿島茂訳、新評論、1988年(藤原書店、1990年(新版))
――『娼婦』、杉村和子監訳、藤原書店、1991年
――『浜辺の誕生 海と人間の系譜学』、福井和美訳、藤原書店、1992年
――『時間・欲望・恐怖 歴史学と感覚の人類学』、 小倉孝誠・野村正人・小倉和子訳、藤原書店、1993年
――『人喰いの村』、石井洋二郎・石井啓子訳、藤原書店、1997年
――『レジャーの誕生』、渡辺響子訳、藤原書店、2000年
クリストフ・シャルル『「知識人」の誕生 1880―1900』、白鳥義彦訳、藤原書店、2006年
ジークフリート・クラカウアー『天国と地獄 ジャック・オッフェンバックと同時代のパリ』、平井正訳、せりか書房、1978年
ジョルジュ・ブルジャン『パリ・コミューン』、上村正訳、白水社、文庫クセジュ、1961年
ルイ・シュヴァリエ『労働階級と危険な階級』、喜安朗・木下賢一・相良匡俊訳、みすず書房、1993年
――『三面記事の栄光と悲惨 近代フランスの犯罪・文学・ジャーナリズム』、小倉孝誠・岑村傑訳、白水社、2005年
デヴィッド・ハーヴェイ『パリ モダニティの首都』、大城直樹・遠城明雄訳、青土社、2006年
講談社学術文庫『ジャーナリストの生理学』 オノレ・ド・バルザック『ジャーナリズム博物誌』、鹿島茂訳、新評論、1986年(『ジャーナリズム性悪説』、ちくま文庫、1997年、『ジャーナリストの生理学』、講談社学術文庫、2014年)

講談社学術文庫『役人の生理学』 ――『役人の生理学』、鹿島茂訳、新評論、1987年(ちくま文庫、1997年、講談社学術文庫、2013年)

『芸術の規則』 ピエール・ブルデュー『芸術の規則』I・II巻、石井洋二郎約、藤原書店、1995-1996年

ジョルジュ・ビドー・ド・リール『フランス文化誌事典 祭り・暦・気象・ことわざ』、堀田郷弘・野池恵子訳、原書房、1996年

『衣服のアルケオロジー』 フィリップ・ベロー『衣服のアルケオロジー 服装からみた19世紀フランス社会の差異構造』、大矢タカヤス訳、文化出版局、1985年(ちくま学芸文庫、2022年)

ジャック・ル・ゴフ、ピエール・ジャンナン、アルベール・ソブール、クロード・メトラ『フランス文化史』、桐村泰次訳、論創社、2012年


『100年前のパリ I』、マール社、1996年
『100年前のパリ II』、マール社、1996年
『100年前のパリの夜』、マール社、1996年
朝比奈美知子・横山安由美編『フランス文化55のキーワード』、ミネルヴァ書房、2011年
石井洋二郎『パリ―都市の記憶を探る』、ちくま新書、1997年
梅本洋一・大里俊晴・木下長宏編『パリ・フランスを知るための44章』、明石書店、2012年
小倉孝誠『19世紀フランス 夢と創造』、人文書院、1995年
――『19世紀フランス 光と闇の空間』、人文書院、1996年
――『19世紀フランス 愛・恐怖・群衆』、人文書院、1997年
――『〈女らしさ〉はどう作られたのか』、法蔵館、1999年(『〈女らしさ〉の文化史 性・モード・風俗』、中公文庫、2006年)
――『近代フランスの事件簿 犯罪・文学・社会』、淡交社、2000年
――『近代フランスの誘惑 物語 表象 オリエント』、慶応義塾大学出版会、2006年
――『パリとセーヌ川 橋と水辺の物語』、中公新書、2008年
――『革命と反動の図像学 1848年、メディアと風景』、白水社、2014年
『馬車が買いたい!』 鹿島茂『馬車が買いたい ―19世紀パリ・イマジネール』、白水社、1990年(新版、2009年)

――『新聞王伝説―パリと世界を征服した男ジラルダン』、筑摩書房、1991年(『新聞王ジラルダン』、ちくま文庫、1997年)
――『デパートを発明した夫婦』、講談社現代新書、1991年
『パリ万国博覧会』 ――『絶景、パリ万国博覧会 ―サン・シモンの鉄の夢』、河出書房新社、1992年(小学館文庫、2000年、『パリ万国博覧会 サン=シモンの鉄の夢』、講談社学術文庫、2022年)

――『パリ時間旅行』、筑摩書房、1993年(中公文庫、1999年)
――『明日は舞踏会』、作品社、1997年(中公文庫、2000年)
――『かの悪名高き 十九世紀パリ怪人伝』、筑摩書房、1997年(小学館文庫、2000年)
『職業別 パリ風俗』 ――『職業別 パリ風俗』、白水社、1999年(白水Uブックス、2020年)

――『パリ・世紀末パノラマ館 エッフェル塔からチョコレートまで』、角川春樹事務所、1996年(中公文庫、2000年)
――『フランス歳時記 生活風景12か月』、中公新書、2002年(「モーパッサン」、p. 95-96.)
――『情念戦争』、集英社インターナショナル、2003年(『ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815』、講談社学術文庫、2009年)
――『怪帝ナポレオンIII世 第二帝政全史』、講談社、2004年(講談社文庫、2010年)
――『60戯画 世紀末パリ人物図鑑』、中公文庫、2005年
――『モンマルトル風俗事典』、白水社、2009年
――『パリ、娼婦の館』、角川書店、2010年
――『パリが愛した娼婦』、角川書店、2011年
――『パリ、娼婦の館 メゾン・クローズ』、角川ソフィア文庫、2013年
――『パリ、娼婦の街 シャン=ゼリゼ』、角川ソフィア文庫、2013年
『失われたパリの復元 バルザックの時代の街を歩く』 ――『失われたパリの復元 バルザックの時代の街を歩く』、新潮社、2017年

北山晴一『十九世紀パリの原風景1 おしゃれと権力』、三省堂、1985年(『おしゃれの社会史』、朝日新聞社、朝日選書418、1991年)
――『十九世紀パリの原風景2 美食と革命』、三省堂、1985年(『美食の社会史』、朝日新聞社、朝日選書419、1991年)
『ヨーロッパ文明批判序説 植民地・共和国・オリエンタリズム』 工藤庸子『ヨーロッパ文明批判序説 植民地・共和国・オリエンタリズム』、東京大学出版会、2003年(増補新装版、2017年)

――『宗教 vs 国家 フランス〈政教分離〉と市民の誕生』、講談社現代新書、2007年
『近代ヨーロッパ宗教文化論 姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』 ――『近代ヨーロッパ宗教文化論 姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』、東京大学出版会、2013年

小林道夫・小林康夫・坂部恵・松永澄夫編『フランス哲学・思想事典』、弘文堂、1999年
澤田肇・北山研二・南明日香共編『パリという首都風景の誕生』、上智大学出版、2014年
杉本淑彦『ナポレオン伝説とパリ 記憶史への挑戦』、山川出版社、2002年
谷川稔『十字架と三色旗 もうひとつの近代フランス』、山川出版社、1997年
田村毅、塩川徹也、西本晃二、鈴木雅生編『フランス文化事典』、丸善出版、2012年
『フランス文化読本 フランスを知るための16の窓』 田村毅監修、鈴木雅生・福島勲編『フランス文化読本 フランスを知るための16の窓』、丸善出版、2014年

長井伸二『歴史がつくった偉人たち 近代フランスとパンテオン』、山川出版社、2007年
平野千果子『フランス植民地主義の歴史 奴隷制廃止から植民地帝国の崩壊まで』、人文書院、2002年
福井憲彦『世紀末とベル・エポックの文化』、山川出版社、「世界史リブレット46」、1999年
三浦信孝・西山教行編『現代フランス社会を知るための62章』、明石書店、2010年
宮下志郎『パリ歴史探偵術』、講談社現代新書、2002年
――『本を読むデモクラシー ―"読者大衆"の出現―』、刀水書房、「世界の鏡 情報3」、2008年
山田登世子『メディア都市パリ』、青土社、1991年(ちくま学芸文庫、1995年)
『リゾート世紀末 水の記憶の旅』 ――『リゾート世紀末 水の記憶の旅』、筑摩書房、1998年

『ワインが語るフランスの歴史』 山本博『ワインが語るフランスの歴史』、白水社、2003年(白水Uブックス、2009年)

吉見俊哉『博覧会の政治学 まなざしの近代』、中公新書、1992年(講談社学術文庫、2010年)
渡辺淳『パリの世紀末 スペクタクルへの招待』、中公新書、1984年






Ce site vous présente les informations essentielles (en japonais !)
pour approfondir vos connaissances sur Guy de Maupassant ; biographie, listes des œuvres, bibliographie et liens utiles, etc.

En même temps, nous vous présentons la traduction en japonais des œuvres de Maupassant, théâtre, poèmes, chroniques, et bien sûr, contes et nouvelles !


© Kazuhiko ADACHI